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・傅前輩は最終話の直前まで「一人も人を殺してはいない」ということになっていましたが、
これは本当にそうだったようだ。
第一集だか二集だかの多格多と納蘭将軍の会話で
「切れない剣で当て身をしている」とか
「攻撃を食らった兵士は、まるで魔術を使われたかのように眠ったまま目が覚めない」
とかいうやりとりがありました。
つまり、最初に天山に行って莫問剣をもらう前に使っていた剣というのは、
鞘に入れたまま鈍器として使っていたときはもちろん
鞘から抜いた後も、剣としては殺傷力のないものだったんですね。
切られ(たように見え)て倒れた兵士たちってのは殺られたわけではなくて、
穴道を封じられたとかそういう類で行動不能にされていたということかな。
で、莫問剣をゲットして以降も
直接ズバッと刀身で切って致命傷を与えるよーなことはせずに、
刃先から衝撃波を飛ばして敵を制圧したりとか、
柄を叩いて刃の腹から出る衝撃だけで敵をふっ飛ばしたりとか、
といった戦い方がメインになっていたようです。
つまり、やっぱり一貫して相手を殺してはいなかったというのは
本当だったみたいだ。
・改めて見た郁芳は、なんかちょっと周迅に似ていると思った。
目の大きさと両目の間の感覚(顔のレイアウト)なんかが似ている。
・緑珠の一件では、
多格多は緑珠に「由龍剣を手に入れたら昭南を毒殺しろ」という指示を与えていたんだが、
そこまでの間に「昭南を仲間にする」というのを結構、目的として打ち出していただけに
え? 結局殺しちゃうの?という気がちょっとした。
でもこれって実は、昭南がこの陰謀を看破して生き延びたならそれで闇が深くなり
より仲間に取り込みやすくなるし、
逆に昭南があっさりと毒殺されてしまうようなら、
それはそれで由龍剣がタダで手に入るし、別に死んじゃってもイイや、という
かなり大きな視点で考えられていた作戦だったんだなーとわかって感心。
やっぱり多格多はすごいな。昭南とは格が違ったね(笑)
・砂漠編
飛紅巾のツンデレっぷりがやはりすごい。
白髪魔女に歪んだ育て方をされて、
「男なんてみんなゴミだ。お前は一人で生きるんだ。」
という教えが体に染み付き、
全身からその信念がオーラとして発せられているのが感じられた。
良い。
・そして、そんな孤高の鷹・飛紅巾が
ツン→デレへと移行する時に、
それを受ける側であるはずの雲驄の心が見事に行き違ったというこの構成
うーむ、これも上手い。
・昭南って飛紅巾に対してこんなにあからさまに好意を向けていたんだな。
で、当の飛紅巾は雲驄のほうにむしろ思いが向いているわけで、
その間に割って入ってきたり、周りをぶんぶんと飛んでまとわりつく昭南のことを
かなりうざく感じているということが
今回よくわかった(^^;
そうかー、こんなに昭南って鬱陶しがられてたんだなー。
・砂漠編も中盤に入り、明慧お嬢様が出てくると
その辺りから雲驄も悩んで人を殺さないように戦おうとしたりするんだが、
これに対して傅前輩ってのはそもそも最初から不殺を貫いているんだよなー。
二人の立っている場所(地点)の差が、くっきりと引き立って感じられるプロットだ。
(「とっくの昔に通過した」ってやつね。)
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