◎できごと1、戴宗と宋江の処刑の日が来た。
李逵は張順と共同で、そして晁蓋率いる梁山泊の者たちも
それぞれ刑場へと向かう行列に襲撃を仕掛けた。
江州の街中を戦場に変えての大立ち回りの末に二人は無事、救出された。
宋江は晁蓋に応えて梁山泊入りを心に決めるが、
捕らえられた黄文炳の「お前は生まれつきの賊だ」という最期の言葉は
彼の心に楔を打った。
2、梁山泊に迎えられた宋江に対し、晁蓋は首領の座を譲ろうとするが、
宋江はこれを固辞した。
江州を騒がせたことによって宋江の首には多額の賞金がかけられることになった。
連座を懸念する晁蓋は宋江に父を迎えに行かせることを勧める。
一方、李逵も年老いた母を故郷に残してきたため、一人で迎えに行くことになった。
宋江は山賊ではなく、民を苦しめる腐敗した官僚と戦い、国を助けるという
「替天行道(天に替わって道を行う)」を梁山泊の指針として打ち出し、
いよいよ好漢たちの士気は高揚するのだった。
3、故郷へと旅を続ける李逵は途中の林の中で黒旋風を騙る男に襲われた。
もちろん本物に敵うはずもなく、退治されるのだが
年老いた母を養うため仕方なくやったという話を聞き、逆に金を恵んでやった。
それからしばらく進んだ先の立ち寄った民家で、李逵は食事を求めた。
家の女が飯の支度をしていると、彼女の夫が帰ってきた。
その夫というのが先程のニセ黒旋風であり、年老いた母の話は嘘だったのだ。
さらにいま家に食事を求めて来た男が本物の賞金首の李逵だと知った二人は
食事に痺れ薬を入れて李逵を殺してしまうことを企んだ。
立ち聞きしていた李逵は怒って飛び出し、ニセ黒旋風を切り殺したが、
女は逃げてしまった。
4、李逵のお目付け役として遣わされた朱貴は、弟・朱富の居酒屋で
昨年、流れてきて牢役人をやっている楊雄という偉丈夫を紹介された。
朱貴は楊雄に梁山泊入りを勧誘するが、返事は振るわない。
そこへ李逵が沂水で殺人を犯したとの報が入ったため、楊雄は役所へと帰った。
5、故郷の家へ帰った李逵は母親と再会した。
光を失いながらも、息子との再会を喜ぶ母であったが、
そこへ李逵の兄が戻ってきた。
江州の大暴れの件を知る兄は李逵に自首を迫り、
李逵が拒むと助けの手を呼びに出て行ってしまった…
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◎かんそう・たぶん、あとで思い返すと
「あの頃が一番幸せだったなぁ」と思うのが、今なんだろうなと思った。
いやはや…(^^;
それくらい、いまが幸せだということなんだけどね。
(先のことを考えるとやはり気分が暗くなってしまうという話だ。)
・もー、晁蓋哥哥の頼りになる兄貴っぷりはたまらんし、
宋押司もこれまでのヌボーとした宋押司からクラスチェンジし
少しはパリっとしたようだ。
そして何といっても今回は鉄牛だ。
なんなんだこいつ、かわいすぎる@@
これまでにも馬鹿(言うまでもなく褒め言葉)はたくさんいましたが、
こいつはほんとに際限がないぞ。

見た目はどう見てもいかつい恐ろしい巨漢なのに、
尊敬する宋江哥哥とか、大好きなおっかあの前では
まるっきり子供みたいに目がキラキラなのがかわいすぎ。
つーか、鉄牛に対する宋江哥哥の接し方はまるっきり親御さんみたいですね(笑)
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◎人物まとめ| ・宋江(そう・こう) |
 | こうして、はからずも宋押司も 落草を遂げることになったのでした… つーか、もう宋押司(ソンヤース)呼ばれることも きっと今後はないだろうなぁ。 今回、いきなりみんなから宋公明とか公明哥哥呼ばれてたけど この公明ってのはこの人の字なんだね。 これまでのボンクラっぷりから生まれ変わったかのように 「替天行道」の演説ではバッチリ決めていましたが、 |
しかしなんだろう、他の連中はみんな基本的に
落草したこと自体は本意ではなかったとはいえ、
一度しちゃったらしちゃったでそこまで未練を引きずってはいないように見える
(ある意味、開き直って前向きになってる)感じがあるんだけど、
この人の場合ってそれに比べるとだいぶ消極的というか、
たぶん育ちの問題もあるんだろうけど、
「落草した自分」というのを今ひとつ肯定的に見れていないように感じるね。
もちろん、その時々では幸せだろうし、楽しんでもいるんだけどね。
(「ふと我に返ると…」みたいな感じか。)
パパさんもそこんとこ、理解してくれるとはちょっと考え難いし…
うーむ、決して前途は明るくはないのであった。
ところで、それは生まれ変わった後の話で、
今回は↓に笑った。

なんだこの花は(笑)
(たぶんそういう慣習なんだろうけど(^^;)
| ・晁蓋(ちょう・がい)…梁山泊の首領 |
 | 宋押司がちびっ子で、それに対して この人が背が高いというのもあるんだが、 二人で並んでると親子みたいだ(笑) 今回はなんだかんだでかなりきわどかったわけで、 助け出されて再会して、第一声で 「遅くなって不安であったろう?」とか言われたら そりゃ宋押司じゃなくても一生ついていきますと感激だわ。 |
やっぱりまっとうなカリスマ性なら宋押司に比べてずっとこの人のほうが直球だね(^^;
宋押司のところではやや暗い書き方になったけど、
今回の「替天行道」の場面では、
これまでこの人がみんなをまとめて、大きなかたまりになって、
で、そこに宋押司が方向性、向かうべき道を示した、という感じがした。
・李逵(り・き)…黒旋風で、この通称鉄牛
上にもさんざん書いたけど
こいつ異常にかわいいな〜(^^;
あほなこといって哥哥に怒られてもぜんぜんこたえてないし、
賞金首の張り紙見て他の人との金額の差に腹を立てるというお約束のボケには爆笑だし、
番犬のように哥哥が寝る時まで付き従ってるし、
見知らぬ奴が哥哥に近づいたら敵味方とか考える前にまず哥哥を守ろうとするし、
ほんと今回は見せ場たっぷりだった。
何か言われて、返事をするときに
口をぽけーとあけて「あい」って返事するのがやたらかわいい(笑)

目が見えなくなっちゃったおっかあにぺたぺたされて
「おっかあ、鉄牛は元気だったよ」って無茶苦茶うれしそうなのもかわいい。
やばい、今回は鉄牛が愛くるしくて萌え死にそうだった。
| ・朱貴(しゅ・き) |
 | この人、なんだかんだで けっこうピンポイントで美味しい出番が多いな。 まあ鉄牛のお目付け役ってのが はたして美味しいかどうかは別として(笑) あと早地忽律(かんちこつりつ)という二つ名を持っていることが 今回明らかになった。 |
| ・朱富(しゅ・ふう)…朱貴の弟 |
 | で、その弟。 兄貴も居酒屋をやってるらしいが、 弟も同じく居酒屋をやっている。 …しかしあんたら本当に兄弟か?(笑) |
| ・楊雄(よう・ゆう)…牢役人兼首切り役 |
 | 病関索(顔の黄色い関索)と呼ばれている。 なかなか出来た人のようだが、 山賊に仲間入りすることについては腰が引けている。 そう簡単に実は梁山泊の者なんですなんて バラしちゃっていいのかという気もするが、 まあ、そういう人物だと見込んだ上で話したってことか。 しかし関羽の息子から名前を取るだけあって 雅なお顔立ち…と思ってたら、 |
中の人はなつかしの王進でした(^^;
つーか、王進ってあれでもう史進に修行つけるだけで出番は終わりだったんですね(^^;