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2008.03.16 水滸伝26
このドラマに女が出てきたら、
とりあえず八割がた
ろくでもない性悪だと思っておいて間違いなさそうだ。
思いっきり不倫をしておきながら、いざ夫の前に出ると
「私のことを信じてくださらないなんて、もう死にます」とか
ヌケヌケと泣いて逆切れするようなタチの悪い奴ね(笑)
女性敵視で有名な某・鉄○大○門の掌門なんかは
こういうお話ばかりを聞いて育った結果、あんな大人になっちゃったのかな(笑)


第二十六集 李逵背母
~李逵 母を負う
◎できごと

1、李逵の兄が仲間を引き連れて家に戻るとすでに家に弟の姿はなく、
それどころか母もおらず、その場に銀子が残されていただけだった。
李逵は母を背負って梁山へと帰ろうとするのだが、
途中の山道で母のために水を汲みに行った間に母は虎に食い殺されてしまった。
悲しみ、怒った李逵は虎四匹を皆殺しにした。

2、結果的に虎を退治した李逵はふもとの町で英雄として迎えられた。
浮かない顔の李逵は宴どころではなかったのだが、
勧められるままに酒を飲んで酔いつぶれた。
ところが群衆の中に、ニセ黒旋風の妻がいたのだ。
そうとも知らずに酔いつぶれて寝たままの李逵は縛り上げられた。

3、朱富からこの情報を知らされた朱貴は
捕らえられた李逵を県の府に護送するのが楊雄だと聞いて
道中での奪取を試みることにした。
日ごろから付き合いのある朱富に道端で酒を勧められた楊雄以下一隊は
その場で一杯やることになり、どさくさにまぎれて李逵を解放してしまった。
正式に身分を明かして、この護送任務に失敗した咎を避けるため
楊雄も梁山泊入りしてはどうかと勧める朱貴だったが、
楊雄はまだ落草を拒み、朱貴と別れた。
役所に戻った楊雄は、ひとまず首切り人としての役目のみに就くようにとのことで
沙汰はお預けとなった。
梁山へ戻った李逵は、母を亡くした悲しみに、ただひたすら泣くのだった。

4、牢役人役を罷免された楊雄は鼻つまみ者たちからの恨みを買っていたため
町で絡まれて危機に陥るが、そこへ通りがかった男が助太刀に入り、事なきを得た。
薪売りのこの男は石秀と名乗り、職に困って薪を売って暮らしていたのだが、
義のために梁山泊へ入りたいと考えていた。
そんな石秀を楊雄は無理に山賊になることはないと諭し、
自分の家に義兄弟として迎え入れた上に、彼が町で肉屋を開く世話までしてやった。

5、さて、楊雄の妻は名を巧雲といい、前の夫である王押司を亡くした後で
楊雄に嫁いできたのだった。
彼女は王押司を弔った報恩寺の僧侶である裴如海によこしまな想いを抱かれており、
また夫が夜勤で家を留守にし勝ちなために、彼女自身もまんざらではなかった。
巧雲は前夫の法事で如海が家に来たのを良いことに
寝台の上で二人でまぐわった。

6、この時、ちょうど巧雲の部屋には鼓上蚤の時遷というこそ泥が入り込んでいた。
中庭で見張りをしていた石秀は時遷を抜け出してきた捕らえるのだが、
彼の口から義兄の嫁が坊主と不倫をしているとの話を聞かされる。
最初は信じなかった石秀だが、物音を聞きつけた二人が寝室から出てきて、
さらに今後の密通の約束を交わすのを聞いて事実を認めざるを得なかった。

7、翌朝、役目を終えて帰宅した楊雄に
石秀はこのことを告げようとするのだが、
機先を制した巧雲が楊雄に逆に「自分が石秀に色目を使われて」おり
「その証拠として巧雲の不倫を楊雄に訴えてくるだろう」と吹き込んだため、
まさにその通りに石秀に申し立てをされた楊雄は巧雲の言うことを信じてしまった。
自分の言うことを信じず、逆に不義の輩だと糾弾された石秀は
怒って自分から楊雄の家を出て行ったのだった。


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◎かんそう
・前半は涙の鉄牛話、後半はまたもや新たな好漢が転落していく様子…という具合の
二本立てな今回であった。

・てなわけで前半から行くが、うーむ(^^;
なんとも鉄牛らしい話だったというか、まさに残酷無残というか。
すっかり大きくなった息子に背負われてうれしそうなおっかあとか、
そのおっかあとやっと一緒に暮らせるとうれしそうな鉄牛とか、
前フリの効果が大きかっただけに
「鉄牛没娘了~」の最後の慟哭が悲しくてたまりませんでした。
戴宗もそりゃもらい泣きしちゃうよ。
こいつのかわいいところは、
獣みたいにまっさらの感情をストレートに表現するところにあるのかも知れないね。

・ところで、護送場面でこないだ梁山の山賊に入りませんかと
スカウティングをかけてきた朱貴・朱富の二人が来た時点で
怪しまれないのかとちょっと不思議に感じたんだが(^^;
原作では前回のあの場面ってスカウトの声をかけられたのは
楊雄じゃなかったみたいなのね。
まああと一応、直接「自分は梁山の者ですが」と言ったわけじゃなくて
あくまでつてがあるってだけのことだったから
山賊だと思われていたわけではなかったのか。

・で、後半のエロ坊主編(^^;
なんかもー、最初にも書いたけど
ほんとに悪女たっぷりだな、このお話は(^^;
いつものパターンでいくと
やっぱり怪しいと思った楊雄か、
もしくはやっぱり兄貴を放ってはおけないと
逢引のサインを今回聞いている石秀が
現場を押さえて
で、何らかの形で坊主と女が成敗されてもう落草するしかないNE!
という流れか。


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◎人物まとめ

・李逵(り・き)
つーわけで、前回に引き続き今回も鉄牛の回だった。
いちおう「正直に名前を名乗ったらヤバイ」ということは前回学習しているらしく、
朱貴に言われた通りに「張」って名乗ってるのにはワロタ。
あと酔い潰れて目が覚めたら縛られてて、で、朱貴がいるのを見たら
ちゃんとその場の状況を理解して機転を利かせたり…ということも
いちおうはできるんだね(笑)
そして最後の部屋に立てこもって山塞中に響き渡る大声でワンワン泣いて、
で、哥哥がきてくれたら出てきて抱きついてまたワンワン号泣と

まったく、今回の鉄牛編で狙い通りにばっちりと
キャラクターとしての魅力を上げたことは言うまでもないだろう。



・楊雄(よう・ゆう)…牢役人兼首切り役
こうしてまた一人、人生を踏み外す人が…
まあ今回はお咎め自体は軽かったので、
必ずしも朱貴その他の梁山泊の連中のせいでってわけじゃないんだろうけど(^^;
あそこで自分の目を信じられなかった
(自分が見込んだ石秀の言葉を信じられなかった)というのは)
まあ無理からぬことではあったんだろう。
奥さんが浮気するなんてこの人としては考えもしないことだろうし。
普通に、一回分「溜め」を作って、次の回で解放、ってくらいなら
別にぜんぜん問題はないのです。
(武兄弟編は、この溜め期間がやたら長かったからな~(^^;)


・石秀(せき・しゅう)…楊雄の義弟
「出会った好漢同士は義兄弟になる」
というお約束に則り、楊雄と義兄弟になった。
ちょっと頭が回る人だったら
今回、せっかく坊主と女が次の逢引の約束をしたんだから、
その時に兄貴を同伴した上で
きっちり現行犯で現場を押さえる、といったことも
考えるんだろうけど、
あいにく好漢一般のレベル水準的に
そこまで頭が回る人というのは求めてはいけないのだね(^^;




・巧雲(こううん)…楊雄の妻
・裴如海(はい・じょかい)…報恩寺の僧侶

というわけで今回の悪人二人。
しかしこのドラマ、やたらと卑猥なシーンが多いというか、
まるでめりけんのドラマみたいに浮気相手と
ベタベタベタベタとディープキスで絡み合うよーな場面が多いというか(^^;



・時遷(じ・せん)…こそどろ
「鼓上蚤」の二つ名を持つ。
つーかほんと、このお話って
誰でも彼でも二つ名を持ってるね(笑)
楊雄の家に盗みに入った際に
偶然、奥様の不倫現場を目撃した。
でも後で「ならその証人を呼んで来い」
と石秀が楊雄に詰め寄られても
そもそも泥棒なので連絡を取りようもないのであった。


 
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追記(10/05/20)
・鉄牛のしょーもない情報を聞かされて中間管理職の悲哀的な朱貴哥哥w
この人やっぱ要所要所で美味しいところもらってるな~。

・結局李逵が置いていった金はコッソリいただく李逵の兄。
世知辛いな…
(李逵自身がそういう兄貴をぜんぜん恨んだりしていないというのがまた…)

・とりあえず水場を探して、で、見つけた後で
肝心のおっかあに持ち帰るための水の入れ物がなかったことに気がつく李逵。
らしいなぁ。

・水を探しに行った李逵を待つおっかあ、
「いなくなった後」になるまで
襲撃者の影も形も、そういう気配すら見せない、映さないというのが怖い。

・改めて観ても、無慈悲だよな…
これはむざんな「母さんです」展開…

・鉄牛の嘆きには、やはりかなり来るものがある。
(この場面では無粋なことを言うが、中の人がすごい。)

・そしてトラを殺すともれなく英雄扱いされる世界(^^;
いつもなら得意げになるんだけど、鉄牛、ちゃんと沈んだままなんだよな。
当たり前といえば当たり前なんだけど、
武侠ドラマなんかではよく「あれ? もう切り替えちゃったの?」的に感じちゃうこともあるので、
それに対してこういうのをちゃんとやってくれているのは感情移入しやすく、良いです。

+++++++++++++++++++

・そして後半。続いて物語を紡いでいくのは楊雄、と。
この人もまた、今回の任務失敗は
まんま梁山の連中のせいだよな(^^;
いや、↑にはそのせいというわけでもないとは書いたけど、
改めて観るとやっぱ奴らのおかげで人生狂わされてる(笑)

・妻のデタラメ讒言作戦にあっさり乗らずに
まずはちゃんと妻を叱る楊雄は出来た人。
…いや、なんか最近、妻にこうやって泣きつかれると
ほとんど二つ返事でホイホイ言うこと聞いて相手を殺しちゃうよーな
困った男を見た記憶があるので(^^;

・巧雲のこの先手はなかなか賢いな。
確かにこれなら相手にバラされても、少なくとも迷いを生むことは出来るからなw

・結局、楊雄はまんまと妻に騙されて…というより、
義の板ばさみにあってしまったということか。
それで目先の(付き合ってまだ日が浅い)石秀に苛立ちをぶつけてしまった感じかな。

 
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