水滸伝33

というわけで再び北宋時代の山東に帰ってきました。


第三十三集 元夜閙東京
〜元夜(正月十五日)に東京を閙(さわ)がす
◎できごと

1、梁山泊の座次が決まって以来、初めての年越しがやって来た。
宋江は相変わらず招安を望み、同時にそれが兄弟たちのためになると信じていた。
これに対して表立って不平を述べるのは武松や李逵だったが、
他の少なからぬ者たちも反発していた。

2、安道全に金印(入れ墨)を消してもらった宋江は
張横・張順兄弟、燕青、白勝、柴進、それに無理矢理ついてきた李逵らを連れて
宿太尉と直接コンタクトを取るため、灯籠祭りに紛れて東京へ潜入することにした。
ところが、面会した宿太尉は以前の宋江との密会を糾弾され、
高俅によってすでに罷免されてしまっていた。
宿太尉は宋江に皇帝が最近、御香楼の芸妓・李師師に入れ込んでいることを教え、
その機会を利用して、高俅に邪魔されずに直接皇帝に招安の嘆願書を渡すよう提案した。

3、燕青を連れて御香楼にやって来た宋江は李師師と面会し、
彼女に自分たちの素性を明かして協力を頼み込んだ。
李師師は燕青に惹かれたこともあってこれを承知。
皇帝は灯籠見学に出てきた李師師が御香楼へ引き返したため、
後を追って御香楼へとやって来た。

4、一方その頃、灯籠の見張りをしていた李逵は
白勝と一緒に酒を飲んですっかり酔っ払い、
理由を知らずに宋江が妓楼へ行ったことに腹を立て、御香楼へと殴りこんで行った。
さらにいたずら心から張順と一緒に王宮へと忍び込んだ時遷が
皇帝の書いた四大叛徒の名から宋江を切り取って発見されたため、
結果的に梁山泊の一行は町中で官兵相手に大立ち回りを演じることになった。
皇帝との面会など望むべくもなく、宋江も退散したのだった。


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◎人物まとめ

→梁山泊の人たち

・宋江(そう・こう)
人物まとめを先に持ってくれば良かったということに今更気がついた。
というわけで、いきなり塞主の職権乱用して入れ墨消してる宋江哥哥に
笑ってしまった今回なのであった。
どーやら完全にスイッチが入ってしまったようで、
今の宋江哥哥の頭の中の優先順位は
招安>>>>>>他のあらゆる全てのこと
となってしまっているようだ(^^;
まあ、「その日暮らしの生活をやってても先はないだろう」ってのも
事実ではあるんだろうけどね。
でも武松も言ってるし、呉先生も口に出してこそ言わないけど、
やっぱ自分の立場(極悪非道のお尋ね者というレッテル)を考えろってことだよなぁ…
あと李師師相手にいきなり直球で素性バラしてるのは
リスクがでかすぎないか?(^^;


・李逵(り・き)
やはり鉄牛はもう「何やっても見てて楽しい」モードで安定している。
ほんと、見た目はどう見てもいかつい大男で、
行動も子供みたいに無茶苦茶で、
しかも一度バーサクモードになるとひたすら暴走、
殺しが大好きで殺さないと気分が悪くなるという明らかに異常者なのに、
それと同じくらいにかわいらしいんだよなー(^^;

口をあんぐり開けて目をきらきらさせてる様子が
ほんと大きな子供って感じだ。
ここ最近、結構舞台の前のほうに出ていることが多いと感じられるけど、
これはあけっぴろけに本能で思ったことを言うこの鉄牛を
宋江と対比させて描いているのかも知れないね。


・呉用(ご・よう)
この人、なんか自分がいまいち気の進まない作戦の時は
たいてい留守番を選んでるような気が…(笑)


・燕青(えん・せい)
この色男さんはいつの間にか鉄牛と仲良くなっていた。
というか、鉄牛のあしらい方が手馴れている(笑)
しかも技使いってことで素手の立ち合いでもやりこめていたし。
琴を奏でて、ナチュラルに色目を使って李師師のハートを掴んだりと
そつのない働きであったが、
最後に逃げ出す際に李師師の部屋からちゃっかり笛をパクっていたのを
私は見逃していませんよ@@


・時遷(じ・せん)
またもや美味しい出番のこそ泥であった。
あからさまに「犯人は自分たちです」と証明するような犯行現場の荒らしっぷりは
またいかにも悪意のない悪戯が大好きなこいつらしい(笑)
今回は張順が相方という珍しいコンビだったが、
張順も張順で、一見まともそうに見えるけど実は結構アホだということは
以前「宋押司を助け出すぞ!」作戦の時に判明してるからな。
つーか、いったい今回の東京行きってどういう基準の人選なんだろう(笑)



→その他の人たち

・徽宗(きそう)…宋の皇帝
皇帝がここまではっきりと宋江や梁山の賊を悪だと認識している以上は、
宋江が「陛下への報恩の志」云々言ったところで
もはや聞き届けられるはずもないと思うんだが…


・宿太尉(しゅく たいい)…元・太尉
こうしてまた一人、真っ当に生きていた人が
宋江その他によって人生を台無しにされていたことが明らかに…T_T
まあ一番悪いのは奸臣連中とそいつらに良いように流されるアホ皇帝なんだけどね。


・李師師(り・しし)…御香楼の芸妓
御香楼の花魁。
さすがに最近見た顔に比べると
だいぶ若いですね(前フリ抜きでいきなり中の人ネタ)。
燕青の甘いマスクとトークで
すっかりハートを射止められた模様です。
あとこの物語にしては珍しく、
女は女でも、悪女ではないようです(爆)



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◎かんそう
・ダンコとして招安を望む宋江と、
他の兄弟たちの温度差、溝…というのが
この先しばらくの展開のキーポイントか。
せっかく新年の宴でみんな楽しく飲んでるのに
妙な歌で一気に場が白けきったのにはさすがに苦笑してしまった(^^;

せっかくのリサイタルが台無しだ

その後の招安お勉強会もやっぱり成果がないまま流れ解散になっちゃったし(^^;
まあ実際、武松はもともと報国とか別にどうでも良いってのもあっただろうし、
以前、張都監を信じてさんざんな目に会ったってのがあるからなぁ。
それからすると、宋江哥哥なんてのはやはり甘甘に見えるのかも知れないね。

・しかしバーサーカー鉄牛って
何言ってもみんなから相手にされないことがかなり多いんだが、
本人はそれでもちっとも気にしてないっぽいし
「ヤダヤダ兄貴について行く〜!」って駄々こねると
結局、なんだかんだで同行を許されてたりと
結構みんなにも愛されているのかも知れないね。
というより文字通りの意味で子供扱いなのかな(笑)

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コメント

お帰りなさい〜w
李師師はこの方でしたか〜。
ほんとだ!いくぶん若いですねぇ。

今度制作される水滸伝のドラマも何だか凄そうで…。
これは…イケメンパラダイスですよw
完成したらこっちを見ることにしようかなと(笑)
http://ent.sina.com.cn/f/v/newshuihu/index.shtml
by: ふたば * 2008/03/28 23:28 * URL [ 編集] | page top↑
>ふたばさん
ただいま帰りました(-入-)

>李師師
つい最近、2006年度の碧血剣@温儀を観ていたので、
そのぶん差が引き立って見えたというのはありますね〜。
まあ、そこまで老けたというわけでもないんですが(^^;

>新版水滸伝
うーん、「三国演義」もそうなんですけど、コレどうなんでしょう(^^;
やっぱり中央電視台のドラマは何だかんだで決定版と言えるくらいにハマってると思うんですが…
楽しみにされている人には悪いのですが、なぜ敢えてわざわざまた作ろうとするのかわかりません(^^;
イケメンは置いといて、とりあえず鉄牛がどんなになってるのかは気になりますが…
by: Manbo * 2008/03/29 01:04 * URL [ 編集] | page top↑
おそまきながら・・・
お帰りなさいませ〜〜。

しかし、しばらくバタバタしていて、コメントできないうちに、
もう水滸伝は観終わられてしまったのですね(^^;
さすがお早い!

新版「水滸伝」、今話題に上っている通りのキャスティングになったら、
中華イケメンカタログみたいになっちゃいそうですね〜。
(本当に)暁明がでるなら見ちゃうでしょうけど・・・(苦笑)
by: まや * 2008/04/02 19:44 * URL [ 編集] | page top↑
>まやさん
もう北宋から戻ってきてしまったので、
ただいま、というのも何か変な気がしますが…(^^;
もともと、積みを消化するために一気に観てしまおうと思ってはいたのですが、
いざ観始めたら面白くて本当に一気に観てしまったという次第であります(^^ゞ

>中華イケメンカタログ
うーむ…(^^;
やっぱりそれが時代の流れという奴なんでしょうか(^^;
by: Manbo * 2008/04/02 21:27 * URL [ 編集] | page top↑

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