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2008.04.17 荊軻傅奇07
おお?
ここまでだいぶ長い前フリだったけど、
ようやく話が動いてきた感が!?


第七集 狩り
◎できごと

1、賈満貫による虐待に耐えかねた小滬は
ついに賈満貫を殺すしかないと考えるに至り、聶無涯と共に暗殺を計画した。
賈満貫が家来をつれて郊外に狩りに出た際に、そのどさくさに紛れて殺してしまうことにしたのだ。

2、計画通り、賈満貫を孤立させることに成功した聶無涯は
賈満貫を殺そうとするのだが、相手の方が一枚上手だった。
聶無涯の離反を読んでいた賈満貫は捕えた彼を殺そうとするが、
しかしその場に現われた小滬の話を聞いているうちに家来たち共々賈満貫も苦しみ始めた。
小滬は聶無涯が失敗した時のことを考えてすでに全員に毒を盛っていたのだった。
こうして賈満貫は小滬の手にかかって殺された。

3、斉の有力者である賈満貫を殺してしまったため、
聶無涯は小滬に共に斉を出ることを提案するが、
小滬は今の暮らしを捨ててつらい流浪の暮らしに戻るつもりはなかった。
そこで家中の者に賈満貫殺害の罪を着せて処分し、事件を闇に葬ることを考えた。
聶無涯は小滬の心にはまだ慶児の存在がいるのではないかと疑い、
慶児をこの犯人に仕立て上げることを提案した。
良心の咎めを感じる小滬だったが、
すでに「毒を食らわば皿まで」であった。

4、斉の国を出ようとしていた慶児は聶無涯に手紙を渡された。
手紙は小滬からのものであり、賈満貫に苦しめられているため
身請けして欲しいとのことだった。
田光の屋敷で彼の好意によって身請け金の一千両を借りた慶児は
眉塢の小滬に会いに行くのだが、
見事にハメられて捕まってしまった。


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◎かんそう
・いや~、小滬すごいな(笑)
やってることとしては明らかにヤバイんだけど、
ここまで突き抜けてるとやはり清々しいものがある。
あとやっぱ本人追い詰められてたってのも事実だしな。

・でもここまでやってしまったからには、
これはもうバッドエンドは回避できないだろうなぁ(^^;
前回書いたこととかぶるけど、
最初の頃の状態じゃなくて今の状態で「楽な暮らしをしたい」って望んでるのを見ると
そうそう自分勝手だとも悪だとも感じないんだよね。
いや、そりゃもちろんやってることはアレなんだけど。

・そしてこれまでお人よしで流されるだけだった慶児も
ようやくここへ来て転換期が訪れることになるのか。
ヌケヌケと田光のところに頼みに行ってるのは
正直かなり調子が良いと思ったが(笑)
(しかも条件も無茶苦茶だし。)


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◎人物まとめ

・慶児(けいじ)…趙国人、後の荊軻
これまでは未練たらしく付きまとっていたのが自業自得、的なところはあったんだが、
今回はやっと吹っ切って斉を離れようとしたところにアレだからな(^^;
相手が助けを求めてるんだから行ってあげなきゃ嘘だし、
つーわけで、こうなったのは、完全に被害者のかたちだ。
しかしとっ捕まって牢屋でボコボコに尋問されても
こいつはどうせすぐに復活するという特技があるから
なぜか笑いがこみ上げてしまうのだった。



・葉小滬(よう・しょうこ)…妓名・雪芙蓉
小滬やりやがった(^^;
今回はすごいね。聶無涯がダメなことを見越して
全員まとめて毒を盛ってるのには思わず笑ってしまった。
その後「二人だけの桃源郷を探そう」とか聶無涯が言い出し時の
「これだから男ってやつは」といった表情も苦笑。
この娘がそういう夢見がちなロマンとは正反対の、
ずっと現実的、現世的なものを求めているということは
これまでに積み重ねて描かれてきているから、
こういう流れになるというのはうまい展開だ。
それでいて、彼女自身もやっぱり慶児のことは
そこまで冷徹に割り切ることができていないというのもまた
キャラクターとしての厚みが出てよろしい。
ついに今回、最後の一線を越えてしまったわけで、
こうなるとあとはもう悲しいことにしかならなさそうだなー。



・賈満貫(か・まんかん)…斉の富豪
あっさり騙されて殺されてしまうのかと思いきや
実は全て読んでいたという、今回もキレ者っぷりに驚かされた。
コイツの誤算は、女というものをあまりにも侮りすぎていたという点だな。



・聶無涯(しょう・むがい)…賈満貫の護衛
女に惑わされて将来を棒に振ってしまった人(笑)
小滬があまりにもキレていた(周到だった)ため
その踏み台となったこちらは株が落ちた感はあります。
そのくせ慶児のことをいつまでも引きずっているあたり
小者くささがどことなく漂っていますが…
ただ共犯者ってことで、
やっぱり小滬>無涯というわけではなく、
あくまで二人の関係はいちおうは対等なんだよね。



・田光(でん・こう)…刺客集団・天滅の頭領
いきなり無茶な頼みを持ちかけてくる世間知らずのボンクラにも
イヤな顔ひとつせずに金を貸してあげるこの人は
やっぱいい人だな(笑)
アレのどこがそんなに気に入ったのやら…

 
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