◎できごと1、施恩に頼まれて護送中の武松を助けるべく
後を追っていた張青・孫二娘夫妻は
武松が刺客に襲われた跡に出くわしたものの、武松の姿はそこにはなく
仕方なく近くの廟で雨宿りをしていた。
そこへ武松がふらふらと歩いてきて倒れたため、彼を連れて十字坡の宿へ戻った。
2、役人が武松の行方を捜索しているため
張青・孫二娘夫妻に危害が及ぶことを恐れた武松は落草を決めた。
張青は魯智深と楊志の二人と義兄弟の契りを結んでおり、
その紹介によって武松は追っ手の目を逃れるため
僧侶に変装して二龍山を目指すことにした。
3、柴進の館を出た後、宋江は追っ手を避けて各地を転々としていた。
清風塞の知塞・花栄によって清風塞に身を寄せるよう誘われていた宋江は、
その道中で偶然、二龍山へ向かう武松と再会を果たす。
武松は宋江に共に二龍山行きを誘うのだが、落草するつもりのない宋江はこれを辞退し、
二人は別れて各々の目的地へと進んだ。
4、清風山に入った宋江は、清風塞にたどり着く前に山賊に捕まり
山塞に連れてこられて殺されそうになった。
ところが、実はこの山塞の頭・王英の下に梁山から使者として劉唐が訪れており、
捕まえた男が宋江だとわかった王英は彼を解放し、客として迎えた。
ところで、王英はこの日、清風塞の知塞夫人と名乗る女を捕まえてきていた。
これを知った宋江は、その女が花栄の妻ではないかと考えてため、
王英が手篭めにしようとしたところを制止する。
実際には、花栄は実は清風塞の副知で、知塞は劉高であったことが判明し、
捕まえられた女も劉高夫人だったのだが、
劉高夫人に助けを求められたため、宋江は王英をなだめて彼女を解放してやった。
5、王英たちと別れて清風塞に来た宋江は
花栄と再会して旧交を温めていた。
ところが、その姿を見た劉高夫人が宋江が山賊の一味であると糾弾、
さらに花栄も山賊に内通していると主張して二人を捕らえさせてしまった。
護送車で運び出された二人は王英や劉唐たちの襲撃によって救い出され、
劉高は戦いの中で討死。
再度捕らえられた劉高夫人は王英に色目を使って取り入ろうとするが、
宋江に阻止され、そのまま劉唐によって殺された。
6、劉唐らに誘われて共に梁山泊へ向かおうと考えた宋江だったが、
そこへ彼宛てに父が亡くなったとの知らせが届いた。
嘆き悲しむ宋江は義兄弟たちと別れて一人、実家へと戻った。
ところが、実は宋江の父は亡くなってはおらず、
これは彼を呼び戻すための策だったのだ。
呆気に取られる宋江を、父は梁山へ行って山賊にでもなってしまえと突き放すのだった。
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◎かんそう・今回は内容が濃かったな〜(^^;
なんか、やっぱり宋押司ってミョーな存在感がある(^^;
ひさしぶりに晁大哥が出てきたのもうれしくなってしまったし
(もう頭領として貫禄満点だな)、
ほんとは二龍山のほうもどうなってるか気になったんだが
宋押司ばなしがはじまったのでそっちでいまは満足だ(笑)
・そしてこのところずっと続いていた武松関連のエピソードも
今回でひと段落ついたみたいだね。
その後のトレードマークとなる僧侶の服を出してきた時の
嫂嫂のひとこと「去年坊主を片付けたんだけど」が
無茶苦茶気になったんですが…
あんたら坊さんまでひき肉にしたんかい@@
・で、そのいかつい坊主に道を尋ねられて
ビビリまくってる宋押司にも爆笑。
この人、ほんと小動物か何かみたいだよね(笑)
その後、あっさりととっ捕まってるのも笑った。

この人ってこの物語のヒロインなのか?(笑)
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◎人物まとめ・武松(ぶ・しょう)やっぱいくらなんでも前回殺しすぎたよね(笑)
宋大哥と一緒に人が通ると後ろ向いてるのは
逆に無茶苦茶怪しすぎて笑った。
武松はこれでしばらくお休みかな。
・宋江(そう・こう)宋三郎って呼ばれてるのは、今更言うまでもなく宋家の三男坊ってことだからだ。
相変わらずなんか観葉植物みたいというか、小動物みたいというか。
ちょこんと突っ立ってて、眼を離すとてくてくどこかに歩いていって、
で、捕まってる(笑)
なんだろうねこの人、明らかに英雄好漢なんかとは程遠い感じがするんだけど、
妙に存在感があるというか、ほっとけない感じというか(笑)

この所在無げなたたずまいが見てるだけでワラエル。
せっかく女助けてやったのにそのせいで檻車に入れられて憮然としてるのにも爆笑したし、
パパが死んだと知ったら人目をはばからずウエーンて泣き出すし(^^;
あと女関係はさすがにこの前の件で懲りたらしく
劉高夫人に裏切られた時にはかなり怒ってたね(笑)
| ・王英(おう・えい)…清風山の山賊 |
 | 矮脚虎の異名を持つ。 宋江をそれと知らずにとっ捕まえて、助け出して、 それから梁山泊入りした。 おにゃのこ好きで、劉高未亡人に骨ヌキにされかかるが 宋江たちによって阻止され、 今度宋江に嫁さんを紹介してもらうことになった。 |
・劉唐(りゅう・とう)…赤髪鬼意外に出番の多かった赤髪鬼。
個人的にはそこまで好きじゃないんだけど、
しかし宋押司との絡みが多いね。
あといつの間にかこの辺の人たち、宋押司と義兄弟になってたんだな。
この前の晁蓋一味逃亡の時に助けられた恩ってことか。
・鄭天寿(てい・てんじゅ)
・燕順(えん・じゅん)劉唐、王英たちと一緒に梁山泊入りした。
正直、かなり影が薄かったのでいちいち押さえておりませんが、
今後また出番があったら(あるのか?)その時チェックしなおそう。
| ・花栄(か・えい)…元・清風塞の副知 |
 | これはよい修慶ですね。 宋押司とは柴進の屋敷で知り合ったのかな? なんかもうあれだな、 基本的に「知り合った好漢同士は ほぼ自動的に義兄弟の間柄になる」と認識した方が 話が早そうだ。 そんなわけで小李広の異名を取るこの人も すっかり宋大哥にラブラブとなっていたのだった(笑) |
李広ってのは漢代の弓の名手で、要するにこの人も弓の名手。
弓使いってそれだけでキャラが立つから役得だね。
| ・宋太公(そう たいこう)…宋江の父 |
 | 三郎のパパさん。 やっぱりあんなことになっちゃったとはいえ 父ちゃんずっと出来の悪い息子のことが ずーっと心配だったんですね。 で、いざ反則技で息子を呼び戻したはいいんだけど 実際に顔を見たらまったくこのダメ息子はと プイッとなってしまったというわけか。 |