雪山飛狐08

やっぱり慌しくなった。
というわけで続きであります。


第八集 怨念の商家堡・2
◎できごと

・いろいろあって商家堡は炎上
馬行空、商夫人、商宝震が死亡した。

・胡斐は鉄花会のNo3・趙半山と義兄弟の契りを結び、
平阿四と別れて鉄花会のもとへ行くことになった。

・馬春花は八卦門掌門の王剣英とその弟・剣傑を従えた福公子なる男に見初められ
身寄りをなくしたのでもらわれていった。


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◎かんそう

・苗人鳳の退場により
小胡斐が主人公となって物語が回り始めたため、
がぜん武侠ものとして面白くなってきた。好!

・それがちゃんと面白いということは、
小胡斐がちゃんと主人公の役割をやってくれているということに他ならない。
そこに乗っかるかたちでこうして次々と畳み掛けるように登場人物が投入されて
舞台の上が一気ににぎやかになっていくという金庸ドラマ定番の状態なわけだから、
まあ、なんというか、いろいろ突っ込みどころがないわけではないんだが、
とりあえずは「楽しい」と感じられるわけである。

・序盤でこういう流れになるパターンというと
「碧血剣」の温家堡のあたりとちょっと感触としては似てるね。

+++++++++++++++++

・というわけで、軽めに突っ込んでおこう。

・ワリと直前まで雪降ってたはずなのに跡形もなく
そして川も普通に流れている商宝震vs徐錚の決闘場面でした。
ついでに斐儿よ、アンタそんな極寒の川に飛び込んだら普通は死ぬぞ。

・福公子と馬春花、初めて出会った二人の間がキラキラした時には
また新たなLOVEが生まれちゃったよと苦笑してしまうのでした。
(おかしいな、なんで苦笑するんだろう?(笑))


・屋敷の外で燃やせ燃やせ言ってたババアが
なぜか胡斐の脱出を察知して屋敷内の八卦部屋に戻っていたってのも
かなり強引な流れでした(笑)
錯乱して皆殺しモードに入ったかと思ってたワリには
結構冷静だったんですね(笑)

・そして最後のオチには口があんぐり…
なんかほとんど物語上の邪魔者って感じで片付けられた馬行空さんがかわいそうです。
これはねえよなぁ…

・「徐錚もいなくなっちゃったので」とかいって福公子についていった春花ですが
徐錚はどこへ行っちゃったの??

・しかし、小胡斐、
これだけ怨念やら仇討ちやらのドロドロしたものを間近で見てきてるんだから
それを少しでも自分の身のこやしにして欲しいと思いたいんだが、
なんかそういうパターン(人の振り見て我が振り直す的な)って
あんまり金庸ものでは期待できないっぽいんで
期待しない方が良さそうだな。


----------------

◎人物まとめ

・胡斐(こ・ひ)飛天狐狸・胡一刀の遺児

盗み聞きすればそれを逆手にとってアクションを起こし
味方のピンチには颯爽と割って入り
間違ったことにはきちんとNOと言える
それでいてお子様らしい無邪気さも備えている
ということでほぼ今のところは文句なしの主人公っぷりであります。
ま、刀譜を読んで修行したってだけの割には
ちょっと強すぎるんじゃないかという疑問もありますが(^^;
その辺は目を瞑っておきましょう。
もともと血筋的に、素質が高かったってこともあるか。
今回は趙半山の乱環術法やら、非常事態ってことで八卦門の秘伝やらを伝授され
今後、ますますのパワーうpが保証されたようであります。

しかし「柱を壊せ」って言われたはずなのに
サクっと商宝震をSATSUGAIしちゃったのには驚いた。
この辺、特におとがめもないようだし…
つーかアンタ人殺したの初めてでは?@@
あんまり葛藤とか狼狽がないってのは、時代性もあるんですかねえ。


・平阿四(へい・あし)胡斐の保護者
ついに保護者の責務を放棄した(笑)
左腕はどう見ても普通に生えてるんだが、まあ、その辺は…(笑)
せめてお腹の中に入れておけばいいのにね(笑)


・馬行空(ば・こうくう)飛馬鏢局の総鏢頭
やはりこの人の退場のさせ方はどうも納得がいかんな〜。
あのタイミングだったら、ババアは得物持ってないんだし
いくらでも周りで取り押さえられたと思うんだが…
しかもこの人の場合、そもそもの原因自体が完全に巻き込まれた被害者だし。
「話の都合により」退場させられたというのが色濃く感じられてしまい
何ともイヤな気分になるのであった。


・馬春花(ば・しゅんか)馬行空の娘
いや、それにしても、実際この女、かなりケバイと思う。
髪型もそうだし、アイシャドウの効果が大きいのかな。
とりあえず、あの大雑把な親父さんの娘には見えません(笑)
なんか見た目、遊び人の姉ちゃんっぽいです。
商宝震にアバズレ言われてたってことは、
設定上もそうなんだろうか?
だいたい親父死んだ後で速攻男になびく女ってのは
確かにある意味正直なんだろうけど、ぜんぜん信用できんぞ(^^;


・徐錚(じょ・そう)馬行空の弟子
春花に惚れてたらしいんだが、
当の春花にはぜんぜんその気がなく、
偽装結婚で「嫁がせるぞ!」って親父さんが言った時の
春花の「えっ?!」というがびーんな顔が忘れられません(笑)
マジメだけがとりえの男っぽいので、
まあそれも仕方のないことなんだろうけど。
そしてこの物語の登場人物における
平均的な頭脳レベルの範疇というやつを
まったく外れていないようで、いきなり特攻して計画をぶち壊しにし
みんなをピンチに陥れるというアホっぷりを披露してくれました(笑)
なんか最後は春花にどこかにいなくなったことにされちゃったんだけど、
あれ? この人、途中で殺されたりしちゃってた場面ってあったっけ??



→八卦門の人たち
・商夫人(しょう ふじん)八卦門、商剣鳴の妻
なんか「大旗英雄伝」でもいたよな、こういう因業ババア…(笑)
おかげでコイツのようなおばさんヘアー=悪というイメージが
すっかり定着してしまった。
一番不快な顔は暗器使う時の顔だな。
ま、悪役としては好き勝手やって派手に打ち上げ花火やって散ったってことで
合格点ではあるんだろうけど。
(しかしそれでも武功レベルは中途半端なクセに図々しい奴って
どうも好感度がいまひとつ上がらないな…)


・商宝震(しょう・ほうしん)八卦門、商剣鳴の息子
息子もやっぱ外道でした(笑)
しかもマザコンのくせに、家の外に出ると途端にえらそうなこの態度。
はあ、かえるの子はかえるってことでしょうかね。


・王剣英(おう・けんえい)八卦門掌門
掌門なのに二人がかりでも趙半山に敵わなかった。
…まあ、それだけ趙半山が強いってことなんだろうけど(^^;
閉じ込められたからといって子供に襲い掛かろうとしたりするあたり
決して善人ではないというか、どちらかというとカテゴリ的には悪人なんだろうけど、
とりあえずその場を乗り切るために相手に協力するという
その程度の頭は持っているようだ。


・王剣傑(おう・けんけつ)八卦門、王剣英の弟
ナンバー2が商剣鳴で、ナンバー3がこの弟だったらしい。


・福公子(ふく こうし)
王兄弟を従えるナゾの公子。
何やら「知らない方が身のため」な素性らしい。
鉄花会の趙半山とは顔をあわせたくなさそうだったので、
その筋では顔が知れているということか。
なんか春花とインスタント・フォーリンラブして
お持ち帰りしてしまった。



→鉄花会の人たち
・趙半山(ちょう・はんざん)
「姓は趙と申す」って名乗っただけで
相手が「なにー、きさまは!」となるのは、カッコいいな。
糸売りしてた時はただのサエないオッサンっぽかったのに
小胡斐のピンチに助っ人に現われたときには
別人のようにパリッとして格好良かったです。
最後の平阿四との別れの場面では
なぜか一緒に連れてた女の子(娘?)が消えていた。
そして胡斐とは親子ほどの年の差があるのに義兄弟の契りとか言い出してしまうこの人は
なんというか、まあ、ざっくばらんってことか(笑)

 
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コメント

いや、胡斐はいいですね。平阿四と離れることで不安要素もなくなったし(^^; これからが楽しみになってきました。

>この人の退場のさせ方はどうも納得がいかん
なんか、完全に巻き添え。この人自身、何一つ落ち度はなく、商剣鳴を怪我させたのだって、襲われたから身を守っただけだし。まるっきり筋違いの逆恨みなのに……。
こういう人が死んじゃうのは後味が悪いし、しかも殺される必然性がほとんど無いというのがなんとも。
by: うちゃ * 2008/09/27 20:42 * URL [ 編集] | page top↑
>うちゃさん
>平阿四と離れることで不安要素もなくなったし
ほんとは保護者なんだから、その逆のハズなんですけどね〜(^^;

>殺される必然性がほとんど無い
コレ話の都合上において春花を後腐れなく福公子とくっつけたいってだけなんですよね。
「身寄りがなくなったから仕方なく公子にくっついていくことにした」じゃなくて、
「公子にくっついていかせたいから身寄りをなくした」みたいな。
なんかあまりにもその意図がミエミエで、納得行かない感が強いです…。
何か以前に悪巧みに加担して、とかならわかるんですけど、
そういうのが全然ない上でのことですからね…
by: Manbo * 2008/09/27 23:42 * URL [ 編集] | page top↑

このドラマ中の鉄花会の面々では、趙半山が一番好きです(^^)太極拳カッコ良かった!…今後もう出番はないのが悲しいですが。

馬春花、福公子にくっついて行っちゃいましたね〜。
このくだりは原作と全然違うのですが、原作の方が、馬春花の”裏切り者感”が強くて嫌でした(^^;よりドロドロしてたというか、まぁManboさんを更にイラッとさせる感じの女性だったと思いますよ。…という改編の為、徐錚の出番もこれで終わりです!
by: 阿吉 * 2008/09/28 18:36 * URL [ 編集] | page top↑
>阿吉さん
>趙半山
で、出番もうないんですか…@@

>徐錚の出番もこれで終わりです
やっぱ消えたことになっちゃったんですね(^^;
なんとなく原作の春花嫁入りの流れも想像がつきそうな気がしますが…

実際にはどうなるかはわかりませんが、
とりあえず今のところは胡斐を取り巻く不安材料は消えたってことで希望を持っておきます。
by: Manbo * 2008/09/28 22:19 * URL [ 編集] | page top↑
もう原作の事書いてもよかですか?
ネタばれになっちゃうんですが、原作のネタだから良いですよね(^^;(ダメだったら、以下は読まないで下さ〜い)





原作の馬春花は、やはり父親を殺され、徐錚と結婚して子供をもうけるのですが、飛馬鏢局の総鏢頭を継いだ徐錚は、福公子の陰謀で良い仕事がとれず生活に苦労しています。
で、大人になった胡斐が再会した時、徐錚は福公子に雇われた商宝震を含む江湖者達に嬲られており、以前から福公子の事が忘れられなかった馬春花は、夫の徐錚も、自分を好いてくれてた商宝震にも興味はありません。徐錚と商宝震は結局相討ちで死んでしまうのですが、馬春花はアッサリ子連れで福公子の元へ行ってしまいます。実は、その子供は福公子の子供で、徐錚もそれを知っていながら馬春花と結婚してたのでした。
夫である徐錚を助けてやろうとしたのに、馬春花が喜ばなかったので、その辺の事情や感情が胡斐には理解できず、大人って…と首を傾げるという展開です。
原作からして男女のドロドロが描かれている、といえば描かれているんですよねぇ…。
by: 阿吉 * 2008/09/29 19:47 * URL [ 編集] | page top↑
>阿吉さん
うわ〜…
すいません、なんか「想像がつきそうな気が」と書きましたが、
そのさらにナナメ下でした(^^;
まあ流れとしてはこっちのほうが自然ですけど、
また延々とコレをやられても困るので、ドラマの改編はありがたかったかも知れませんね(^^;
by: Manbo * 2008/09/29 20:38 * URL [ 編集] | page top↑

今回は胡斐の武打シーンに大いに盛り上がってました。
やっぱ武侠ドラマはこうでなくちゃ!ですよね〜。
動けるお子様はいつ見ても気持ちがいい〜!(拍手)

原作でもこの場面が好きだったんですよ〜灼熱オーブン部屋。小説では食事してる広間じゃなくて確か練武場でした。ホント読んでて手に汗握る脱出劇だったんですが、ドラマの方では…あれ?もう出れたの?と、ちょっと残念…(^^;)

馬春花、ケバかったですね〜。どこのネエちゃんや?と突っ込んでしまいました。私的には、もう少し田舎娘っぽいイメージだったんですが、なんだかスケートの安藤美姫に見えてしょうがないです(笑)
by: ふたば * 2008/09/29 23:31 * URL [ 編集] | page top↑
>ふたばさん
>動けるお子様
そうそう、この子、早回しもいくらか使ってはいるんですけど
かなりよく動いてましたよね。
それだけで好感度が上がります。

>オーブン部屋
これは、たぶん文字で読んでる分にはそんなに違和感なさそうですね(^^;
実写化したけど想像力の壁を突破できなかったというか、
ちょとそんな感じが漂っておりました。

>馬春花
安藤美姫…すいません、わかりません@@
似てるといえば、最近、昼の1:00前にやってるNHKのドラマ小説の主人公が
李冰冰によく似てるな〜とごはん食べながらニヤニヤしてました。
アレです、マナカナの茉奈のほう。
by: Manbo * 2008/09/30 21:40 * URL [ 編集] | page top↑

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武侠ドラマ「雪山飛狐」(5〜8話)感想
ああ、ええと、5、6話は打って変わってかったるかったです・・・・・ なんでしょうか?武侠ドラマとしては許せないレベルのグ Wilderlandwandar【2008/09/30 01:24】
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