荊軻傅奇11

ある意味すごいなこれは(^^;


第十一集 戦火の中で
◎できごと

1、聶無涯は小滬を連れ、従兄弟の昊月将軍を頼って魏の廃城にやって来た。
現在秦軍の包囲を受けており、人手を求める昊月は、聶無涯に兵を率いることを望む。
子供のことが気にかかり、戦うことを嫌う聶無涯だったが、
昊月への立場を考えて断ることはできなかった。

2、二人を追う荊軻もまた廃城へと来ていた。
そこで荊軻は秦の侵攻によって荒れ果てた町並を見、
そして廃城の陥落を恐れて自らの保身のために聶無涯を捨てて逃げ出そうとする小滬に
別れを告げるのだった。

3、廃城攻略の軍を率いるのは王翦の息子・王賁であり、
樊於期もまたその軍に大将軍として加わっていた。
自分に反発する王賁によって思うように軍を動かせない樊於期は苛立ち、
そして保身のために自分を頼ってきた小滬と再会しても
友人として受け入れることはしたが、女として接することはしなかった。
小滬は変わってしまった自分と荊軻に対して昔から変わらない樊於期の姿に感慨を覚え、
一人、樊於期の下を去って行った。

4、魏へ来た理由というのが
刺客・荊軻から逃げるためであったと昊月に知られた聶無涯は
小滬にも去られ、昊月によって捕えられてしまった。
荊軻は牢へと忍び込み、そんな彼を助け出して剣客としての立ち合いを求める…


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◎かんそう
・う〜む…(^^;
いちおう、まっとうに進むなら、
そろそろ前半の山場というか、
ここまでの人間関係の総決算って感じか。
つーか、そうであってくれないと困る(^^;

・どろどろの人間関係というか、愛欲関係というか。
いちおう、十話かけて積んできた物量というのは確かに存在はしているわけで、
なんとか見ているこちらがイヤにならずに続けていられるというのは、
その積み重ねによって生じている感慨ということが大きいだろう。
そうでもなきゃ、もうあんたたいがいにしなさいよ
と突っ込まずにはおられないね(笑)


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◎人物まとめ

・葉小滬(よう・しょうこ)…元・賈満貫夫人
もーいいわ、この女は(^^;
ほんととことん突き進むところまで突き進んでるな。
見事なまでにエゴ剥き出しというか。
さすがに、ここまで取り繕わないナマのものを見せられると、あまりにも醜悪ですね(^^;
案の定、妊娠もでまかせだったし(笑)
もういい加減に退場でしょう。
ただでさえウンザリしていたところで、
今度は真っ当な道を進んでいた於期のところで
さらにウダウダなるのか?とゲンナリしかけたんだが、
そこはそれ、さすがの於期クオリティでその展開は回避されたのであった。



・荊軻(けい・か)…刺客
今回もやっぱり荊軻の役割は狂言回しだった。
bitchは財宝目当ての魏兵にRAPEされて
そのままSATSUGAIされてしまえばいいと思ったのに、
わざわざ助けてあげちゃうあたりは甘甘だ。
まあ、今はもう戻らない遠い昔の思い出というのもあるわけで、
その感傷を持ち続けていること、
そして感傷はあくまで感傷でしかなく、
今の荊軻に何ら影響を与えるものではない…てなところが
はっきりしているのは良いことなんだが。



・聶無涯(しょう・むがい)…葉小滬の妻
なんかもう、まさに文字通りに「地雷女」だったな(笑)
確かに今、こうなったのは自業自得的なとこも多分にあるんだが、
それにしてもあの女に会ってさえいなければ、
ずっとマシな人生を送れていたであろうことは疑う余地はない(笑)
次回かその次あたりに訪れるであろう前半戦のまとめで、退場かな。



・昊月(こう・げつ)…魏の将軍
聶無涯の従兄弟。
結構まともな軍人さんという感じだ。
従兄弟の聶無涯にも
自分と一緒に男らしく戦ってくれることを期待していたのだが、
当の聶無涯はすっかり骨ヌキになっていたためガッカリした。
軍人になれと勧めたり、兵法を教えてあげたりと
聶無涯のことを買ってはいたんだろう。
だからこそ、そのふがいなさに失望も大きかったのかな。




・樊於期(はん・おき)…秦の将軍
目標に向かって理性的に邁進する男・樊於期は
ひさしぶりの登場となったが、やはり変わっていないようで安心しました。
軍人としてもすっかり貫禄がついてきたようだ。
しかしどうも場面がぽんぽこいろいろ飛ぶので、
出番が散発的になってしまうのが困りものである。



・王賁(おう・ひ)…秦の将軍、王翦の息子

あの立派な王翦将軍の息子は
なんか見るからにしょーもないダメな息子でした、という。
「全責任は私が取る」という見た目だけは格好良い台詞も
中身がスカスカではいかんともしがたいものである。


 
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