剣客之恋

老鼠愛上猫
2003年 香港
原題:老鼠愛上猫


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北宋時代。東京開封府の判官・包拯は、清廉潔白な人柄と裁きによって
広く人々の尊敬を集めていた。
その護衛官を務める包拯の江湖時代からの友人・展昭は
退屈な日々を持て余し、休暇を取ることにした。
久々に江湖に繰り出した展昭は、酒場で男装の麗人・白玉堂と出会う…
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面白かった!
さすがは王晶、というか、やっぱりこういうのを作らせるとウマイですね〜。
テーマを詰め込まず、舞台を広げすぎず、
それでいてスケールも無理なく風呂敷を広げて、
人物描写、コメディ、そして見せ場の盛り上げ、アクションと、
「頭を空っぽにして楽しめる」エンターテインメントというもののなんたるかを
正しく心得ている
なーと感心しました。
「鬼子来了」の衝撃というか余韻がまだ抜けていなかったので、
この能天気さが実に心地よかった。
なんかせっかく現代に戻ってきたと思ったら
また北宋時代に戻っちゃったのかという感じがしなくもないですが(^^;

ヒロイン役の張柏芝(せしりあ・ちゃん)は、やっぱりきれいでした!

ロングのポニテが個人的に好みってのもあるんですが(笑)
いわゆる武侠ものおなじみの「片思いで惚れた男に尽くす活動的な女侠」タイプでした。
もちろんお約束通りにふだんは男装です(笑)

さすがにもう「男装を見破ったらいけない」決まりについては
言及するまでもなく、すっかり常識として染み付いちゃったな…
たぶん仮に私がいま突然こうして武侠世界の江湖に投げ込まれたとしても、
そして明らかに男装の女ってのを酒場で見かけたとしても
ナチュラルに相手を男性として対応できるだろうなーという自信があります(どんな自信だ)。

主演は「墨攻」が割と記憶に新しい劉徳華(あんでぃ・らう)
これは可もなく不可もなく、かな。
いや、悪いところがないってことは、良かったってことか。
あとひげの剃り跡が青々しいのが気になった(^^;
他にも結構知っている顔が多かったのも楽しかったです。
包拯役は今度の新版射雕で黄薬師パパ役の黄秋生、
あと白玉堂の子分Aのひげ面、どこかで見たと思ったら
「大旗」の武侠ロボ一号こと鉄漢でした(笑)
そうか、あれだったか…
今回はすごいヘタレキャラな上に戦う場面もなかったですが
呉越もちゃっかり出てました(笑)

てなわけで、気楽にさくっと軽い武侠ものを観たいならおすすめです。
きれいなヒロイン、恋愛、陰謀、コメディ、アクションと
とてもバランスが良い映画でした。


↓以下ネタバレ
・特に書くこともないんですが…(←なんかいつもこれ言ってる気がする)
全編コメディ調で、本当に、肩の力を抜いて気楽に観れたのが
幸いしたって感じだろうか。
シリアスな場面でも必要以上に緊張を強いられることはないからね。
まさにリハビリとしては、期せずしてうってつけでした(^^;
何の脈絡もなく一緒に風呂入ってたりとか、
とつぜんなぞなぞが始まったりとか、壁の中にいたりとか(笑)
ボンクラに見えて実は有能な皇帝が一番最後に大岡裁きで収めて、
みんなめでたしめでたし、なんてのは
今の私にとっては本当に癒しになりました(^^;
うん、やっぱりこういう作品って必要だ。
あと当たり前のことを、当たり前のようにやってる(できている)作品って
意外と少ないんですよね。
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コメント

これ、いろんな所にいろんな人が出てるので
隠れキャラ探しが楽しめる作品ですよね〜w
「大旗」の雲錚だけでなく、鉄漢も出てたんですか!
それは気がつきませんでした〜〜w
by: ふたば * 2008/04/02 22:00 * URL [ 編集] | page top↑
>ふたばさん
鉄漢の人は顔が特徴的なのですぐにわかりました。
出番そのものも多かったですしね。
たぶんふたばさんもいま観たらわかると思いますよ(笑)
逆に雲錚の中の人は普通にスルーしちゃってて、あとで観直さないとわかりませんでした(^^;
やっぱり最近、だいぶ知ってる顔が増えてきたので、
本編そのもの以外にも楽しみが出てきましたね(笑)
by: Manbo * 2008/04/03 01:37 * URL [ 編集] | page top↑

王晶の作品はこれぞエンターティメントって感じで肩を張らずに楽しませてくれますよね。

白玉堂って「三侠五義」の中の登場人物で美男だけど陰険で残忍らしいですが、この映画ではとっても健気でキュートな女侠に変身しちゃってカワイイです。

雲錚&鉄漢も出てたんですか!かなり前に中文字幕で観たので日本版で見直してみようかな。
by: ぱお * 2008/04/07 17:21 * URL [ 編集] | page top↑
>ぱおさん
「天下第一」とか、あとまだ観てないんですが「八大豪侠」や
「小魚儿與花無缺」の評判なんかを見てると
王晶って盛り上げはうまいんだけど、まとめはいまひとつなのかなーと思ってたんですが、
この映画を観たら意外とそうでもないのかと考えが変わりました。
単に私がお約束に弱いというだけかも知れませんが(^^;

中文字幕で、ってのがさすがぱおさんという感じですね(笑)
鉄漢は出番も多いので一発でわかると思いますけど、
雲錚は一瞬で終わってしまうので、かなり注意して観ないと普通にスルーしてしまうレベルです。
(「墨攻」の干承恵前輩よりもはるかに難易度高いです)
by: Manbo * 2008/04/08 14:44 * URL [ 編集] | page top↑
白玉堂
「三侠五義」を元ネタにした某少女漫画の影響で、
一時期この作品を含む、「包青天」物を幾つか見たのですが、
白玉堂の出てくる2作品は、どちらも女性が白玉堂を演じていました。
勿論どっちもバレバレ男装(^^;

「包青天」は日本で言ったら大岡越前か水戸黄門かというくらい、
中華圏では誰もが知っているお話なので、こうしたパロディも
私たちが思う以上に楽しめるのかもしれませんね〜〜。

ちなみに雲錚はどぅい大姐宅のサル君の指摘がなければ、
一生気づかずにスルーするところでした(笑)
by: まや * 2008/04/12 00:20 * URL [ 編集] | page top↑
>まやさん
>白玉堂
そういや「大英雄」でもオカマ周伯通は女性が演じてましたっけ。
あれも最初、周伯通=女という設定なのかと誤解しそうになりました。
なんか劇中のみならず、実際に観ている側としても
女が男の格好をしていたら男だという風に認識しないといけないみたいですね(笑)

>包公
特典のメイキングでは黄秋生が
「俺は歴史にはちっとも詳しくないから、包公も関公もどっちも区別つかないけどね〜」
って言ってましたね(笑)
日本人でも時代劇好きでその辺に詳しい人と、そうでない人がいる…みたいな感じでしょうか(^^;

>雲錚
まあ、たぶん、一生気づかずにスルーしていても、まったく問題はないと思いますが…(爆)
しかしこれ、意識して見ると、顔がぜんぜん変わってないので
雲錚がコスプレしてるようにしか見えないのが笑えますよね(^^;
by: Manbo * 2008/04/12 02:42 * URL [ 編集] | page top↑

前から見たいなぁと思っていたのですが、
この記事を読んだら見たい!という思いが強くなりました☆

あとちょっと驚きだったのは、
包丞と展昭という名前です。
私が読んでいる少女マンガ「北宋風雲伝」の登場人物でした。開封というのも時代も同じで、
この人たちは本当に名前が残っているんですね。
ちょっと感慨深いです。
by: mami-ammc * 2008/05/19 18:14 * URL [ 編集] | page top↑
>mami-ammcさん
それ(北宋風雲伝)については、上のコメントでまやさんも書かれていますが、
もともと「三侠五義」というおはなしが元ネタなんですよ。
なので、この「老鼠愛上猫(剣客之恋)」も「北宋風雲伝」も
元ネタは同じということで、いとこ同士みたいな関係だと言えますね。
映画そのものは気楽にさくっと観れるのでなかなか良かったですよ。
by: Manbo * 2008/05/19 18:33 * URL [ 編集] | page top↑

こんばんは。ご無沙汰しております。
康煕王朝が絶好調なようで何よりです(^^)。

前輩も観ておられたんですね。

この映画、比較的新しい作品なのに
なんだか懐かしい感じがして楽しめました。

しかし大旗のロボ二体は、よく気づかれましたね。

鉄漢は、なんかこの髭のおっさん見た事あるぐらいで
出典は大旗に繋がりませんでした。

凄い内功の高さで不錯!と親指を立てたくなります。
by: だーろん * 2009/08/16 23:26 * URL [ 編集] | page top↑
>だーろんさん
ご無沙汰…というほどご無沙汰ではない気もするんですが、気のせいでしょうか(^^;

お話の作り方がオーソドックスな武侠もの、ということと、
あとはフィルムの質感かも知れませんね。>懐かしい感じ

>大旗ロボ
雲錚は初見では、あまりにも出番が少なかったのでスルーしてたっぽいです(^^;
髭のほうはそっち系に特化したフィルタがついてるのですぐに気付いたんですが…
罪過罪過…(-人-)
by: Manbo * 2009/08/17 00:32 * URL [ 編集] | page top↑

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