第五十集(完) 康熙帝崩御◎できごと大結局につき割愛
◎かんそう・終わった… おつかれさまでした。
ラストのナレーションでは康熙帝がいかに素晴らしい業績を残したか、
ということが語られていましたが、
このドラマのテーマとしては、結局「孤独」
これだろう。
天子は誤れない。だから謝れない。
それゆえに個人としては決して幸福ではないし、
孤独さはずっと付きまとう。
そういうことなんだな。
・やや釈然としないところもなきにしもあらずだけど、
それについては下でまた書いていくとして、
少なくとも、テーマとしてブレはなかったな。
きちんと一貫していた。それは確かだ。
○お祝いパーティー・「ドキッ! 爺だらけのお祝い大会!」みたいな。
そんなほんわか素敵空間(笑)
・東亭もすっかり爺に…
この朝服は、確か前回、親王の位を授かってたからなんだよね。
・皇上のお気に入りの孫、弘暦。
後の乾隆帝ですね。
・なんかすっかり角が取れて丸くなった索&明爺コンビにほんわか。

この人たちも、道を間違えていなければ、ねえ…
まあ今、それなりに幸せそうだから良いんだけど(^^;
人間、余計なものをあれこれ抱えてないほうが、心安らかに過ごせるのかもね。
おそるおそる杯をかかげて、で、皇上に受けて飲み干してもらえて、うれしそうな様子が泣ける。
そうなんだよ、この人たち、皇上への忠誠心は、曇りがなかったんだよな。
・しかし改めて、今さらな突っ込みをしますが、
おい、オープニングの映像、最終話から持って来てたんかい!(^^;
・子供・孫ぜんぶあわせて133人って…
皇上、あんたって人は…(^^;
・しかし、後でのネタ明かしを見ると
ここは素直に皇上の演説に視聴者をノセたかったんだろうけど、
どうもリアルタイムで観てる間は容妃関係のことが心に引っかかって
素直に乗りづらかったな…(^^;
・でもたぶんここで描かれているのは、「成功者としての皇上」と
その影にある、その過程で切ってきた、省みることを止めた「一人の人間としての幸福、生き方」なのかも。
そういう光と影なんだろう。
○容妃・なんか「あなたの天下はこの便所桶より汚い」とか、
前回一瞬愛想をつかしたようなことを言っておきながら、
結局、「ずっと皇上を待っています」みたいに戻ってたわけですが…
まあそりゃ毎日毎日便器だけ洗う日々を続けてれば
人間性も吹っ飛ぶわな。
・そして冗談みたいな死に方だ。
ほんとにドラマ「康熙王朝」はオシッコに始まり
オシッコに終わるとは…(爆)
・死んでからこんなことしても
何にもならないのに、と、涙腺が緩んでしまった埋葬場面。
・結局皇上は、最後まで自分の弱さに向き合うことはしなかったわけか…
と思っていたら、さらにどんでん返し的に
「太子を廃さないといけなかったから」こうせざるを得なかった、という
ネタバラシがされたわけですが…
・うーむ、まあそりゃそうなんだろうけど、
なんつーか、それにしちゃ度を越してますよね(^^;
プロットとしては間違ってないんだろうし、
そのために皇上がまた誰からも理解してもらえず
自分を孤独にせざるを得なかったということで、
筋も通ってはいるんですが。
・描写的に「やりすぎ」だとこちらに感じさせてしまったのが、
まずかったかなぁ。
ここまで徹底してやらなくても、
別にどこかで相手に告白してたり、あるいは赦免したり、とかしてれば
ここまでは行ってなかっただろうし…
まあ上にも書いたように、
「皇上が一度言った事は取り消せない」という大原則がすでに提示されている以上、
こういう風になっても、仕方はないというのはわかるんだけどね…
・あといちおう、これは「老祖宗の思惑をも上回った皇上」ということで、
これまでずっと、常に皇上の上に君臨していた老祖宗
それを追い抜いた、ということでもあるんだよな。
皇上の成長としても、正当なものなんだろうし、
実際それでさらに自分の不幸度が進むという点でも
正しく延長線上にはあるのだ。
○旅の終わり・枕を並べて寝る皇上と東亭。
もう終わりが近いんだなぁと否が応にも実感され、感慨深くなる。
皇上の東亭への最後の悪態の台詞が泣かせるな。
・終盤の鬱展開の中でオアシスだった李公公、
この期に及んでも、ちっとも老けないね(笑)
さすが宦官(?)。
・朝礼の号令、小魏子T_T
うん、やっぱり東亭がこれまでやってたのって、
ちゃんと意図された上での演出だったんだ。
・ああ、後継者発表だから、
いちおう継承権はなくても大阿哥と二阿哥も呼ばれてるのね。
それにしちゃこの二人も老けてないが(^^;
・そして遺書は皇上自身に読まれることなく、
次の世代のドロドロへ…
でもそれはまた別の話だ。
今はともかく、おつかれさまでした(-入-)
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・いろいろ粗っぽい作りもときどき目に付いたりもしたけど、
それ以上にたっぷりの魅力が溢れていました。
50集という長尺ながら、退屈することなく存分に楽しめた。
というわけで、次、一休みしてから最後のまとめに行きましょう。