◎できごと1、実家に戻った宋江は刑に服して恩赦を待てと父に懇願され、
屋敷に押しかけてきた捕手に自ら出頭した。
鄲城の知県は宋江に江州へ刺配の判決を下した。
2、護送中の宋江は梁山泊の兄弟たちに
拉致され 助け出され
そのまま梁山泊へ連れてこられた。
宋江にそのまま仲間入りを勧める晁蓋たちであったが、
宋江は頑としてこれを辞退し、ひとまず江州へ行くことを主張したため、
結局は晁蓋たちもあきらめて彼の意志に任せるしかなかった。
3、江州牢城へ到着した宋江は、呉用の口利きにより
院長(楼役人)戴宗から兄と敬われて面倒を見てもらうことになった。
書類整理の仕事に回された宋江は出入りも自由に許され、
刑に服する身でありながらも悠々とした暮らしを送り
また常日頃のように金を惜しまず分け与えたため
すぐに牢内の者たちからも敬意を集めるようになった。
4、そんなある日のこと、
宋江が金を配っているとの話を聞きつけた牢番の一人が
宋江の部屋へと乗り込んできた。
男は姓名を李逵といい、鉄牛と呼ばれる有名な暴れん坊だった。
戴宗が止めに入り、目の前の男が名声を聞いていた宋江だと知った李逵は
すぐに謝罪し、その後、戴宗と連れ立って三人で飲みに出かけてすっかり意気投合した。
5、飲み屋では李逵があれこれ騒ぎを起こし、
その結果、宋江は梁山泊を発つ際に頼まれていた張横の弟・張順を見つけることもできた。
ところで、江州の知府は太師・蔡京の息子の蔡九だった。
飲み屋の窓から外の行列を見た張順らは、宋江の不遇を嘆く。
宋江は今の皇帝、徽宗が太子を定めたことによる恩赦を期待して、こうして服役していた。
恩赦が出て平民に戻り、父を安心させて静かに暮らしたいと望んでいたのだが、
しかしそんな彼に戴宗は残酷な現実を告げざるを得なかった。
江州の赦令に、宋江の名はなかったのだ…
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◎かんそう・やっぱ腐っても(?)主人公ってことか。
宋押司ばなしになるとやたら内容が濃くなる(笑)
つーか、宋押司の 一挙手一投足がいちいち可笑しくてなりません。
この人いったいなんなんだろう(笑)
正直、明らかに名声が一人歩きしてる感があるというか、
主人公補正を受けてみんなにちやほやされている感もあるんだが(笑)、
でも確かになんかほっとけないというのもわかる気がする。
・それにしてもおかしら自ら出張ってきているのには笑ってしまった。
晁大哥が面倒見のいい人だからってのもあるんだろうけど(^^;
しかしあれだな、
今は宋江が主人公視点となっているわけで、
当然観ているこちらもその視点に追従しているんですが、
そんな中で梁山泊の場面とかで
林冲が他の人に混ざって助言とかをしてきたりすると、
うーむ、うまく表現しづらいんですが、
ドラクエ4で第五章に入ってNPC化したそれまでの章の主人公たちと再会、
みたいな感じだろうか(^^;
なんか不思議な感慨があります。
・あと今回ひさびさに鄲城の知県のじいちゃんが出てきたんだが、
相変わらずのノリで爆笑した。
宣告するだけしといて、棒打ちも適当に免除しちゃってるし(^^;
(そりゃ確かに、ほんとに叩いたら宋押司、
十回くらいで
まんがみたいにペチャンコになりそうだけど。)
この人ほんとおいしいな〜。
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◎人物まとめ・宋江(そう・こう)宋押司はすでにとっくの昔に押司廃業してるのに
やっぱりみんなからは宋押司(ソンヤース)呼ばれるのであった。
この人は、なんかもう、相変わらずヘンだ(笑)
なんなんだろうな〜、やっぱり大業を成す人ってのは
こういう一見するとどう見ても風采の上がらない男にしか見えないみたいな
えてしてそーいったものなのかも知れないね。
晁蓋哥哥はみんなの兄ちゃんって感じの包容力とカリスマ性があるが、
宋押司は「この人は俺が支えてやらなきゃダメだ!」みたいな
やたら保護欲をそそられるような力がある(笑)
入れ墨されてクスンと涙一滴流すところとか、
首枷されて妙にうれしそうなところとか

今回は見せ場てんこもりだった。
酔っ払いモードでグデグデになり
あれこれ言っても誰も聞いてなくて流してるところなど
(酔っ払いお約束の台詞「酔ってなんかいないぞ」というアレ)
最後まできっちり楽しませていただきました。
・宋太公(そう たいこう)…宋江の父三郎のパパさんはやっぱり息子のことが心配で、
でもいざ目の前でドロップアウトして燻ってる息子を見ると
やり場のない怒りでスネてしまうということか。
この人も決して理路整然と物事を割り切って考えられるというわけではないんだよね。
そういう意味ではとても人間臭くて似たもの同士の親子と言えるかも知れない。
三郎に刑に服すことを諭したものの、
いざ実際に捕まえられる段になると
そのことを後悔して嘆く場面は泣ける。
・晁蓋(ちょう・がい)…梁山泊の首領
・呉用(ご・よう)…智多星
晁蓋哥哥、いちおう自分が宋江を巻き込んだという自覚はあったんですね(^^;
それでいてもたってもいられなくなって、
実際に自分で直々に助けに来ちゃうってのがまたこの人らしい。
呉先生は他の皆が梁山泊に留まるよう勧める中で
一番最初に宋江の望みどおりにさせてやろうという方向で話を切り出したのは
やはりさすがというべきか。
そして行き先の牢城でもバッチリ根回しをしてくれているところも
相変わらずやることにそつがない。
| ・張横(ちょう・おう)…梁山泊の船頭 |
 | 船の渡し守をしていたこのおっさん、 ハテ誰だっけ??と、疑問になったのだが いちおうドラマでは今回が初出で間違いないようだ。 宋哥哥に弟への言伝を頼んだおかげで 新たな出会いが開けた。 |
| ・戴宗(たい・そう)…江州牢城の院長(牢役人) |
 | 呉先生の知り合いで、頼みを受けて 宋哥哥のお世話をした。 さすが一応はお役人ということで まっとうな常識人のようだ。 |
| ・李逵(り・き)…江州牢城の牢番 |
 | それに対して、ぜんぜんまっとうでも 常識人でもないのがこいつ(笑) 黒旋風の異名を取り、鉄牛と呼ばれている。 はっきり言ってかなりのキケン人物だ。 武松や魯智深もたいがいアホだけど、 たぶんこいつはレベルが違う(笑) 放っておくと、何もしないでも もれなく厄介事を次から次へと引き起こす。 |
しかも理屈が全く通じない。まあアホでいいんだけどね(笑)
| ・張順(ちょう・じゅん)…張横の弟、漁師たちの親分 |
 | 浪裏白条と呼ばれる。 水中戦闘のプロだ。 さすがの鉄牛も水上ではまったく相手にならず 宋江哥哥が止めなかったら 危うく魚のエサになるところだった。 |