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2008.12.09 カンフー少女
野蛮秘笈
☆☆☆☆
2006年 香港
原題:野蛮秘笈 / My Kung Fu Sweetheart


現代。香港で暮らす少女・上官霊鳳は、十四歳の誕生日を前にして
自分の両親が武林の九大門派の直系である武術の達人であることを知った。
その後、彼女は自らも崋山で修行に励み、やがて時は流れ…
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柴咲コウ主演の駄作(らしい)映画「少林少女」ではありません。
粗悪な類似品に注意。
というか、おはなしのメインの部分は少女じゃなくて大人なんだから
このタイトルはいろいろ偽りがありまくるような気も…
あとどうでもいいが、
DVDパッケージの「超ドS級 究極のミラクルパワー炸裂!!」ってコピーなんだが、
目に入ったとき、超「ドS」って意味なのかと一瞬思いました。
実際はAの上の、すごい「S級」ってことね。
まぎらわしいキャッチコピーつけやがって!(なぜかキレる)


てなわけで、はるばる九州から江湖を回覧板のごとく回ってきたこの映画、
このたびお借りして観させていただました(洪八公兄貴に感謝(-入-))。
王晶監督、張柏芝(セシリア・チャン)主演の
現代武侠ホームアクションコメディ(どんなジャンルだ?)です。

で、感想ですが…
面白かった!
さすがは王晶、というか、やっぱりこういうのを作らせるとウマイですね~。
テーマを詰め込まず、舞台を広げすぎず、
それでいてスケールも無理なく風呂敷を広げて、
人物描写、コメディ、そして見せ場の盛り上げ、アクションと、
「頭を空っぽにして楽しめる」エンターテインメントというもののなんたるかを
正しく心得ているなーと感心しました。

…すいません、上の七行は以前書いた別の感想からコピペしました(爆)
しかし、実際その通りなのだから仕方がない!
面白いんですよ。
まず「武侠小説世界」の生き残りをそのまま現代に持ってくるという設定からして
すでに反則っぽい可笑しさがありますし
(これって日本で言うなら、忍者ものを現代でやるような感じか)、
そのまま調子に乗って次から次へと畳み込まれる
武侠小説のパロディの嵐がたまりません。笑い転げました。
(逆に、そっち系の元ネタが全くわからん人だと
六割くらい笑いの質が減少しそうな感じではありますが…)
だいたい主人公の相手役の男の名前が「古龍」で、その友人が「金擁」で、
主人公に「小説家みたいな名前ね」とかいう台詞を言わせてる時点で
スデにかたぎの人間が観る映画じゃないことがわかりますね(笑)

コンパクトながらお話もまとまっていて好印象です。
作品そのものと接触しているのは短時間ながらも
こうして作品世界に愛着が持てるというのは、
やはり役者と演出がいいからというのもあるだろうな。

主人公の上官霊鳳を演じる張柏芝はあいかわらず美人さんです。
なんだかんだで、顔で言うなら私は知ってる中では
この人が一番美人さんだと思うかも知れない。
で、パパさん役は元華です。
つーか、私は「尋秦記」が初出だったのですが、
今考えると逆にこの人がドラマに出てたというほうが
「あら、なんであなたがこんなところに」という感じだったのかもという気が。

というわけで、楽しい映画でした。
武侠好きなら間違いなく楽しめるのではないかと思います。
しかし、観てる最中つくづく思ったんだが、
王晶ってほんと、映画はうまいんだよな~(^^;
こんなに映画はうまいのに、なんでドラマになるとああなっちゃうんだろう…(^^;


以下まとまりのないネタバレ感想↓



・とりあえず神雕兄にクソワロタ。
この映画はいろんな意味で、このお方のいじられっぷりが美味しすぎるな。
あのボードの左下の警察のマスコットぽいキャラクターはなんなんだ(^^;

・九陰真経ネタも、あまりにくだらなさすぎるオチも含めて笑わせていただきました。
なんかこの映画、ある意味射雕三部作の正統な続編なのかもという気が…(爆)

・短い時間に話をまとめるということもあって、
キャラクターにブレがないというか、割り当てられる役割がクッキリしているのも
「わかりやすく」楽しめて良かった。
甲斐性はないんだけど娘に甘いパパとか、
それに対して昔は熱かったんだけど娘が成人する頃にはすっかり現実主義になってるママさんとかも
いろいろ生臭いリアルさがあるし(^^;
二人の間で「子はかすがい」をやってる張柏芝もまっすぐ良い子で良かったです。
最後のほうは扱いが小さかったけど、ライバルの女とかも小技が利いてて楽しい。

・ホクロヒゲネタはやっぱ香港ものではお約束なのか(笑)

・途中で古龍が重傷を負って記憶を失うところなんだが、
あれって原因になったのは仲間に押し潰されたからだよな…(^^;
というのも確信犯的な突っ込みどころか。

・その仲間を押しつぶしたあの丸い人といえば、中の人は王晶本人だったのね(^^;
あっちの監督はこういうの多いなー。


・ドタバタやって、すっきり終わって、はー、楽しかった、と。
やっぱ上にも書いたけど、王晶の映画は手堅くてハズレがないな。
そればっかり観てると食傷気味になるかも知れないけど、
たまに観てスカッとするにはもってこいだ。

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