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「第十章 呂氏春秋(第27集~第29集)」の片尾曲です。
この辺まで来るとさすがにエピソード的にもポピュラーであり、
内容もおおかたわかっていることが多く、
ネタバレ絵も割と気にせずエンディングを見れるのは良いことですね。


<詩経 小雅・采薇より>


采薇采薇,薇亦剛止 (cai wei cai wei, wei yi gang zhi)
薇(≒エンドウ)を摘み、薇を摘み、薇もすっかり剛々となった。

曰歸曰歸,歳亦陽止 (ri gui ri gui, sui yi yang zhi)
帰ろうと言い、帰ろうと言い、そのうちにまた年が暮れようとしている。


王事靡盬,不遑啓處 (wang shi mi gu, bu huang qi chu)
王事(王室に関わる事柄)は堅実でなければならず、
務めを続けるに当たっては暇はない。

憂心孔疚,我行不來 (you xin kong jiu, wo xing bu lai)
憂いに心は甚だ病むが、私は帰ることもなく行くのだ。


憂心烈烈,載飢載渇 (you xin lielie, zai ji zai he)
憂いの心は烈しく、飢え、渇いている。

我戍未定,靡使歸聘 (wo shu wei ding, mi shi gui pin)
(しかし)我が務めは未だ終わらず、帰ることはできない。


憂心烈烈,載飢載渇 (you xin lielie, zai ji zai he)
憂いの心は烈しく、飢え、渇いている。

我戍未定,靡使歸聘 (wo shu wei ding, mi shi gui pin)
(しかし)我が務めは未だ終わらず、人を帰して家の安否を問わせることもできない。


昔我往矣,楊柳依依 (xi wo wang yi, yang liu yiyi)
昔、私が行く時には柳がふさふさと風になびいていた。

今我來思,雨雪霏霏 (jin wo lai si, yu xue feifei)
今、私が帰る時には雪が激しく降り続いている。

行道遲遲,載渇載飢 (xing dao chichi, zai he zai ji)
道を行く足は遅々としており、渇き、餓えている。

我心傷悲,莫知我哀! (wo xin shang bei, mo zhi wo ai)
我が心は傷み悲しむ。その嘆きを誰も知る者はいない。


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この歌は、ドラマ本編の内容に実にマッチしていて
やっぱり結構好きな曲のひとつです。
特に冒頭の一本調子で歌われる「采薇采薇,薇亦剛止」が、
歌詞の内容である、ひたすら労苦を続けるようすをよく表しているなーと感じられます。

元の詩は、要するに、国境警備や役人、そういった仕える人が
心に望郷の念や憂いを抱きながらも、ひたすら仕える様子を詠ったもののようです。
割とそのまんまですね。
特に最後の、自分を捨てて身を粉にして忠義を尽くし、働いた挙句に、
心のうちのその嘆き悲しみは誰にもわからない、というあたりに
今章の侘しさ、はかなさがよく伝わってきます。





(歌詞を作るに当たり、こちら↓の各サイトを参考にさせていただきました。)
http://www.ccvs.kh.edu.tw/teacher/pon/pon1/sg.html
http://mokusai.web.infoseek.co.jp/shushigakukihonsho/shikyou/shikyou_1_kokuhuu_main.html
http://www.n-naga.jp/shikyo/shikyo.htm




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