射雕英雄伝 人物雑感4

続いて金国関係と桃花島関係です。
怪人軍団はやはり賑やかしとしてそれなりに楽しかったですね。
もっと個別に敵キャラとしてクローズアップされるような機会が多かったら
とは思うのですが。

↓以下ネタバレ込み


◎金国関係◎
完顔洪烈
そもそもの元凶はこの人でもあるのだが
たくさん苦労した挙句に結局報われずに終わってしまったのだから
あまり責めるのは不憫ですな

愛情はあるのだけど子供のしつけはできない
戦乱の世を生きる武人(というのもちょっと違うか)としては
かなりの人物だったのだろうけど、
父親としてはちょっと駄目だったかも。

完顔洪煕
誰それ?という疑問があるかも知れないが
蒙古編で出番のあった完顔洪烈のダメ兄貴だ。
無能っぷりが微笑ましかったのだが
出番はそれっきりだった。

彭連虎
いつのまにか怪人軍団のまとめ役的な立ち位置に落ち着いてたな。
まあこの人たちも特に強くないからってのもあるんだろうけど
良い意味でヤラレキャラの悪役らしくて良かった。
あとはどう考えても臨安潜入時の服のほうがマトモでいいと思うんだけど…

沙通天
弟分の侯通海への突っ込み役であったが
トチ狂った完顔康に咬みつかれて片腕を失った不運な人。
もうちょっと郭靖の成長がゆっくりだったら
割と対等に戦える相手として出番も多かったんじゃないかと思うんだけどねー。

侯通海
いつのまにか怪人軍団の中では空気の読めないおばかさんとなっていた。
牛家村わくわくキャンプ編での仲間達からのいじられっぷりがワラエタ

霊智上人
余計な一言&挙動、そして鶏冠帽子がトレードマークの変なチベット僧
あんたもやっぱり臨安潜入時の2Pカラー普通の僧侶の服のほうが良かった。
この人たちの中盤〜終盤におけるおちゃらけキャラ化は
ひとえに老頑童のせいであることは言うまでもない

梁子翁
怪人軍団の中でも割とおいしい役どころの多かったじさま
一人だけ3Pカラー衣装の多いじさま
他の連中に比べるとお弟子さんの若者を連れてることも多いところを見ると
意外といいじさまなのかと騙されそうになるが
「老怪」なんて他の連中に呼ばれてるくらいだから
やっぱり怪しい奴なのだ。

髪の毛はムシラレるわ
二十年育てた蛇は血を飲み干されるわ
童子は井戸の底の化け物に取って食われるわ
アホ娘に顔面パンチで泣かされるわ
眉毛はムシラレるわ
仲間にはボコボコにされるわで
じさまは出番が多かった分だけ苦労も多かった。
黙っていればかわいいじさまに見えるのだが。
(臨安のあの服とか。)

黄河四鬼
今思えばこの人たちは師匠&仲間の怪人軍団の行く末を
暗示していたのかも知れない(んなわけない)。

欧陽克
まあいちおう組んでたこともあるってことでこのカテゴリに。
何度も書いたけどいいヘタレ悪役だった。
悪人なんだけど全部真っ黒というわけではなく
愛しの黄姑娘相手にはされるがままという
実はいいやつかも知れない。変態だけど。
欧陽鋒に侍女ごと船を爆破するよう言いつけられた時も
かなり躊躇してたし。

その黄姑娘と結婚したいからってことで
叔父さん(実は父上)におねだりすると
叔父さんは叔父さんで、なんだかんだで一肌脱いでくれるんだから
やっぱり愛されていたんだよなぁ。

裘千仞
これも一応このカテゴリ
本物/偽者の件が発覚してからしばらくは
幇主としてかなりの威厳を保っていた上に
武功も伴っていたはずのこの鉄掌水上飄だったのだが
最後の最後で老頑童に絡まれたのが運の尽き
急速に劣化してしまった。
ちょっともったいないというか、支離滅裂というか、
丸く収まったからいいんだけど過程に微妙に納得がいかないのであった。

裘千丈
こういうヘタレキャラ大好き(笑)
帰雲荘はちと喋りがクドかったかも知れんがまあ初登場だしな


◎桃花島関係◎
梅超風
この人を抜きにはこのドラマは語れない。
序盤〜中盤にかけての実質的なボスキャラクターでした。
いまさら書く必要もないが
「ハ〜ア〜ア〜 ア〜ア〜ア〜ア〜」「クキコキコキクキ」「シャア!」「ジュバビーン!」
これに尽きる。最恐。黄金バットみたいに空も飛ぶし。
そして美しすぎ。まさに妖女のような色気たっぷりの艶かしさ。
オープニングで移る流し気味の顔のアップとか、ほんとキレイです。

間違いなく大悪人なんだけど、
それでも桃花島へは揺るがぬ忠誠心を持っている一途なところもポイント。
最期は師を守って逝けたのだから幸せだったことでしょう。

陳玄風
ハッハッハッという感じの笑いが良く似合う
まさに悪の怪人な人でした。
あまりにも退場は早かったけど@@
この人が桃花島を脱けた理由ってどこかで説明されてたっけ…
確かどこかで読んだ限りでは梅超風(若華)との結婚の件だったかな
九陰真経はついでみたいなもんで

曲霊風
一話でちょこっと出てすぐ退場だったので
この人個人についてはどうこう言いようがないが
とりあえずヒタスラ師匠萌えな人だったということはよくわかった。

曲の娘
シャークー(アホ娘)と呼ばれているものの
実は本名は不明だ。
いくらなんでもコレと郭兄弟を同列扱いした老頑童は酷い(笑)

陸乗風
足が悪いというのにクルクル回転して
完顔康をやっつけたあのエキセントリックなアクションには
うれしくなってしまったものだった。
ある日帰ってきた息子が突然新婚の妻を連れているのを知った時
このひとははたしてどう思ったことだろう(笑)
ああ、でもそういや「お前にも相手を見つけなくてはな」とか言ってたっけ。
オマケに言わずもがなだが仲人をやったのが師父とあっては
もう文句がないどころか大喜びだったことでしょう。
後に蓉儿によって帰雲荘は燃やされちゃいましたが@@

陸冠英
臨安編で唐突に再登場した時は「なぜこいつが?」って感じだったが
その後の怒涛の結婚式を見て全て納得してしまった。
でもあんな風にいきなり結婚しちゃって
果たしてこの先無事にずっとやっていけるんだろうか、この夫婦…

程瑤華
カテゴリ違うけど旦那とセットってことで。
ものすごい勢いで郭靖相手に失恋して
その後ものすごい勢いで一目ぼれ
さらにものすごい勢いでその相手と無理矢理結婚させられてしまったお嬢様
尹志平が師匠ゆずりの暴走癖で陸冠英とケンカを始めると
とりあえずちゃんと仲裁に入るあたり
やっぱり全真七子の中で狂ってるのは丘道士だけだということが判明した。

馮衡
これが本当に正しい名前なのかはちょっとまだ怪しいですが
黄薬師パパの奥さまであり蓉儿のママ
出番は一瞬であったが血統の恐ろしさをしっかりと印象付けてくれました。
旦那もようやく過去から解放されて幸せになったことですし
この方もきっと天国で喜んでおられることでしょう
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コメント

金の怪人軍団、初登場の時は郭靖にとっては強敵の曲者ぞろいって感じだったのがあっというまに置いてかれちゃいましたね。それにしても老頑童というのは恐ろしいキャラだ(笑)
こうやって振り返ってみると、黄パパってずいぶん弟子たちに慕われてますね〜。ツンデレな性格は読まれてたんでしょうね(笑)
by: うちゃ * 2007/06/03 21:34 * URL [ 編集] | page top↑

>金の怪人軍団
郭靖が降龍十八掌を覚えて一気にレベルアップしすぎちゃったんでしょうね。
一手覚えて梁子翁のじさまと戦ってたあの頃が一番バランス的にも良かったと思うんですが、
この人たちはその時期にほとんど絡む機会を与えてもらえなかったのが痛かったですね。
それが終わると桃花島に行っちゃった後だからさらにレベルが離れてしまったし。
もっと桃花島に行くまでの間にいろいろあっても楽しかったんじゃないかなー。
まあ逆に考えると、それだけ二次創作の入る余地があるってことでもあるんだろうなーとは思いますが(笑)

>ツンデレ薬師
そういえば破門した後だったにも関わらず、帰雲荘に来た時も
陸乗風のために足を治す内功とかをわざわざ考案して持って行ってましたっけ。
なんだかんだで七公とは違った形で面倒見はいいんですよね。
厳しくも優しいお師匠様って感じでしょうか。
今から五十年も前の段階で既にツンデレを完成させているとは
金庸老師恐るべし、ですな@@
by: Manbo * 2007/06/04 16:48 * URL [ 編集] | page top↑

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お気に入りになったキャラクターでエントリを一本上げてみることに。  お話の時代背景は南宋と金が対峙しつつ、モンゴルが統一途上にある1... Gazing at the Celestial Blue【2008/11/23 18:56】
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