上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008.04.23 荊軻傅奇12
たいていどんなドラマでも、この辺の話数までの体感密度と
最後の十話の体感密度ではかなり差があるんだよね。
これは、ラストの畳み掛けというのももちろんあるんだけど、
「ドラマとしてのペース」を掴めているかどうかというのも大きいのかな。


第十二集 聖女
◎できごと

1、荊軻は戦いの末に聶無涯を倒し、敗れた聶無涯は崖下へ落ちていった。
雨の降りしきる中でのその二人の決闘を通りがかった葉小滬は見ていたが、
すでにその心は現実の世界にはなかった。

2、負傷して行き倒れた荊軻は
魏軍の救護営で医師をやっている女、雲兮に助けられた。
負傷した兵たちを励まし、希望を持って生きることを説く彼女と触れ合ううちに
荊軻はいつしか彼女に惹かれていた。

3、崖下に落ちた聶無涯は死んではおらず、
民家で目覚めた聶無涯は自分を拾って連れて来たのが小滬だと知り
白頭山へ向かったという彼女の後を追った。
そこで人さらいに連れ去られようとしていた小滬を見つけた聶無涯は
ひとまず彼女を助け出し、行きずりの家へ一泊することにした。

4、廃城を包囲する秦軍を指揮する王賁は、
背後の鳳凰嶺から回り込む奇襲部隊と共に攻撃を仕掛け、廃城を攻略する作戦に出た。
一方樊於期は、自分の諫言に全く聞く耳を持たない王賁を前にして
王翦に密書を出すと同時に、自分の部下の兵たちには攻撃部隊の参加を辞退させた。
乾坤一擲の魏軍は士気も高く、昊月の指揮のもと、秦軍を撃退した。
さらに鳳凰嶺へ回り込んだ部隊も、
救護営を出ようとした負傷兵と共にいた雲兮を救うべく
荊軻が秦兵を倒したため、作戦は完全に失敗。
秦軍は一時退却を余儀なくされた。


------------------

◎かんそう

・なんか盛り上がらんというわけじゃないんだけど、淡々とした展開が続くな(^^;
結局、荊軻も樊於期も、少なくともいまのところは
いまひとつ歴史の上でのビッグイベントに関わるということはなく、
言ってみれば地味だからなのかな。
そうなると結局、話の持って行き所としては人間関係のごたごた、というところに
終始してしまうということか。

・決してまるっきりつまらないってわけじゃないんだけどね(^^;
要するに、強烈に引き込まれるようなキャラクター力というものが
いまいち不足していると思われるということだ。
これは単純に「歴史ものだから」というだけではないと思うんだが…

・ところで、今回ちょっと不思議だったのが、
荊軻いつの間に負傷したんだろう??という点だ。
結局、ほとんど無傷で聶無涯をザクっとやっつけて崖から落としたように見えたんだが。
実際、そのときの荊軻の姿を見ても雨で汚れてはいるけど、傷一つ負ってないし。
それがなぜか次の場面になると、口の端から血を流してるんだよね(笑)
単純に、激しい戦いで消耗したってことなのかなーと思ったら、
雲兮の話からするとそれも違って、本当に傷を負ってたみたいだし。
…ま、あまり深く考えるのは良そう(^^;

・雲兮の前向きな生き方を前にして、
荊軻が久しぶりに笑ったり、といった
この辺の比較的細やかな心の動きといったものについては
割と丁寧に描写されてるなーとは思うんだよね。
なんだかんだで小滬を憎んだり、憎みきれなかったりでぐらつく聶無涯とか。
ただいかんせん、地味だってことか。


-----------------

◎人物まとめ

・荊軻(けい・か)…刺客
失ったものはもう取り戻せないと言いながらも
昔食えなかった分を取り戻すと言って食べる聶無涯との会話は
なかなか面白い。
そりゃ確かに、ドラマが進めばキャラクターというのも変わっていくものだけど
ここまで劇的に変わったというのも、考えてみれば
変わるのはわかっていたとはいえ、すごいことだよな(^^;



・聶無涯(しょう・むがい)…葉小滬の妻
やっぱり前回書いたように「一番悪いのは小滬」ってのは
自分でもわかっていたようだ(笑)
でもそんなことを口で言いながらも結局小滬のことを憎みきれないというのが
またいかにも中途半端に小物であるこの男らしいというか。
とりあえずこいつと小滬については、まだ次回だな。



・葉小滬(よう・しょうこ)…元・賈満貫夫人
頭おかしくなっちゃった\(^o^)/
かつて荊軻と樊於期を戦わせてキャピキャピしていた頃と
今回、同じ構図が使われたわけですが、
それには見向きもせずに降りしきる雨粒をお金お金と喜んでいる様子は
なんつーか、まあ、悲劇だ(^^;
しかしその後聶無涯を助けたというのは??
↑の人と同じく、次回を待て、か。



・雲兮(うん・けい)…魏の従軍医
ファンのみんな(←まちがい)からは聖女と呼ばれる。
母性を感じさせるというか、たくましい女性だ。
そのポジティブパワーに、凍りついた荊軻の心も
解きほぐされているかのようである。




・曹虎(そう・こ)…魏軍の兵士
なんか、たちが悪いというか、はた迷惑なやつだよな(^^;
自分一人で勝手に死ね、というか(^^;
撤退命令が出されていたにも関わらず、
勝手な意地で他の負傷兵の連中を巻き添えにしたのはちょっと良くないんじゃないか。
しかもぜんぜん反省してねーし。
ところで、今回死んだこいつの弟分みたいなアレ、
中の人はけっこうこのドラマの中で何度も見かけた顔だな(笑)
添香閣の門番とか。



・昊月(こう・げつ)…魏の将軍
てなわけで、今回もこの人はまともな軍人さんということで
無事、秦軍を撃退できたのでした。



・樊於期(はん・おき)…秦の将軍
とりあえず父ちゃんに言いつけて王賁の暴走を止めることにしたというのは
賢い選択だとは思えるが…
ただ、そういうやり方だと後に禍根を残しそうなのはちょっと心配だ。



・王賁(おう・ひ)…秦の将軍、王翦の息子
なんだかんだでこいつの作戦が成功されてしまったら困るわけで、
そういう点では今回、期待に応えて大敗してくれたのはありがたいといえる。
あとはちゃんとまともに反省して、
敗戦の責任をよそになすりつける、とかしなければ良いんだが…
(樊於期が部下を参加させなかったおかげで負けた、とか言い出しそうな悪寒もある(^^;)

 
Secret

TrackBackURL
→http://khazad2.blog98.fc2.com/tb.php/486-6fcd41b3
QLOOKアクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。