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2009.02.16 三国志
見龍卸甲
☆☆☆
2008年 香港
原題:三国之見龍卸甲


三国時代。
蜀を建国する劉備の旗下に名高い常山の趙子龍(趙雲)、
そして彼と同郷の男・羅平安。
二人の男がたどる人生を描いた古装戦争ドラマ。
----------------

全国公開されているものの、劇場はかなり限られているため
大阪まで行って関西幇会の皆さんと一緒に観てきました。
まさか日本で公開されるとは思わなかったので
以前中文版DVDを買ってたんですが、
リージョンの問題があってPCでは観れず
(リーフリのDVDプレイヤーは別に持ってるんですが)
面倒なため、結局観てませんでした(^^;
なので、まっさらな状態からの鑑賞であります。
余談ですが、この記事を書く際に確認のため、DVDを再生しようとしたら
途中でブロックノイズが大量に発生。
全体の半分くらいがまともに観れる状態ではありませんでした(涙)
肝心のエンドクレジットに至ってはチャプターで再生すら出来ないという始末…


さて、
カテゴリとしてはいちおう「三国志もの」ということになるのかも知れませんし、
邦題のつけかたからしてそういう扱いなんですが…
これは三国志ものというより、三国志を下敷き(元ネタ、題材)とした
オリジナルの古装もの、という趣きでした。
なので、「三国志の映像化」というのは、だいぶ不適切な表現なのではないかと思われます。
そういうものを期待してはいけません。

なまじ三国志の知識があると「え? 違うじゃん?」
というところで突っかかると思いますが
(なにしろ最初からして趙雲は劉備軍に志願して入った民兵の一人という設定ですし)、
逆にほとんど三国志を知らん人、
もしくは知っていても途中で頭の切り替えに成功した場合、
これはこれで、いわゆる大作系古装ものとしてそこそこまとまっており、
それなりの楽しみ方ができるのではないかと思われます。
(あくまで「それなり」ではありますが。)
前評判としてはあまり良くはなかったのですが、
ふたを開けてみれば、予想以上でもなければ、以下でもなかったというところでしょうか。
少なくとも「赤壁」と比べてどちらが「好き」かと聞かれれば、
こっちのほうを挙げてしまうかも(^^;
(あくまで、どっちも選ばないという選択肢がなければ、ですがw)


てなわけで以下ネタバレ込みで箇条書き↓



・あいかわらずさもはんの巨体は見るからに不健康で、心配になる。

レコチャイの記事を読んだんですが、これ、韓国資本作品らしいですね。
(そういえばそんな話が出ていたような。)
制作費2750万ドル(約28億円)って…@@
せっかくこれだけのお金を使うなら、もうちょっと良いものが出来たんじゃないかな…
とかいう気持ちが、鑑賞中に何度も湧き起こってきたのですが、
まあそれは言っても仕方がないことですね(^^;

・ショウブラやらなにやらの往年の香港映画のかなり強力なキャストを使っているようで、
なんかこう、無駄に豪華キャストというか、
せっかくの豪華キャストが顔見せに近い形だけで終わっちゃってるのはもったいないとか、
あるいは逆に、もう少し自分にそっち系の造詣があれば
「見てるだけで楽しいお祭り状態」を味わえたのかなーという、
つまり「もったいないことをした」という反省の気持ちもあります。

・とはいえ、
豪華キャストをたくさん出したのは良いけど、
逆にそれに振り回されることなく、
趙雲(と羅平安)の物語のみにフォーカスして、
それをきっちりと時間の中に収めて描ききったということ
この点はむしろ評価できるポイントなんだろう。
その辺、大作系映画にしては、ポイントがちゃんと絞れており
「おはなし」が描けていた。
(これが「三国志」をベースにしているということで入り込むのに若干の手間を要したが、
それがなければもっとずっとすっきり受け入れられたと思う。)

・でもやっぱり曹操の孫娘というキャラは謎だったよなー(^^;
女である必要はあるのか?という(^^;
画面を華やかにするためってことなんでしょうか。

・劉備役の岳華って、「大酔侠」で酔猫(酔侠)をやってたんだな…
ぜんぜんわからなかった。

劉松仁(ダミアン・ラウ)も一瞬で出番が終わったのに泣けた。
顔はそこそこ出てたものの、台詞すらなかったし(^^;

劉松仁は曹操役で(うう、わからんかった)、
一瞬で出番が終わったアレはまさかの計春華でした@@
つーか改めて見ると、何気にあの二人って目付きが似てるような…

・韓徳役の于榮光、どこかで見たことある気がしたと思ったら…
これ「武士(MUSA)」の、元(モンゴル)の将軍役のあの人か!
このキャラクターも、なんか突然クローズアップされて
「義父」とか「娘」とか小芝居をはじめたときには
頭の中が「?」マークで埋め尽くされました。

・丁海峰@張苞も一瞬で出番終わったしな…

・ついでに「どこかで見た記憶が」つながりで、
常山で趙雲といい感じになってた影絵のおにゃのこ、
アレ姜宏波って人なんですが、出てたのは「鬼子来了(鬼が来た!)」でした。
ターサンの妻役。そりゃ顔覚えてるわけだよ…

・あとドラマ版「七剣下天山」の納蘭将軍の副官の人も出てました。
http://ent.163.com/special/00032KCA/ThreeKingdoms.html
このサイトトップでなぜかエラそーにサモハンの隣に並んでる人です(笑)

・「功夫之王(ドラゴン・キングダム)」でもそうだったけど、
なんか「物語本筋とは直接関係ないところでガチバトルを入れる」ってのは
お約束的なものなんだろうか?みたいな。
そんなことを思った長坂の戦い出撃前シーン。


・鑑賞後の感想大会でも突っ込まれてましたが、
終盤、あの状況では羅平安が内通してようが、してまいが、
状況は変わらなかったんじゃないかという(^^;
まあこれはアレですね、
ひとつには情報をリークすることで、鳳鳴山まで追い込まれるような劣勢になったということ
(だとしたら、この辺は描写不足でしたが)、
あるいはもうひとつの可能性として、
「羅平安が何かしたところで、大勢には結局何も影響はなかった」ということ
これをあえて強調するために、意図してそういう風に描かれていたのかな?という風に
思えないこともないですが…(テーマからすると、それも不自然ではない。)
まあでも、一騎打ちの場面で曹嬰と思わせぶりにアイコンタクトしてた様子なんか見ると、
たぶん前者の解釈が正解なのかなって感じもしないではないです。
ちょっとこの辺はまとまりのない印象ですね。

・さすがに馬で火薬でボカーンと爆発したときには笑いました(^^;
これは三国志でも三国時代のお話でもなく、
あくまで三国志の故事を元ネタにしたオリジナル(仮想)の古装作品なのです。
ということを改めて自分に言い聞かせて納得させましたが。

・上のレコチャイの記事でウケたんですが、ソウルで行われたワールドプレミアで
>現地の記者から、「韓国の監督と俳優で、一緒に仕事をしたい人は?」と聞かれたアンディは、
>「監督や出演シーンの量はまったく気にしない。
>どんな端役でも、自分がやりたいと思ったらぜひ参加したい。
>優秀な作品なら、自分が資金を調達してもかまわない」と、映画への想いを熱く語っていた。

なるほどな~、と思いました(^^;
やっぱあんま気にしてないんだな~、と(^^;

 
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