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2008.07.25 馬鳴風蕭蕭01-1
第一集 黒水仙と寇英杰


そのむかし、武林の一代宗師
絶世大侠・成紅梅が世を去った後、
彼の愛馬であった天下にその名を知られる黒水仙は
百日の間、その墓を守るために墓前にとどまっていた。


やがて黒水仙は、彼の主人が、もう二度とは目覚めはしないことを悟ったのだろう。
その時より、黒水仙の姿は江湖からこつぜんと消え去った。

しかし言い伝えにはそうあるものの、
黒水仙の伝説は途切れることなく、江湖で語られ続けていた…


そして二十年後。

舞台は大草原。

馬飼いの若者、寇英杰(こう・えいけつ)は
放牧中に偶然黒い駿馬の姿を目にして、

あれが音に聞く黒水仙に違いない!と確信した。


いっぽう、砂漠をさまよう一人の少女

彼女もまた黒水仙を探しているようだ。



蕭の音に誘われて、木陰で蕭を吹く老人を見つけ
「老伯伯(おじさま)、黒水仙って名前の馬を見かけなかった?」と
直球を投げたのですが、相手にされませんでした。


しかしイカスな~@@


++++++++++++++++

さて、一目見た黒水仙にすっかり惚れてしまった寇英杰は、
生まれつき馬によく好かれる性質だったので、
まず最初に自分の友達である馬たちを黒水仙と仲良くさせておいて、
それから自分もお友達になってしまおう!という作戦に出た。

そんなこんなで一ヶ月の間、後を付け回して仕込みはOK。

おそるおそる水飲み場の黒水仙に近づき、


「なあ、俺と朋友(ともだち)にならないかい?」
とラブコールを投げかけるのですが、

ところがこの黒水仙、

どうも遠くから聞こえてくる蕭の音に聞きほれているっぽい?

音の主というのはもちろん

ラクダにまたがったこのお方なわけですが…


そんなことはさっぱり知らない英杰は
おもむろに黒水仙の背に飛び乗ったものだから大変、

たちまち背中の上の鬱陶しい奴を振り落とそうと大暴走であります。


 
それを見ながら蕭を奏で続ける老人
黒水仙をなだめようとしているのでしょうか? ハテ?


ともかく

大暴走の末、ついに吹っ飛ばされて落ちた。



ところがソレを先ほどの少女が物陰から見ておりまして…

いまがチャ~ンス、とばかりに空になった黒水仙の背に飛び乗り
さらに横から獲物をかっさらわれてたまるかと英杰も追いすがり


無茶な体勢でタンデムに…

「ちょっとあんた、どこ触ってるのよ!?」


一人でも振り落とされるものに
二人乗ったらどうなるかは明らかなわけで、
爆走した末に二人揃って落下し

ゴロゴロと転がってなにやらラブコメの始まりっぽい体勢となったのですが


もちろん三秒後にはドゲシと蹴られて吹っ飛んだのでした。
(しかしよく吹っ飛ばされる主人公だ…)



その後、あの馬は私のよ 俺のだ 横取りするな バーカバーカといった
微笑ましい口げんかの後に解散。


++++++++++++++

さてその夜、なにやらあからさまに悪者っぽい集団が
寇英杰の馬たちを囲っておりました。



  
この見るからに頭の弱そうな人たち、草原に悪名高い五小龍という五人兄弟で、
名前も順番もまだほとんどわかっていないが、
たぶん席次を見る限りだと
大哥 欧陽天(おうよう・てん)という名らしい
二哥 ロン毛
三哥 眼帯
四哥 赤服
五弟 青くて丸いの
という感じっぽい。

で、彼らの総令主(ボス)が黒水仙を欲しがっているとのことなのですが、
当の黒水仙はぜんぜん気にせず包囲を飛び越えて逃げて行ってしまったので
あわてて追撃に出た。
賢い黒水仙はあっさりと追っ手をやりすごして
悠々と仲間のところに帰ったのでした。


+++++++++++++++++++

一方、英杰はあきらめずに
今度は「馬の腹にはりついて接近」作戦を敢行


警戒されないように近づいて、
すれ違いざまに背中に飛び乗る!というのが内容なのですが、



盛大に吹っ飛んでおりました。
毎度毎度よくやるよね(笑)


が、懲りずにその後、罠作戦を使い
縄で黒水仙を捕えた。


「怒ったかい? でも俺なんか何度もお前に吹っ飛ばされたのに怒ってないぜ?」
黒水仙を口説きにかかる英杰

でも

当の本人(馬)はつーんとしております(笑)


「まあいいさ、今日こそ絶対お前の背に乗ってやるんだ」
とかなんとか言ってたところでとつぜん背後から投げ縄が投じられ、

黒水仙を追っていた五小龍が登場。



歯向かった英杰はナマイキな奴め、ってことで
黒水仙と一緒に縛られて、居留地(つーか砦(堡)かな)へ連れて行かれてしまいました。
それでも「俺たちどうやら離れられない仲みたいだ」とか考えてる
ワリと楽天的な男・寇英杰なのであった。


+++++++++++++


暴れ馬の黒水仙はグルグル巻きにされてしまいましたが、


世話を任されたコイツ(たぶん五弟)は
蹄の手入れをしよとすれば蹴られ、
焼きごてを当てようとすれば鼻面で押し倒されと
文字通りの意味で(笑)踏んだり蹴ったりでボロボロです。

てなわけで、
欧陽天が公子(若)に黒水仙の入手を報告し、
無理矢理馬具を装着して黒水仙ならしがはじまったわけですが…



 

 
まあ予定通りみなさんこうなりました、と(笑)



「この馬、調子に乗りおって…」
てなわけで三日間、食事と水を与えずに餓えさせることになってしまったのでした。


しょぼーん


どうなる黒水仙? どうなる寇英杰?


→後編に続く

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