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2008.06.29 ミラクル7号
長江七號
2008年 香港
原題:長江七號/CJ7


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工事現場で働くティー(チャウ・シンチー)は、
貧しいながらも一人息子のディッキー(シュー・チャオ)を名門校に通わせていた。
息子に新しい靴すら買ってやれない貧乏生活だったが、
彼らはそれなりに楽しい日々を送っていた。
そんなある日、ディッキーは父がゴミ捨て場から拾って来た
緑色の風船のようなオモチャが動くことを発見し……。
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(面倒なのであらすじはYahooから転載@@)


というわけで観てきました。
周星馳(ちゃう・しんちー)製作のSFファンタジーです。
何気に公開二日目というほやほやの映画だったのか。

なかなか楽しかったです。
コテコテの香港ものといったノリのギャグで笑わせつつ、
要所要所を押さえて、じ~んとさせに来るというのは
やはり周星馳、巧いなーという感じでしょうか。
あらすじを見ればわかる通り、基本は「E.T.」のような話なのですが、
改めて見ると香港版E.T.と言い表すこともできるかも。

クリーチャーのデザインが
正直、ちょっとアレな感じ(狙いすぎというか、なんというか)はあるのですが、
そこを通り抜けられれば楽しめるのではないかと思われます。
たぶん、同様の映画を続けて何本も観るとおなかいっぱいになりそうですが、
たまに観る分には一定のハートウォーミング感と満足感が得られて
良いのではないでしょうか。

あと結構最近まで、タイトルから「スパイもの」の映画かと密かに思っていたのはひみつです。


↓以下ネタバレで。
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・上にも書きましたが、長江七号のデザインは、
あんまりにも人間的すぎるというか(^^;
「地球人の考えた宇宙人」っぽすぎというか(^^;
ただ、この辺も含めてなんですが、

・ギャグパートとシリアスパートが入り乱れて、
悪く言えば節操がないというか、けじめがないというか、
ありていに言うと「この場面ではシリアスにしんみりとするべきか?」というところで
唐突に、脈絡なくギャグを入れてきて混乱するというか。
最後も「治されたということもわからないままに7ちゃんは死んでしまったけど、
悲しみに囚われるよりも、そのことを糧に進んでいく」という
少年の成長物語として〆ておけば良かったものを(笑)、
わざわざ「再び(脈絡なく)やってきた宇宙船」や「7ちゃんの大群」を
ぜんぶ描いてしまう節操のなさとか、

・要するに、悪く言えば「節操のなさ」「下世話さ」
良く言えば「サービス精神旺盛」「とりあえずぶち込んでみました」「という混沌具合」

・そのへんが、あまりにも強烈、物量的な大きさのために、
もはやひとつの色、個性と化してしまっている。
そんなところが、この映画(というより香港映画全般?)の魅力である、
と言えるのかも知れない。
コテコテ故の良さというか、色、ごった煮感というか。
「だがそれがいい」ってやつだ。

・「そこまでやるか?!」というくらいに繰り返される
夢オチ場面におけるディッキーの活躍にも、勢いと物量に押し切られて爆笑してしまったし。

++++++++++++++++++

・お話の筋にしても、
「長江七号はものを直す力を持っている」
「でも使いすぎると電池切れになっちゃう」
という辺りまで提示された時点で、
ああ、これはああいう流れになるな、というのが
ほぼ予想できてしまうのはつらい。
で、実際その通りになったし。

・ただその割には冗長感や、マンネリ感が比較的薄かったし、
むしろホロリとさせられてしまったというのは、
なんだかんだでそこまでの間に
「長江七号のデザインについての抵抗を、意識して通過した」こと
(つまり、ある程度の感情移入は可能な段階であったということ)、
それと親子の絆というのが、お約束的なテーマであるがために、
その点にも感情移入が出来ていたということがあったからだろう。
(もちろん周星馳&息子役の演技が、それを可能にしていたというのも大きい。)

++++++++++++++++++

・先生役のきてぃ・ちゃん(ん? キティちゃん??)はかわいかったが、
最初、顔が似ていたので、せしりあ・ちゃんかと思いました。

何やらあとから聞いた話では整形らしいですが@@
あと主演のお子様が実はおにゃのこだったという事実にもオドロキだ@@

・「カンフー」というか、もはやすっかりお約束となった「武侠モノ」のパロ描写は
お約束的に笑ってしまいました。
特に近接間合いで肘を支点にして腕をビシビシ上下に打ち合う動きは
一目で「それっぽい」と認識できて笑えます。
こういうのって記号的なものなのか。

・あと香港ものは相変わらずデブ・ブスネタが好きだなーと。
これもお約束的なところが大きいね。
個人的にはコテコテすぎて、そこまで笑えんのだけど。

・でもウンコネタでは爆笑してしまう私はやっぱり男の子。

 
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