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2008.08.12 馬鳴風蕭蕭03

イカス!!


第三集 七里橋の決闘
 

◎できごと

1、神算子と弟子の小僧・小豆子は夜中にコッソリ黒水仙を盗もうとしたが、
寇英杰にバレて小豆子が捕まった。

寇英杰に説教されてすっかり反省した小豆子は再会を約束して寇英杰と別れ、
師父の神算子を見限ってしまった。
寇英杰と小豆子の話を盗み聞いていた神算子は
とりあえず小豆子に捨てられたものの、一人で十人兄弟のところへ行き、
お布施をもらって寇英杰が紅石谷へ向かう途中で待ち伏せするよう指示した。


2、鉄海棠は二十年前の決着をつけるべく、
同門の師兄・郭白雲との決闘を翌日に控えていた。
鉄海棠は自分より年長の郭白雲の体力の衰えを見越して勝利を期していたが、
負けた場合は別の手段で人を使い、郭白雲を始末するつもりでいた。


3、出発当日の朝に寇英杰との約束があった鉄小薇は
意を決してまだ暗いうちに寝所を抜け出し、逢引きに出かけた。
朝になり、出発の支度の際に娘の姿がないことを知った鉄海棠は怒り
出発時刻までに戻らない場合は規則に則り、死罪を言い渡す。
一方、寇英杰は途中で十人兄弟の妨害によって足止めを食らうが
神算子と何だかんだでまた一緒に行動する小豆子の助けにより、これを突破。

待ち合わせ時間には遅れたものの、鉄小薇と落ち合うことができ、
そしてそこからすぐに戻った鉄小薇は何とか出発時刻には間に合ったのだった。


4、鉄小薇が七里橋へと向かうことを聞いた寇英杰は
翌日、そこで会う約束をするのだが、
老駱駝(=郭白雲)も七里橋へ行くと言っていたことを思い出し、七里橋へ向かった。
砂丘で向かい合った郭白雲と鉄海棠。
二十年前の遺恨を捨て去らない鉄海棠に対し郭白雲はその執心を笑い飛ばす。
そして戦いが始まった。
 

 
風を切り裂き、大地を割る二人の戦いは
成紅梅の魚龍百変功を身に着けた郭白雲の勝利に終わった。

戦いが終わって去ろうとする郭白雲の背に鉄海棠は暗器を放つのだが、
一部始終を見ていた寇英杰の警告のために暗器は外れ、郭白雲は去った。
深い内傷を負った鉄海棠が妻・沈傲霜に介抱される傍らで、
何者かが地面に落ちた暗器を拾い上げてその場を立ち去った。


5、宿へ戻った寇英杰は宿の客が今日の勝負について噂をしているのを聞いた。
鉄海棠が敗北した後、彼の配下の鷹千里なる者が郭白雲を始末するため追っているという。
そこへ同じ宿に滞在していた宇内十二令の手下たちが現われ、
余計な噂を広めるなと警告し話していた客三人を殺してしまった。


6、その頃、宿で沈傲霜に介抱される鉄海棠のところに
鷹千里が報告に戻っていた。
どうやら鷹千里は郭白雲の足取りを見失ったという。

戦いの中で郭白雲に命中させた乾元問心掌、
さらに寇英杰の乱入に紛れて浴びせた神風掌によって
郭白雲の命は二刻と持たないと踏んでいた鉄海棠だったが、
沈傲霜は魚龍百変功によって高められた内功によって
致命傷を負ってはいなかったのではと推測する。

宿で不穏な話を聞いた寇英杰は鉄海棠の休む寝所に忍び込み、
窓の外でこれを盗み聞いていたのだが、
突然、背後から刃がつきつけられ…


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◎人物まとめ

・寇英杰(こう・えいけつ)主人公、黄花草原の馬飼い
今のところまだ実力的には問題外のレベルなので
直接的に巻き込まれてはいない。
実力はないんだが性格は一本気なので
「暗器を使うなんて卑怯だぞ!」と鉄海棠をdisってしまった。
結果的にこれで郭白雲がヤバイことにならなければ良いのだが…?


・黒水仙(こくすいせん)故・成紅梅大侠の愛馬
沈傲霜&鉄海棠の会話によると、
成紅梅の魚龍百変功を完全に身に着けるには
黒水仙が必要らしい??


・鉄小薇(てつ・しょうび)風雷堡・鉄海堂の娘
内心はすっかりラブラブな英杰に会うために
結構な綱渡りをして周りをヒヤヒヤさせた。
一人で寝ながら
「なんで約束破ったんだよ! もうお前のことなんか信じないからな!」とか
英杰の台詞を勝手に想像して
あわてて出かけることを決めたりするところはかわいいものである。
親父は結構卑劣で汚い奴なんだが、
その辺のことはまだ子供なのでわかってはいないようだ。


・鉄孟能(てつ・もうのう)風雷堡・鉄海堂の息子
小薇をかばおうとして親父にビンタされた。
ま、悪い奴じゃなさそうなんだが…
「万が一のことがあったら、沈傲霜が総令主の座を継ぐ!」なんて
自分をスルーされたりもしてるし、踏んだり蹴ったりだ。



・鉄海棠(てつ・かいどう)風雷堡・宇内十二令総令主

男の面子とやらのために二十年前に敗れた屈辱を雪ぐべく郭白雲に決闘を挑んだ。
でも結局ぜんぜん歯が立たなかったようだ。
あのじじい、お前には奥義を教えて俺には教えないなんて不公平だ!
と暴言を吐いて、ついに師兄にも怒られた。
暗器、不意打ち、根回しと
かなりダークサイドが目立つ男だ。
規律に厳しいってのは、まあ組織の長だからってことでまだわからんでもないんだが、
ちょっと今回は卑劣な行いが目に余ったのであった。



・沈傲霜(ちん・ごうそう)鉄海棠の妻

ダンナは割とプライドのせいもあって隙があるところが垣間見えるんだが、
それに比べるとこちらの人はかなり冷徹なリアリストという印象がある。
遠くからあの戦いを見てあれだけ分析できていたってことは
本人も当然武功の使い手だろうし。
小薇のことも、表向きは仲良さげにしておきながら
いないところでは「だからあの娘は粗野だってずっと言ってたのよ」
みたいなことをさらりと言っているあたり、だいぶ腹黒のようだ。



・鷹千里(よう・せんり)宇内十二令

はい出ましたよ、と。
とりあえず今回は顔見せ程度か。
鉄海棠の副官的な立ち位置のようだ。
(でも孟能は「九爺」って呼んでたから、上にもっといるのか?)
郭白雲の追跡と、決闘現場に姿を見せた謎の男
(たぶん英杰じゃなくて、暗器を拾った方の奴だろうな)
の正体を突き止めることを命じられた。



・郭白雲(かく・はくうん)白馬門・門主

ようやく名前が明らかになった。
どうやら故・成紅梅の白馬門の跡を継いで門主を務めているようだ。
ついでに西方武林の盟主にもなっていて、活神仙と崇められているらしい。
さらに娘さんもいて、玉観音と崇められているらしい。
「無极音波功」という蕭の音に内力を込める技を使っていた。
師父の遺した秘籍・魚龍百変圖を受け継ぎ、魚龍百変功を修めているらしい。
内功をブーストしているのは魚龍百変功の「紅蟒或金魚」という技らしい。
てなわけで、圧倒的な強さで鉄海棠を破ったのだが、
その後、大丈夫なんだろうか…?



・馬天賜(ば・てんし)郭白雲の友人

郭白雲の古い馴染み。
老爺(だんなさま)呼んでたってことは、
主人と召使いの関係だったのかな?
郭白雲から、彼に万一のことがあったら「卓公子」に会って
自分が探しているある人物を彼の組織に探させるよう言伝を頼んだ。

この人にも息子がいるらしく、郭白雲に武功を教えてもらえないかと頼んだのだけど
「縁があったらな」とさっくりスルーされてしまった。



・成玉霜(せいぎょくそう)
二十年前の郭白雲と鉄海棠の戦いの際に
鉄海棠が敗れて彼女は去ったらしい。
姓からすると、師父・成紅梅の娘さんか?



・?(?)謎の人物

鉄海棠と郭白雲の決闘の場に姿を現し、
鉄海棠が外した暗器を拾って姿を消した。
最初は鉄海棠の手の者だと思ってたんだが、
鉄海棠が探させているのが英杰のことでなければ、
つまり鉄海棠も知らん人物ってことだよな。
そもそも目的もわからんし…
何となく馬天賜っぽい気もするんだけど、ぜんぜん根拠はないのでわからん@@
(ちらりと見えた袖もたぶん馬天賜のソレとは違ったしな…)




・神算子&小豆子(しんさんし / しょうとうし)占い師とその弟子
英杰にとっ捕まったら弟子をさくっと見捨てて逃げるんだけど
やっぱり心配でコッソリ戻ってくる神算子は可笑しい。
その後、すっかり愛想をつかされた小豆子のキゲンをとろうと
銀豆子、金豆子、我的豆子宝貝儿(わしの大事な豆子)、豆子大侠、
とか下手に出まくっとるのに爆笑。
しかも「老不死的(くそじじい)、ついてくんな」とか
スゲエ冷ややかに切り捨てられてるのにも爆笑。
このおっさん、どっちが保護者なんだかわからん(笑)



・?(?)謎の客

宿に居合わせた謎の人。
なにやらわけありのようだが…
十二令の手下の一挙一動を警戒してたような様子からすると
そっちのお仲間というわけではなさそうだが。


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◎かんそう

・第三集にして、たぶん物語中でもトップレベルの実力を持つ高手二人による
決闘が展開された。


剣劇や肉弾アクションも好きだけど、
CGもワイヤーも爆薬も別にきらいではないですよ。
蕭を奏でて音波が敵を襲うなんていうのは
いかにも内功アクションだし、
そういうものを表現するにはCGという手段が一番うってつけなのは事実だし。


こんな風に空中で制止したまま音波兵器を駆使する爺の図なんていう
一歩間違えるとシュールになってしまう絵に普通に燃えられるってのは
やっぱ武侠ものの醍醐味なのではないかと(笑)


・英杰が横から乱入した場面、
「危ない、逃げろ」って英杰が攻撃されそうになったのを防いだのか、

それとも「危ない、逃げろ」と気をそらした隙に
鉄海棠が不意打ちして、
それをかろうじて相殺、
その時の衝撃波で英杰が吹っ飛んだのか?

どうもその後での鉄海棠と沈傲霜の会話を聞いてると
後者っぽい感じだが。
「卑怯な不意打ちをやった」ってことを
子供たちの前で話すのはまずいってことで
一回「横になってお話になったら?」って中断させたんだし。
ふーむ、安否が気遣われるところです@@


・魚龍百変功という
物語の縦軸になりそうなキーアイテムが出てきたり、
白馬門やら武林やらの話もどんどん出てきて、
世界観が徐々に開けていってる感じだ。
素直に先が楽しみである。


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