荊軻傅奇04

ドラマそのものについてはまだペースを掴みかねているところなのですが、
なんだかんだいってやはり古装ものは楽しいなーと感じるのも
また事実なのであった。


第四集 旅立ち
◎できごと

1、山賊の根城に潜入した樊於期と慶児は無事、小滬の救出に成功した。
谷に戻った樊於期は真の平和を求めて旅立つ決心をしたが、
一緒に行こうと誘われた慶児はふんぎりがつかずに残ることにした。
逆に小滬は樊於期について行く事を望んだのだが、
自分の身ひとつで手一杯の樊於期に断られたため、
一人、密かに旅立とうとした。

2、谷を出てまもないうちに小滬は秦兵に襲われたが、
慶児と樊於期が駆けつけたため助かった。
しかし仲間を追って秦兵の部隊がやってきたため、
樊於期は二人に別れを告げると、囮となって秦兵をひきつけて逃げた。

3、小滬と二人、谷で暮らそうとする慶児だったが、
小滬もまた谷を離れようとしていた。
一人ぼっちになってしまい、谷にはかつての平穏はないことを悟った慶児は
戻ってきた小滬の誘いに従って、一緒に斉へ向けて旅立つことにした。

4、傷を負った樊於期は村人に匿われていたが、
秦兵の追っ手が村の者たちを皆殺しにすると脅したため姿を現した。
樊将軍の息子だという身分を明かしたものの
兵たちを殺した罪で連行される樊於期だったが、その道中で隊が趙軍の襲撃を受けた。
樊於期の父に恩があった隊の左庶長は樊於期を逃がしてやろうとするが、
その義理人情に心を打たれた樊於期は趙軍の矢に当たって倒れた彼の頼みを受けて
生き残りの秦兵たちを援軍の王翦将軍のところへ連れて行くことを決意する…


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◎かんそう
・相変わらず慶児がちっとも煮え切らない一方で
於期のほうは秦人でありながら趙人のアイデンティティを持つということで悩む姿が
明らかに慶児よりもずっとまともに主人公をやっている(笑)

・どうもまだ物語がどう進んでいくのか、枠組みが見えてこない感じがある。
とりあえず、この三人の行く末はどうなるのか?
ってことで目先の状況に対応しているのが現状なんだが…
今回、示された於期の強い決意というのが
当面は話を前に引っ張る要素か。

・それならそれで、そっちの物語として進めてくれれば
それはそれでそこそこ楽しそうなんだが、
そういう状況でなんとも煮え切らない慶児サイドに話が移ると
途端になんかかったるくなってしまうね(^^;
三人で譲り合い大会をやってぐるぐる回って時間が過ぎていく、とか(^^;
ま、先を急がずに、とりあえずまったりと観て行くことにしよう。

・そういや結局、山賊たちは皆殺しにしないで
そのまま小滬だけ助けて逃走しちゃったみたいだな。
どうせもう快活谷に平和はないし、
人もいなくなってしまった以上は関係ないからってことなんだろうか。


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◎人物まとめ

・樊於期(はん・おき)…元・秦の人質
平和な世界を求めて旅立った主人公(笑)。
村人が殺されそうになったら身の危険を顧みずに飛び出したり
左庶長の義に触れたら秦人に対して抱いていた疑念を一時は捨てたりと
義侠心あふれる行いはまさに主人公だ。



・慶児(けいじ)…趙国人、後の荊軻
慶児さんいつになったら動いてくれるんでしょう(^^;
小滬はお前が幸せにしてやれと於期が押し付けてくれたのに
そこでまたあんたが身を引くから
延々と話がループすることになるのよね(笑)
優柔不断というか、なんつーか…
まあ優しい奴ではあるってことなんだろうけど。



・小滬(しょうこ)…戦災孤児
前回心配したようなことはなく、
意外と物分りが良かったのは一安心だ。
もとの原因は自業自得みたいなものとはいえ、
目の前で「小滬はお前が幸せにしてやれ」「いや、お前が」と
譲り合いっこされたら
そりゃミジメな気持ちにもなるわな(笑)
今回はいちおう目立ったマイナス点はなかった。



・左庶長(さしょちょう)…秦軍の左庶長
見るからに悪人面だったが
実は意外と良い人だった。
というより、必ずしも秦=悪というわけではなく
人が殺し合いや戦争をするのに上が命じるからであり
個人の善い悪いとは別ということを
於期に教えるために登場したキャラクターということか。
樊将軍に大恩があるからってことで於期を逃がしてくれたが
どうせ逃がしてくれるなら最初から逃がしてください…とは言いますまい。
もはや助からんと思ったから逃がしてくれるってことだったのよね。
早いとこ動けば良かったのに、のんびり話していたおかげで
やられてしまったのは不憫としか言いようがない(-人-)

 
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