◎できごと・薛平商団とジャミ商団は運河の運航権をめぐって争うことになった。
先に税穀船を長安に届けたほうが勝利し、以後、運航権を手にすることになる。
・黄河と揚子江を結ぶ運河は、山東の藩鎮・李師道によって通行止めにされていた。
チョ・ジャンギルから情報を入手したジャミ夫人は陸路を行くことを決めるが、
一方で薛平からこの仕事を任されたクンボクもこの情報を掴み、
三点帆の船により、逆風を上って海路で黄河へ回り込む策に出た。
◎かんそう・難題出現→解決、というパターンが
差し当たってのお話が進むフォーマットになりそうな感じだ。
・水面下で牽制し合いながらも基本的には協力関係にあるジャミ夫人とイ・ドヒョン
風向き次第でどっちにもつく、かなりキケンな駒のチョ大人
そして追われる立場であるがゆえに次々とピンチが舞い込む薛大人、
てな具合に、このパワーゲームは観ていてかなりヒヤヒヤだ。
しかしそれゆえに、それらを打破するクンボクの姿にカタルシスが生まれ、
そして大筋の中にちりばめられた人物模様がまた楽しいわけである。
・そういえば前回の最後の部分を、今回の頭で改めて観て気付いたんだが、
クンボクの台詞、
「お互いの主人の道は違えど、会ってさえいなければ友達でいられた」ってのは、
この前までの「ヨンムンは敵対勢力の刺客ではあるけど、
清海を襲った海賊の一味であることは知らない」状態のことを言ってたんだな。
◎人物まとめ----------
薛平商団の人たち----------
・弓福(クンボク)…
後の張保皐
ここへ来てようやく船大工をやっていたという設定が生かされることになった。
言われる仕事をただやるだけのヨンと違って、
きちんとそれらから学んで自分なりに頭を使うところはさすが主人公だ。
(というか、まあ、ヨンが対比としてそういう風に描かれてるんだろうけど(笑))
そういえばヨットって風に向かって進むんだよな。
まさかのウルトラCに観ているこっちもビックリであった。
しかし、それはそれとして、夫人を前に得意げにふふーんな顔してネタバラシしちゃってたが、
あれは良かったんでしょうか?(^^;
勝利するにしても出来る限り相手に与える情報は少ないほうが
ベターだと思うんだが…(^^;
まあ、この辺はドラマ的なおやくそくみたいなものだから
気にしない方が良いかも知れないね。
・ヨン…
クンボクの弟分つーか、ヨンはいちおうクンボクと一緒に造船所で育ったはずなのに
ヨットとか、何も学んでないんだな(笑)
まあその辺の頭の悪さというか、文字通りに目先のことしか考えられない頭は
いろんな意味でコイツらしいと言えるが…(笑)
(同時に、それ故に師匠やら、倉庫番のオッサンやらに
かわいがられているようなところがあるというのも事実だ。)
そしてナオン護衛兵への態度は
まるっきり好きな女子にからもうとする小学生のノリだね(^^;
・薛平(ソル・ピョン)…
行頭
今回もピンチのソル大人
なりふり構わぬジャミ夫人の暴れっぷりには
さすがに呆気にとられたりもするのだけど、
それでもどっしりと構えた余裕は流石だ。
クンボクへの全幅の信頼というのは、お約束的ではあるのだけど、
しかしこれまでクンボクを叱責する場面なんかもあるし、
そしてクンボクが細々と才覚を発揮する場面を積み重ねてきたからこそ
説得力も出てくるし、カタルシスとして素直に受け止められるということもあるね。
サボってる部下は容赦なくテメーコノヤローと怒鳴りつけ、
デキる奴はきちんと認めて話を聞く、この徹底した公正さが
この人の魅力であることは言うまでもないだろう。
・チェリョン…
薛平の娘まさかのお荷物キャラの立ち位置への転落…
船酔いで死ぬこた別にないと思うんだが、残念ながらそうもいかんようだ。
たぶん今回の件でクンボクが完全勝利しちゃうと
ヨンムンが立場的にヤバくなりそうだし、
アガシのために停泊してた分とヨンムンが強行軍を進めた分を足して
結果的に差し引き0になり、
勝負は引き分け…みたいなオチになりそうだな。
・ユ行首…
行首このおじさんは、いつも「大人、大変です!」って
ヤバイ知らせを持って慌てて入ってくる役ですね(^^;
・チャン・ソンピル…
大官----------
チョ商団の人たち-----------
・チョ・ジャンギル…
行頭このハゲチャビン、すっかりイ・ドヒョン側にすり寄ったなw
まあそんな調子の良いところも、また美味しいんだが。
それにしても相変わらずイ大人からの嫌われっぷりにはワロタ。
「まるで詐欺師だ」って、イ大人、アンタが言うかw
・チェ・ムチャン…
クンボクとヨンの師匠持つべきものは師匠というか。相変わらず頼りになるお方だ。
しかしありがたいことはありたがいけど、
こんな情報リークしちゃって大丈夫なんだろうか?
前々回だったか、ヨンムン、師匠がクンボクたちと話してるのを
目撃してた気もするしな…
(まあ、あの時ヨンムンが見てたのはクンボクだけかも知れないし、
そもそも師匠がチョ大人のところにいるのをヨンムンは現時点では知らないんだが。)
----------
ジャミ商団の人たち----------
・スンジョン…
クンボクの幼なじみヨンムンを運んだだけで死にかけてるのに爆笑。
さすがボンボンだ。
・マッポン…
スンジョンの父クンボクとチョンアガシが互いに別々のサイドに属している今の状況で
心情的に困ったことになっているのはこの人たちなわけなんだが、
スンジョンが自分のことでいっぱいいっぱいなのに対して
やり方は乱暴だけど、アガシへの気配りもできているというのは
まがりなりにも大人ゆえだな。
・タボク…
スンジョンの嫁候補?・ジャミ夫人…
行頭夫人は相変わらず悪巧みばかり。本当に悪い夫人ですね(褒め言葉)。
しかし得意になったところでクンボクに目の前で勝利宣言され、
キーッ、クヤシイ!と、微妙にお顔が崩れているのであった。
しかし、武珍州にはとうぶん帰れなくなって、
いよいよ夫人も退路がない感じになってるな。
・ヌンチャン…
校尉・チョンファ…
ジャミ夫人の腹心とりあえずクンボクと目を合わせても
ロマンチックな音楽が鳴り出さなくなっただけ、一歩前進(前進?)。
そういえば、ヨンムンって、チョンアガシの父上の仇でもあったんだな。
(あくまで「直接的に手をくだした」ってだけではあるが…)
・キム・チャンギョム…
チョンファの兄、倉部令----------
イ・ドヒョン商団----------
・イ・ドヒョン…
行頭このオッサンは、ジャミ夫人の前で狸の皮かぶってる時よりも
一人で邪悪なことを企んでる時の方が好きだな(笑)
・ヨンムン…
イ・ドヒョンの養子ヨンムンは、今のところ、ほぼ完璧に
アンチヒーローとしての立ち位置を確立していると思える。
クンボクは言いたいこと言って去って行って、
それは確かに正論ではあるのだけど、
ヨンムンにもヨンムンの言い分があるのだ。
邪悪なこともやるし、人殺しも平気でやるんだけど、
根はマジメなんだよね、コイツは。
だからアガシに対する負い目というのもきっちり自分の中で抱えて、
たぶんそれがある限りは、差し当たっては一線を越えることはないんじゃないだろうか。
・チャン行首…
行首・パンスル…
ヨンムンの部下なんかヨンムンの付き人状態(^^;
イ・ドヒョン商団って、基本的には悪い人たちの集まりのはずなんだが、
その割にはいろいろと人の善い面がある人も少なくないんだよね(笑)
・チュンダル…
クンボク&ヨンの昔なじみなんだ、結局チュンダル普通に解放されたのか。
コイツを許したヨンムンの心境というのは、
ある種、自分の運命について、コイツを責めたところでどうしようもないということで、
ヨンムン自身が一皮剥けた証でもあるのかも。
プライド0の徹底したへつらいっぷりは uzee の一言なんだけど(笑)