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雍正大破十八銅人
1978年 香港
原題:雍正大破十八銅人


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清代。
康熙帝が崩御し、その際、遺書が改ざんされて第四皇子が即位して雍正帝となった。
遺書に書かれていた本来の帝位継承者である第十四皇子を投獄し、
さらに先帝の遺書を代筆した重臣を暗殺した雍正帝は若き日のことを思い返す。
かつて彼には強さを極めるべく少林寺で修行をしていた時があったのだ…
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いや~…………

なんといいますか、ひさしぶりに、
九割がたが突っ込みどころの映画を観たといいますか(^^;
この破壊力は、なかなか観た人でないと伝わらないかも知れません。

とにかく、お話の体をなしていません(笑)
なんつーか、まるで、小学生か中学生が
ノートに思いつきで描く漫画を見せられたような気分というか、
クソゲーを延々とプレイしているような
そんなマゾヒスティックな快感を感じるようになってきたりとか、
いや、決してけなしているつもりはないんですが、
とにかくこれは一人で観ると危険な映画です。
その代わり、友達や大人数でツッコミながら観るぶんには
たぶん場が盛り上がること請け合いだと思われます。
正直、これは電波の域に達しています。
私はレベルが低すぎて、ついていけませんでした(笑)

そして最後は、なんだか続編があるような終わり方をするのですが、あるんでしょうか?
何やら邦題「少林寺への道」というシリーズだけで
いろいろあるみたいなんだが、
話的に繋がりがあるかというと、そうでもないみたいだし…
ぜんぜんわかりません(^^;
(どうもこの同じ雍正帝の十八銅人ネタだけで
いくつか映画があるみたいだし…)


+++++++++++++++++


ネタバレも糞もないので、端的に言ってしまいますが、
この映画のメインというのは、要するに雍正帝の少林寺における修行です。

まずすごいのが、その修行の動機という奴なんですが、
盗賊に女が襲われているのを助けた
 ↓
その女に一目惚れした
 ↓
しかし女にはつきあってる相手がいた
 ↓
インネンつけてとりあえずその男(普通に好漢っぽい人)に襲い掛かったら
コテンパンにやられてしまった
 ↓
男は少林寺の出身なので、自分も少林寺の奥義を身に着けて男を倒すことにした
と、こんな具合です。

で、要するにこれはスターウォーズでいうところのEp1~3みたいな、
悪い奴が力を得て最強の座に上り詰めるまでの、
「前フリ」のお話なのかな~と思っていたら、
伏線やら、思わせぶりなキャラクターなどいろいろ
たくさん登場したんですが、
とりあえずこのお話の中においてはぜんぶ投げっぱなしです(笑)
前フリだけやって、時間が来たのでハイ、終わり、と(笑)
上に書いたように、ちゃんとした続編があるわけでもないみたいですし…

そんな感じで、主人公(=いちおう雍正帝)の、
物語の主な部分における目的ってのが
「他人の女を力ずくで奪うため」っていうのが、まずおかしいです(笑)

そもそも、映画の一番冒頭の、「現在」のシーンで、
思い切り悪事(遺書書き換え&証拠隠滅殺人)をしておいて、
その人を主人公にもってくるという感覚がすごいです(笑)


++++++++++++++++


てなわけで、
上映時間の大半は、少林寺(どこの平行世界の少林寺だよ)における
最終試練・十八銅人陣の描写に費やされます。

これがまたヤバイです。

第一陣から十八陣まである関門をそれぞれ突破していくんですが、
その際に戦う相手というのが「銅人」です。


↑こんな感じの殴ると「ゴキーン」と重たい金属音がするコイツらが
何体もいる中を、ある陣は素手で、


ある陣は棒で



ある陣は刀で
戦って倒して行きます。
(…つーか、少林寺で刀とかって、割と普通にアリなんですね…
刃物はないというイメージがあったんですが…)

陣を一つ突破するたびに毎回BGMで「ファンファーレ」が流れるのにも爆笑。
この辺もクソゲー臭がたっぷりでうれしくなってしまいます。

+++++++++++++++++

この銅人陣、中にはデッドリーなものもたくさんありまして、
まず最初の難関


銅人が鐘をついて、



それを背中で受けて耐えるというものなんですが、
内功がちゃんと身についてないと


↑こんな具合に、ブーと血を吐いて死にます。

チナミに試練の途中で死ぬと
「ゲーム・オーバー!」みたいな感じのノリで
「阿弥陀仏(オーミートーフォー)」という試験官の感情のこもらない言葉がいただけます(笑)



他にも寄ってたかって砂袋を打ち付けられたり



壁から物凄い勢いで鉄棒が飛び出してきたり



頭上から天上が落ちてきて、


さらに支えてるところに銅人がやってきてボコボコにされたり、





とりあえず理屈ヌキで
「防御の鍛錬の度合いを見る」とかいう建前で
全力でボッコボコにされたり、

明らかに殺そうとしているようなものも多数ございます。

+++++++++++


たま~に、「試験監督がコインを投げて、投げられた方角を答える」みたいな
お、割とマイルドじゃない?って感じの陣もあるんですが、

うっかり間違えると…




問答無用のオシオキが待っています。


しかも何度も失敗してフラフラになってるのに、
そこまでやらんでもええやん!というところまで容赦なく

最期(笑)までオシオキされます。
(注:いちおう試練を課してる側も少林寺の僧侶です(笑))


++++++++++++++++++++++++++


なんつーか、
面白いか、つまらないかというと、
端的に表現するなら「別の意味で面白い」と言えます。
かなりの破壊力でした。
最初にも書きましたが、夜中に一人で観てると
確実に頭がおかしくなってきます。
これに比べたら、「片腕カンフー対空とぶギロチン」なんて、
まだおはなしの形を成しているだけ、ぜんぜん上等だったのか、というか(笑)
つーか、これがあの「酔拳」と同じ年代の製作…
それってどうなんでしょう?(^^;
キワモノ好き、クソゲー好き、少林寺好き、功夫もの好きならどうぞ、という感じでありました。

 
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