◎できごと・実は全ては日のあたる場所での権力を欲して秦檜と結託した天機老人の計略であり
豪侠のところにいる平常は平常ではなく、平凡のほうだった。
・閻鐵心以外の人たちはみんなその平凡を平常だと信じきっている。
・天機老人に捕まっていた平常は狄三娘改め鳳三娘に助けられて脱出した。
で、自分が本物だと証明するために田浚を保護した。
・李起も実は秦檜の間者だったので、平常に誅殺された。
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◎かんそう・どんでん返しの「仕掛け」のために、
それまでぜんぜんそんな素振りのなかったキャラクターが
「えー…?」というような変心を遂げて敵に回る…というのも
「天下第一」で味わった感覚だ。
・このパターンが必ずしも「悪い」とは言わないです。
実際紅花盗編の湘湘なんかは、唐突さもなかったし、
仕掛けとしては実に見事だと感心した。
・でも、湘湘の場合は、「そうしてもおかしくない」と思わせるだけの
バックグラウンドと素振りというのがそれまできちんと描かれていたし、
その上で、「なんだミスリードだったのか」→「と思ったら実は…!」という
二重のどんでん返しの過程を経ていたからこそ
舌を巻いたのであって、
・今回のように、「とりあえず裏をかく」ということを
目的としているかのよーな
唐突なプロット運びをされると、
なんかこう、裏をかかれてもあんまりうれしくないというか。
「予想を裏切る」けど「期待には応えない」みたいな。
・これは最後の総括エントリに書こうかと思ってたんだけど、
「視聴者の裏をかくことに執心するあまりに
論理性や説得力を放棄したストーリー運びをする」
たぶん王晶という人の作風自体が、そういうことなんだろう。
・どうも、その辺が決定的に私は「合わない」みたいだな。
だから、観る人によっては、このプロット運びの手法も
そんなに違和感はなく受け入れられるものなのかも知れない。
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・と、概略っぽいのはそれくらいにしておいて、
ま、その辺の頭の切り替えが出来れば
別につまらんというわけではないのだ。
(納得がいかないというだけであって、
この際、「納得する」のを諦めてしまえば問題はない(笑))
・突っ込みどころとしては
いくら幼少の頃だからって、
あれだけはっきりと一緒に生活していた弟のことを
平常大哥がずっと「忘れていた」のは無理があるよな〜(^^;
ということと、
武林最強クラス達人として、十分な名声を得ていた天機老人が
いまさら権力欲にとりつかれるというのも無理がありすぎるよな〜(^^;
というか、
これまで(出番そのものはほとんどなかったとはいえ)描かれていた様子とは
あまりにも矛盾が大きすぎて、納得できないよな〜と
(そりゃ確かにいちおう「武林の高手が秦檜についた」って伏線はあったものの)
そして元老の一人、李起が裏切り者だった…ということ自体は、
このシリーズが始まってからの流れを考えれば納得はできるんだが
(閻大哥のところに「裏切り者がいる」って一人で伝えに来た点とか
刺客に襲われて一人だけ死んでなかった点とかね)、
あのー、平常大哥、「売国奴め!」とか言ってサクッと殺しちゃったのは
逆にまずかったんじゃないの?(^^;
とか…
(穴道を封じて行動不能にして、みんなの前で洗いざらい吐かせる…とか
するべきだよね(^^;)
・この辺があるが、
繰り返しになるが、もう「納得する」のを諦めて観ていくしかない(^^;
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・みんながニセ平常のことを信じてしまったというのは、
ここまで描かれてきた絆というのがあるから
逆に仕方のないことだということで説得力はあるし、
だからこそ、そんな中で一人、真実を疑う閻大哥のクオリティの高さも引き立つという
キャラクター力という観点では誰も損をしていないというのは見事だ。
・そして相変わらずスペックの高い平常大哥に加えて、
ここへ来て三娘の再登場というのも、素直に楽しい。
(「やっぱり塞外から戻ってきちゃってたの☆」というのは無理があるとはいえ(笑))
・あと今回、李起と使用人の台詞で
原語で「老爺(だんなさま)」と言っている部分を
日本語字幕では「祖父」と訳すというありえないポカミスをやらかしてたな。
なんか一度目に付き始めると
字幕クオリティの低さにはどんどん呆れていく一方だ。
うーむ…