◎できごと・クンボクとヨンは唐の奴隷市場に送られたんだけど
チュンダルの私怨によって罪人の働く国境の城郭建築場へと送られた。
・途中、色々とルート分岐ポイントが発生したものの、
どうやら運命はまだフラグをONにしなかったようで
結局二人とも成すすべはなかったのだった。
◎かんそう・今回は、前回の怒涛の展開を受けての
その余韻と次へのつなぎといったところか。
しかし主人公、どん底だな〜(^^;
まあ、これもこの先への下積みだと考えると
不思議と気分的にはそこまで沈まないのが救いだが。
・そして、相方のヨンが結構感情むき出しなところがあるので、
その対比としてクンボクが妙に達観して見えるというのも助かる。
一人だと、こうはいかないよね。
特に今のように苦境の中にある時には
「二人」であることがだいぶ大きいなーと実感されるのであった。
・薛平の旦那の娘さんなんて新キャラも出てきて、
市場で一度はスルーされておきながら、二度目の再会があったので
(第一集も入れるとこれで旦那との縁は三度だな)
これは助かったか?と思いきや、やっぱりダメでした!
…と落とされるのがまたたまらん。このギリギリ感。
こういうふうに観ているこちらを翻弄してくれるというのは
なかなか楽しいものだ。
・これまでずっとメインストリームに絡むことを許されなかった主人公クンボクだが、
今回の件では、それが初めて大勢に影響を及ぼしたといえる。
クンボクの存在があったからジャミ夫人の私兵はイ・ドヒョンの配下と合流できず、
そのままイ・ドヒョンの配下は官軍秘密部隊の攻撃を受けて大打撃を受けたってことね。
そういう点では、クンボクの存在がいくらか大きくなったということが実感され
ひとつの契機であったと思えます。
んが、実際に、それで結果(物語の進む道)が変わったのかというと、
残念ながらそこまでのものではなく、
今回の件でジャミ夫人とイ・ドヒョンが対立するかと思えば
結果的には丸く収まってしまった。
これもまた今のクンボクによる本筋(メインストリーム)への干渉の
限界を表しているとも言えるし、そしてそれはひとえに
ヨンムンの力によるカウンターを受けてる部分が大きいというのも、また面白いね。
現状、主人公クンボクが大勢に絡むことをまだ許されてはいないながらも、
ちゃんとクンボク(とその対になる存在としてのヨンムン)の物語になっているということだ。
◎人物まとめ----------
無所属-----------
・弓福(クンボク)…
後の張保皐
クンボクってなんか上にも書いた通り達観してるようなところがあって、
ポケーとしてるように見えて、で、実際は結構ヌケてるんだよね(笑)
本人必死なんだろうけど、馬車の中に隠れて
ソローリと外をのぞき見る場面では笑ってしまった。
その一方で、恨みは絶対忘れないということで
ギラギラした目で相手をにらみつけるのも印象的だ。
これまでジャミ夫人軍団に入って、割と状況に流されるままだったのだけど、
きっちりと自分の行動目的は父の無念を晴らすためであるということ、
そして今の自分の状態は海賊のそれと同じである(から捨てる)ということ
この意志を示したというのは大きいと思える。
・ヨン…
クンボクの弟分キレやすい男・ヨン
「なんでおれたち、いつもこうなんだ」の愚痴には
ほんとにな〜(^^;、と思わずため息をついてしまうね。
まあいろいろ捕まってさんざんボコボコにされても
とりあえず不具にされないだけ、良かったと思いましょう…
(指を切られたり、腕を切られたり、手足の腱を切られたりとか、
もっとヒサンな目に会っていた可能性は十分にあったのだ。
まあそれやっちまうと話として不都合が出てくるからってのもあるだろうけど^^;)
しかしやはりこれまた上に書いた通り、コイツの存在はことのほか、大きいかも知れないね。
馬車に隠れての逃亡に失敗して、捕まってるヨンのところへ戻ってきたクンボクの、
やっぱオメーを見捨てて一人で逃げるわけにゃーいかねーよな、という苦笑が印象深い。
・チェ・ムチャン…
クンボクの師匠あぶねえ、師匠、なんとか生存フラグが立ったか…@@
今はただ、生きててさえくれればそれで良いのだ、という心境ですね。
自分もボロボロなのにまず一番に弟子たちのことを気遣う師匠には
相変わらず泣きそうになります。
しかし、師匠はやっぱパリッとしてる時よりは
よれよれの服に髪でクタッとしてる時のほうがしっくりくるな…(笑)
あとその弟子たち、この前の「焦って判断を誤るな」の忠告もそうだったが、
今回も「逃亡しても無駄だぞ」の忠告もまた無視して失敗、
結局痛い目を見ているのであった(^^;
しょーもない弟子たちだよまったく…(^^;
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武珍州の官軍----------
・都督…
武珍州の都督前回書いたように罷免されてた方がまだ良かったなぁ。
副官の倉部令、な〜んか臭う顔つきだよな〜と前回から思っていたら、
案の定こうなってしまったという…
このオッサンに関しては、本当に気の毒と言うしかないな。
理想は高かったけど、崩れるのはあっという間ということか。
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ジャミ商団----------
・ジャミ夫人…
行頭
なんかもー、夫人の独壇場だな(笑)
ずっとジャミ夫人のターン!みたいな。
徹底した実務主義でありながら、チョンファに泣き落としされると
なんだかんだで結局言うこと聞いてあげちゃうあたりがまたニクイ。
イ・ドヒョンの配下が官軍秘密部隊の襲撃でヤラレタって話を聞くと
さっくり見捨てようとするわ、
いざ無事だったとわかるとこれまたキャンセルして取引続行しようとするわ、
このお方のしたたかさと柔軟さが実によくわかる流れであった。
・ヌンチャン…
校尉
で、その腹心のこのオッサンがまたおいしいんだわ(^^;
こんな結果になった後でも自分が見込んだクンボクのことは
「敵」としては扱っていない(見なしていない)ところとか、
チョンファへの心配りの仕方とか、
それでいて自分の分を超えた行動はしないところとか。
大人の男、だよな〜、この人は。
・チョンファ…
元・清海県令の娘アガシも頑張ってはいるのだけど、
さすがにまだ夫人とタイマン張るには貫禄負けというところだな。
あの人が死ぬなら私も死にます、くらいは言ってもばちは当たらんと思うんだが。
今回は夫人が甘かったから何とかなったようなもんだぞ。
(まあ、逆にそんな強情さを見せたら夫人の不興を買うかも、って可能性はあるけど。)
しかし、まさか実の兄貴が全部台無しにしたとは
思いもよらんだろうな〜(^^;
・キム・チャンギョム…
チョンファの兄基本的に、嫌いな人物というのは作らないように観ているつもりなんだが
(実際、ほとんどのキャラクターにはちゃんとそういう味付けがされてるし)、
その中でもそろそろコイツは限界に近いかも(^^;
この中途半端な小物っぷり、イヌっぷりが勘に障るんだよな〜。
(チュンダルくらいまで突き抜けると逆に芸風になるんだが。)
特に、物語上でひとつも悪いことをしてない都督を追い落とす場面で
コイツが調子コイていたのは、かなりのポイントダウンであった。
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イ・ドヒョン商団----------
・イ・ドヒョン…
行頭
このオッサンはあいかわらず余裕綽々で一見トボけた様子また楽しい。
チュンダルのことはペットみたいに思ってるんだろうか?(笑)
・ヨンムン…
イ・ドヒョンの養子
ヨンムンやっぱ意外といいやつなんだよ。
クンボクが揚州送りになったことを聞いて珍しく取り乱した感じだったり、
その後馬を走らせてるのも、アレそっちの方へ向かってなんだよな?
今がどん底状態なので、何かと頼りにしたくなってしまうのだった。
海千山千のジャミ夫人や、血の気の多い部下たちを相手にするときの
クンボクとは違った形での達観してる様子も良いね。
・チャン行首…
行首さすがに今回は死にかけただけあって、ご立腹であった(^^;
・チュンダル…
クンボク&ヨンの昔なじみそこでチュンダルかよ!という(^^;
弱り目に祟り目というか、こういう時にはむしろ
一番会いたくないヤツとばかり会ってしまうというのも
また世の常なのですね(^^;
クンボクに父の最期を語られて、それまでの調子コイた態度から一気に激昂するという
その辺もまた、時の経過や積み重ねというやつを感じて
物悲しくさえ感じてしまうな。
しかし「息子を庇って、海賊との内通の罪で拷問されて獄死」って、
あれ? アボジ即刻首はねられたんちゃうん?
とハテナマークが浮かんだのだが、
これ、要はクンボクからの精神攻撃ってことか(笑)
効果はてきめんだったようで…
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薛平商団----------
| ・チェリヨン…薛平の娘 |
 | ものすごい勢いでニアミスしたお嬢様。 どうやら運命はまだ熟していないということか。 あの親父さんの娘ということで、しっかりものであり、 そして買い付けた奴隷たちに対する態度や いきなり馬車の中で不審者を発見しても 不必要に慌てず騒がず対応する様子など 懐の深さがうかがえる。 |
あと市場での「アイツ目付き悪い」発言はあまりにも的確で笑いました。