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賭侠
☆☆★
1990年 
原題:賭侠/God of Gamblers 2


「ゴッド・ギャンブラー(賭神)」の続編。
前作が終わって"賭神"コウに弟子入りし、"賭侠"と呼ばれるようになったトウ、
そして賭神に憧れて弟子入りを希望する、自称・"賭聖"の超能力者シン。
そんな二人が、賭神を狙う陰謀にはめられようとしていた…

--------------

ええと、
まずは軽く概略なのですが、
以前にも感想を書いた一作目の周潤發主演「賭神」がヒットしまして、
その柳の下のドジョウというやつを狙って
周星馳主演のパロディ映画「賭聖外伝」なる作品が作られたんですが、
ところがコレが本家よりもヒットしてしまったそうで、
そうなっては黙っておれん、ということで、
パロディ産のキャラクター・賭聖を本家に無理矢理取り入れてしまった…というのが、
この作品なのだそうです。

…なんというか、いろいろないきさつが、いかにも香港だなオイ(^^;
という感じですが(^^;

で、内容のほうなのですが、
なんというか、前作とは180度、雰囲気が別というか。
前作は、曲がりなりにもシリアスものでしたが、
今作は、コメディの比重があからさまに増しています。
それも、「いつもの」下世話な香港コメディのノリです。
まあ、そもそも「超能力」とか出てきちゃう時点で、一作目の世界観を逸脱しちゃってるわけですが…

そんなわけで、私Manboとしては、かなり失望、がっかりな出来でした。
美味しい天ざるを食わせてくれるそば屋を見つけて、
で、その店が姉妹店を出したということで行ってみたら
出てきたのは背脂コッテリの豚骨ラーメンだった、みたいな。

でも、たぶん、そんなことに真面目に失望したり、腹を立てたりすること自体、
お門違いみたいなものなのです。
「だって香港映画だもの」
この一言で済ませるのが、正しい大人のあり方なんでしょうね(笑)
そもそも冒頭に書いたようないきさつで映画を一本撮ってしまうわけなのですから、
当然推して知るべしというか、
こういう外堀の事情を含めての「香港映画」として、生暖かい目で楽しめるようにならんと
いけないのかも知れないね。


というわけで、とりあえずネタバレ抜きで総括としては
・シンチーもの、コテコテの香港コメディのノリが好きなら楽しめるでしょう
・一作目が好きだった場合は、正直、コレは観なくても全然OKな内容でした
そんな感じ。
邦題で「ゴッド・ギャンブラー3」となっている91年製作の三作目は、
アンディ・ラウが抜けて、シンチーの一枚看板となり、
この二作目に輪をかけてハチャメチャになっているみたいですので、
もう、シリーズものの続きとしては、ぜんぜん観なくても良さそうな気分ですね(笑)
(頭を切り替えて、シンチーもののノリで最初から楽しむ分には、問題はないだろうけど。)
私は一作目と周潤發が好きだったので、
大人しく次に観るのは94年製作の賭神続集(邦題「ゴッド・ギャンブラー 完結編」)にしておきます(笑)


以下、いちおうネタバレ込みで↓



・大人気ないとは言ったものの、イヤなものはイヤなので、吐き出しておこう(^^;
確かに一作目でコウは「超能力?!」みたいなカードのすりかえをやってましたが、
しかし本当にソレ、超能力にしたらだめだろ(^^;
一応現実とギリギリ地続きの世界だからこそ楽しかったのに、
ほんもののSFにしちゃったらダメだ。

・序盤~中盤のシンチーとン・マンタのコテコテなクドいやりとりとか、
本当にまんまそっち系のノリなんだよな。
まあでも、「賭聖外伝」という作品がまずありきでこの映画、と考えると、
別にそこまで拒絶反応が出るようなものでもないのかも知れないけど。

・要するに、この映画を観るに当たってのスタート地点が
私の場合は「賭神」だったんですが、
本来、想定されていたのは「賭聖外伝」のほうだったということなのかな。

・「賭神」の続き(同じ世界観)というのを期待していたので
「いつもの」ドカバキアクションみたいなのもぜんぜん要らないと感じてしまったし。

・「なるほど!」と唸ったところといえば
相手の透視破りのために直角カードをやったところくらいかなぁ。
ドカバキ肉弾アクションとか、香港ノワールっぽい銃撃戦とか、くだらんコテコテギャグとか、
そんなものよりも、こういう知能戦ちっくな駆け引きをもっと見たいんだがなぁ。

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