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2008.04.24 荊軻傅奇13
これで五枚目に入りました。


第十三集 揺らぐ心
◎できごと

1、敗走する王賁と秦軍は樊於期の援軍により難を逃れた。
樊於期は王翦に援軍を依頼していたのだ。
身をもって樊於期の正しさを知った王賁は彼と和解し、共に軍を率いることになった。

2、曹虎は負傷兵を率いて秦軍奇襲部隊を撃退した功によって隊長に昇格した。
そして自分同様に秦軍を撃退した荊軻を推挙するのだが、
昊月は聶無涯を逃がした罪で荊軻を捕えようとした。
結局、曹虎と雲兮のとりなしによって荊軻は放免された。

3、正気を失くした小滬と旅をする聶無涯は林の中で農民たちから包囲された。
小滬が大事に抱える包みの中にある財宝の存在を知り、目がくらんだのだ。
乱闘の中、小滬は石で頭を打たれて死んだ。

4、前回の戦いで捕らわれた秦兵は食料も与えられずに廃城に捕らわれていた。
敵味方の区別なく慈愛を注ぐ雲兮は彼らに密かに食べ物を分け与える。
その好意に感動した兵は樊於期の作戦が遂行されていれば
本来、魏軍は廃城から分断されて場外で撃破されていたと話してしまった。
雲兮から曹虎へ、そして曹虎から昊月へとこの情報が伝わったため、
昊月はただちに兵を返して廃城へ立てこもった。
仕方なく樊於期は廃城の包囲を指示した。

5、旅の奏者、高漸離は故郷の燕へ戻る前に、廃城に滞在していた。
昊月は彼の琴の音を愛したが、廃城の命運が風前の灯となっているため
彼を曹虎に護衛させて廃城から離れさせようとした。
しかし分断作戦に失敗して秦軍による包囲が形成されていたことが仇となり、
秦兵の襲撃を受けることになった。
駆けつけた荊軻によって高漸離は救われ、結局荊軻ともども廃城へ戻ることになった。
高漸離は荊軻に悪人を殺しても国は変わらず、
世の流れによって魏は秦に滅ぼされることになると語った。


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◎かんそう

・あいかわらず淡々とし過ぎているような…(^^;
もうちょっとエンターテインメントを意識したつくりにしても良いと思うんだけどなぁ。
どうせ「史実に沿った進行」という縛りがほとんどなくて
荊軻やその他の人間模様なんかについてはオリジナルでやってるんだし。
こんな調子であと二十話ずっと続くのかと思うと、ちょっと…(^^;

・そんな中で、いちおうはメインキャラの一人である小滬は
ついに死んだっぽいですが…
つーか、死んだんだよね?
これまたあまりにも淡々としていたというか、
「あ、死んだ」という感じというか(^^;
もちろん、第一集のころからの積み重ねというのは存在しているので、
そのことを「改めて」思い返すと、感慨というのも確かにあるんだけど。

・善悪の区別とはなんなのか、というのが、
このドラマ全体を通しての究極的なテーマのひとつである…というのは、
ここまで見てきた限りだと間違いはなさそうだ。
それは荊軻が刺客になるまでの間にも何度も繰り返された問答だし、
また雲兮の信念や、秦兵の捕虜を前にしての行動なんかを見てもわかる。
それに高漸離と荊軻の語りとかね。

・ただ、ほんとに時代背景的に、そういう重い調子があるというのはわかるんだが、
ちょっと真面目に作りすぎてるきらいはあるね(^^;
結局、カタルシスというのが今ひとつないんだよなぁ。
どんなドラマでも何かしら「おお、これは!」というのがあるんだけど、
これはそういう「うおー!」と感じるようなものが
いまのところまだないんだよね(^^;
それで「淡々と…」と感じてしまうんだろうなぁ。


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◎人物まとめ

・荊軻(けい・か)…刺客
荊軻が淡々としているのは、まあ別にいいんだよね。
そういう仕事についたんだし。
で、無表情のまま淡々とやることをやっていくのも、良いんだわ。
ただ、良くも悪くも、荊軻だけではなく、その周りの
同じ時代を生きている人たちにも焦点を当ててしまっているために、
結果的にいまいちどの方面も食い足りない…という風になっているのかも。
(いっそのこと、荊軻だけに焦点を絞るなら
それはそれでありだったと思うんだよなー。)



・聶無涯(しょう・むがい)…葉小滬の妻
・葉小滬(よう・しょうこ)…元・賈満貫夫人
小滬は本当に頭がおかしくなってしまったように見えたというのは
やはり中の人がうまいってことなんだろう。
それにしても何とも哀れな最期だ。
(死んだんだよね??)
そして聶無涯はどこへ行くのか。



・高漸離(こう・ぜんり)…旅の音楽家
ぶらぶら旅をしていた人だったということがわかった。
それで、燕に戻ろうとしたところで
今回、廃城に足止めを食らったかたちになったのであった。



→魏の人たち

・曹虎(そう・こ)…魏軍の兵士
正直、こいつうざいんだが(^^;
三下がちょっとタナボタで出世したからって
何を一丁前に軍人ぶってるんだ?と腹が立つ。
うーん、何かチョンボをやったわけでもないし、
荊軻の件についても義理堅いわけで、
決して悪い人間じゃないはずなんだけど。
でもうざいのよね(笑)
なぜか早く死んでしまえという思いが心に浮かんでくるのが止まらないのであった。



・雲兮(うん・けい)…魏の従軍医
この人については全く問題はないんだが。
秦人や魏人といったものに捉われないという、
ある意味、観ている我々に一番近い立場というか、
そういうわけだから主張に同意や共感もしやすいってことなんだろう。



・昊月(こう・げつ)…魏の将軍
同じような叩き上げの軍人タイプでも
曹虎はうざいけど、こっちは別にそうでもないんだよな(^^;
なんでだろう。



→秦の人たち

・樊於期(はん・おき)…秦の将軍
・王賁(おう・ひ)…秦の将軍、王翦の息子
樊於期は別に王翦に言いつけたわけじゃなくて
単に援軍を要請していたということがわかった。
そして前回あんな心配はしていたものの、
普通に雨降って地固まるパターンで仲良くなったのは一安心した。
客観的に見れば王賁が悪いってのは明らかなんだけど
あえて「自分も悪かった」と言って相手を立てるところに
人身掌握における樊於期のクオリティの高さが見て取れる。

 
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