海神01

海神


「雪山飛狐」は週に二話ずつ、というお約束があり、
最近めっきり放置の「馬鳴風蕭蕭」はいろいろ時間がかかるということで、
手っ取り早く積み消化というお題目の下、コレを観ることにしました。
韓国産の古装ドラマ「海神(へしん)」です。

さすが韓ドラというべきか、人物相関図やら、用語・地名解説やら
DVDはいろいろといたれりつくせりなので、
さくさくと気楽に感想だけ書いていくことにします。
いつも通りのことですが、
各話感想には原則としてその回までの内容についてのネタバレを含みます。

あと一つ初めてのことで驚いたのが、韓国ものって一話きっちり一時間なんですね。
いつものように45分すぎてもなかなかエンディングに入らないので
若干戸惑ったのでした(笑)


第一集 清海 遙かなる唐
◎できごと

・舞台は800年ごろ(唐代)。
安史の乱が終わって、唐王朝は衰退している。
当時の朝鮮半島は南北国時代というやつで、
基本的には統一新羅があのあたりをまるまる治めているという理解で良さそうだ。
こういう時は「楊家将」の時にもリンク張りましたが、
コレ↓
http://www.ugoky.com/chizu/ugoky_chizu.swf
が役に立ちますね。

・で、各地で反乱(つーか中央への反動勢力)が起きて、
この物語の主人公である張保皐(チャン・ポゴ)は
後に軍人としてその平定に向かうことになるらしい…てのが冒頭の話。

・その七年前の時点から話ははじまるわけだ。
(七年にしてはえらい老けたなという気がしないでもないが^^;)

++++++++++++++++++

・主人公・弓福(クンボク)は清海の船倉(造船所)で奴隷として働いているのだけど、
このまま一生を終えるのはまっぴらごめんだと何度も脱走を企てては失敗している。

・いろいろあって、清海はいま海賊に狙われていてピンチ。

・クンボクは目を付けられた県令の息子をやっつけるために
それと知らぬまま海賊の仲間の剣士に情報をリークし、代価として剣を習っている。

・造船所で働くクンボクのトーチャンは
とんだ貧乏くじを引かされて海賊の船を修理することになってしまっている。


------------------

◎かんそう

・とりあえず第一話ということで掴みではあったのだけど、
やっぱ古装は良いな、ということ
そしていつもの中国ものとは違った色合いが新鮮ということ
この二つが相まって、なんだかんだで一時間結構きっちり楽しめてしまったのであった。
先はまだだいぶ長いが、とりあえず楽しみだ。

・この辺、やっぱ役者がいいな、という部分が占めるのは結構大きいかも。
いかにも朴訥な感じのクンボクのトーチャンとか、
大物っぽいどっしりとした態度に先への期待が高まる薛平のオッサンとか、
いろいろ慌しい様子が楽しいスンジョンのパパの県吏とか、
海賊のボスのオッサンも切れ味鋭そうで良い。
最初の一手目の段階で、こうして色んな立場のキャラクターの魅力に
かっちりと引き付けられると、まさに掴みはOK、というやつだ。

・いまのところ舞台となっている清海(チョンヘ)というのは朝鮮半島の左下の先っぽあたり。
で、そこから海をそのまま西に渡って揚州へ行くか、
それともそっちは避けて、沿岸の半島沿いに北→西→南で揚州へ行くか、
というのが、薛平が最初に話してた内容というわけだ。
やっぱDVDの地図を見ながらだとわかりやすいな。


------------------

◎人物まとめ

・弓福(クンボク)後の張保皐
主人公。クソ度胸だけはあるようだが、
結構考え無しに行動するようだ。
途中で弓の腕はスゴイことが判明した。
つーかむしろクンボクというのは弓の腕前からつけられた名前らしい。
その腕前が初めて披露された場面では
「射雕英雄か?」と思わず口走ってしまったことは言うまでもない。
というか、やっぱこういうのは英雄としてのお約束ってことか。


・ヨンクンボクの弟分

アニキ命な男。
そのアニキは結構考えなしに突っ走るのでハラハラしている。



・スンジョン県吏の息子、クンボクの弟分

なぜかクンボクに懐いている。
とりあえず突っ走る男クンボクに比べると
なんだかんだで生活能力はこっちのほうが高そうだな(笑)



・クンボクの父クンボクの父
昔、海賊だか何かに村が略奪されて
クンボクを連れて逃げたらしい。
その後、今の清海の船倉で働いている。
真面目で朴訥そうなトーチャンなので、
若気の至りで突っ走る息子に結構ハラハラしているようだ。
なまじ真面目なので船大工としても腕が立つらしく、
そのおかげで海賊船の修理という厄介ごとに巻き込まれてしまった。


・スンジョンの父県吏
ランク的には県令>県吏ね。
(って、考えてみたら吏って普通に役人ってことだった。)
なんだかんだで子煩悩だったり
ばくち打ちな上にちんぴらの脅しなんか歯牙にもかけなかったりと
今回は一番おもろいオッサンであった。



・チュンダル導掌の息子
導掌(とじゃん)てのは造船所の監督のことだ。
ちっぽけな権力をかさにきて色々やりたい放題の
とてもわかりやすいイヤな奴という感じ。
去り土産にクンボクに殺されかけたので、
まあ送り返されたクンボク相手に多少大人気ないのも
仕方がないのでは、と思えるところはあった(笑)



・導掌導掌
で、そのおとっつぁん。
基本的に悪い人でもない、大人な人なんだが
クンボクのトーチャンに仕事を押し付けたやり口なんかを見ると
決して人の善いってだけの人ではないってことだな。



・薛平(ソル・ピョン)商人
クンボクが密航しようとした船の所有者。
悪人ではないのだけど善人でもないというか、商売人というか、
ありていにいうと大人(おとな)な人のようだ。
こういうキャラクターがいると安心する。
クンボクと同じく造船所で奴隷をやっていたこともあるらしく、
そういう酸いも甘いも噛み分けた叩き上げのプロという感じだな。



・県令の息子県令の息子
クンボクに鷹を殺されたので
腹いせにおもちゃにすることにしたらしい。
なんかてっきりクンボクの弓の凄腕とクソ度胸を普通に認めて、
剣術も仕込んでやるぞ、一人前の男になって仕えろ、
みたいなことなのかと思ったら
あれはどうやら普通に腹いせということだったらしい(笑)
でも雨の中でまでわざわざやるこたないのに、と思った。


・県令の息子の妹県令の息子の妹

兄貴にボッコボコにされたクンボクを介抱した。
普通にキレイな人です。
クンボク、恋の予感?



・海賊?海賊の人
切れ味の鋭そうなオッサン。
観てるこっちはクンボクのトーチャンとか県令とかみたいに
清海の人にも結構すでに肩入れしたくなっているのだけど、
このオッサンもオッサンで格好良いので、
どちらにも肩入れしたくなってしまうという今の状況は
割と楽しいです。
(この黄薬師ヘアに弱いってのもあるのだろうか??)



・海賊の剣士海賊の剣士
情報収集のために陸に残ったところ
剣術を学びたいクンボクにストーキングされ
まんまと地元民ならではの詳細な地理情報をゲットした。
そういや映画「デュエリスト」の剣士もこんな蓬髪だったな。
剣客というとそういうイメージなのか。


あと剣訣作ってるのには笑った。

普通にこういうものなのか、それともそっち系の影響があるのか?

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コメント
初めてコメントします
初めまして。うりきちと申します。
いつも楽しみに拝見しています。
「海神」をご覧になり始めたということではコメントせずにいられません。
昨年このドラマを見てすごく好きでした。
なにが好きかというとおじさん達です!
もちろん張保皐をはじめ主人公達も好きですが、
韓国ドラマの魅力はおじさん達と勝手に私は思っています。
まだまだいい味のおじさま達が出てきますので、お楽しみに。
さて、第一話。
まず冒頭の騎馬戦から、過去の彼らが物語られるという構成にわくわくします。
清海鎮での彼は姓のない弓福で身分は奴隷。
その彼がどのようにして砂漠(唐の西域?)で戦うことになるのか?
彼がどう生き、どう戦って、どんな想いを抱いていったか。
どうぞ全51話最後まで楽しまれますよう。
by: うりきち * 2008/11/08 06:31 * URL [ 編集] | page top↑
>うりきちさん
いらっしゃいませ&コメントありがとうございます!
「海神」は結構前から観たいと思っていたのですが、なかなか手をつけておらず
今回、同時鑑賞している「雪山飛狐」の進みが遅いので、逆に着手することにしたという
そんないきさつであります(^^;
観る前の期待値はワリと高かったんですが、
今のところはそれを裏切らずに期待通りという感じの面白さですね。
やっぱりうりきちさんもおっしゃるとおり、おじさんたちが良いです(笑)
おじさんたちが良いと、それだけでドラマの評価も高くなってしまいますね。
いきなり成長した姿から始まるという構成も、軽く意表を突かれました。
(この辺、エンターテインメントとしてよく考えてるなーという感じですね。)
まだまだ先は長いですが、ぼちぼち観ていこうと思います〜。
by: Manbo * 2008/11/08 08:12 * URL [ 編集] | page top↑

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→《放置中》海神
→《放置中》馬鳴風蕭蕭 (中文版)

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