八大豪侠15

というわけでまた新シリーズがはじまった。
今度はどんな任務が始まるのか、毎回そのたびにわくわくである。


第十五集 最後の刺客
◎できごと

1、ついに結婚することになった東郭仁と小小だったが、
婚礼の当日、小小はついにその本性を表した。
彼女こそ秘伝の薬によって内力を抑えていた苗家三奇だったのだ。
不意を突かれて毒で行動を封じられ
危機に陥る風一陣、扁素問、そして東郭仁だったが、
すんでのところで東郭仁の懐から飛び出したもう一本の「手」が相手を貫いた。

2、こうして三組の刺客は無事片付けられた。
尼寺・無相庵の無相師太の元で療養する風一陣の母は息子の無事を喜ぶが、
いざ実際に対面すると頑なに心を閉ざしてしまう。
そこへ絶情山荘の主・明鏡が姿を現し、風一陣を刺殺してしまった。
息子を失った風一陣の母ははじめて己の過ちを悟り、
過去と訣別して復讐心を捨て去った。
この明鏡は扁素問の変装であり、
全ては風一陣の母を憎しみから解き放つための芝居だったのだ。
こうして親子はようやく和解し、風一陣の母は無相庵に残った。

3、閻府に元老から新たな指令が届いた。
前線に届けられるはずだった二百万両の軍資金が
秦檜の差し金によって着服され、実際には七十万両しか届かなかった。
足りない分の百三十万両を調達することが今回の任務である。

4、まずは実際に軍資金を横領した四人の汚職官僚から
直接取り立てようと考えた閻鐵心だったが、
すでに秦檜は口封じのために四人を処分し、軍資金を回収した後だった。
現実問題として資金がなければ兵は養えず
最悪の場合は反乱が起きる恐れもある。
元老は閻鐵心に手段を問わず資金の調達を命じる。
手立てを思いつかずに悩む閻鐵心に対し、關玉樓が一計を持って現われた…


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◎かんそう

・というわけでさくっと片付いたこの絶情山荘編は、
この前の神火飛鴉編における風一陣の母に関するフォロー
そして出番のなかった東郭仁の掘り下げ
というのが主な趣旨であった。

・ま、なんつーか、案の定の小小の正体とか
(それにしても料理上手=剣の達人ってのが本当に当てはまるとは)、
郭仁は相変わらず中の人のせいもあってギャグがくどいよな〜とか、
お母さんここに来るまでにえらい回り道したな〜とか、
さすがにここで死んだってのはバレバレだよな〜とか
いくらか気になる点はなきにしもあらずだが、
その辺は、勢いで乗り切った感じだな(笑)

・「実は素問姑娘の変装だったんです」でネタバラシした後で
再びこの前と同様に「よくも騙したわね!」でブチキレルという
ループに突入したらある意味笑えたんだが、
さすがにそんな無茶苦茶はなく
まあ王道的な着地点に落ち着いたという感じか。


・そしてはじまった新シリーズ
相変わらずお約束の無駄に手の込んだ指令の出し方に爆笑。

花火とか、常識的に考えて、明らかに逆に目立ってるだろ(笑)
結局最終的には面と向かって話すんだから
わざわざ手の込んだ手段で連絡方法を伝える意味はいったい…(笑)


どうも今回の「とりあえずなんでもいいから130万両手に入れてくれ」
という無茶苦茶な指令といい、
このお話って、要するにこの隠居老人の皆さんのワガママに振り回されながら
あの手この手でかなえてあげるという話なのかという気もしてきた(笑)

・ともあれ、この無茶苦茶な難題を前にして
なんだかんだで仲の良いオッサン二人とか、

いろいろ先が楽しみである(笑)


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◎人物まとめ

・風一陣(ふう・いちじん)
こいつ単体だといろいろツッコミどころの多い行動にやきもきするんだが、
郭仁が一緒だと否が応でもこいつのほうがツッコミに回ることになるので
うまい具合に役割分担がしっくりきます(笑)
とりあえず長い間、懸念材料だった母親関係がようやく片付いたので
この先はだいぶマシになりそうなのは良かった。


・扁素問(へん・そもん)
あいかわらず黒いよな〜(^^;
失意の郭仁を前にして「彼は自分をごまかしていたいのよ」とか
冷ややかに一陣に解説してたけど、
いや、本人の前でそんなん言うのは非道いって(^^;


・東郭仁(とう・かくじん)
こうして郭仁は一歩大人の階段を上がったのでした。
ギャグがクドイのはともかく、
今回の事件は精神的にもかなりショックだったと思うんだが
そこはそれ、だてに太っ腹というわけではなく
割とすぐに立ち直れるところは好感度が高い。
墓碑に「愛妻」って名前を刻んだところもちょっと泣けた。
それにしても「発明は天才的なのにそれ以外はどうしようもない」って
閻大哥にまで呆れられているのには爆笑。


・小小(しょうしょう)…苗家三奇
うーむ、やっぱりだったか(^^;
しかし薬で内力を封じる裏技があるとは、
ますます何でもありになってきたというか、
何も信じられなくなってきたというか(^^;
だいたい前回の唐門四鬼の退治にしたって
我々に見せられた映像では普通に発明品で退治してたのに、
今回、また後付で「実はなかったことにしてください」って
ひっくり返されたからな(^^;
(紅花盗編に続いてこれで二回目だ。)
まったく仁義も何もあったものじゃないね。



・閻鐵心(えん・てっしん)

前シリーズでは結局、欠場状態だった閻大哥の姿が
ひさびさに見れて、やっぱり安心する。
といっても前も導入部では出番があったので、
このシリーズでどうなるかはまだわからんが(^^;
相変わらずの大人な風流人っぷりやら、
憎まれ口を叩きながらも玉樓となんだかんだで仲が良いところやら、
やっぱり観ていて楽しいな。


・關玉樓(かん・ぎょくろう)

だからこのオッサンはなんでこんなに一人だけ衣装持ちなんだ?(笑)
出てくるたびに服が変わってるじゃねーか(笑)
しかも良い考えがあるなら普通に話せば良いのに
(しかも実際、言いたくてたまらないくせに(笑))
わざわざ手の込んだ利き酒勝負とかを仕掛けてくるところが
またワラエル。

 
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