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2008.03.14 水滸伝17
もー、副題見ただけでうんざり(^^;


第十七集 王婆弄風情
~王婆 風情(色事)を説く
◎できごと

1、武松は義にもとることは出来ないと兄嫁の誘いを突っぱね、
武大の家を出て庁舎に住むことを決めて家を出て行ってしまった。
すっかり機嫌を損ねた武大の妻は家事も疎かになり、
武大はそんな妻の体を気遣うばかりである。
そうこうしている内に武松はある日、知県の使いで遠出をすることになり、
二、三ヶ月は戻らないことになってしまった。
兄によく警戒するよう言い残すと、武松は発っていった。

2、さて、西門慶は武大の妻のことが忘れられず、
その妻の夫が武大であることを耐え難く思っていた。
西門慶は行きつけである武大家の向かいの茶屋の王婆に相談し、
王婆はこれを請け負うことにした。

3、武大の妻はある日、王婆に呼ばれて
彼女の家で裁縫の手伝いをすることになった。
しかしこれは王婆の策略であり、武大の妻は西門慶と引き合わされた。
一方、そんな策略のことは露知らずの武大は弟の言いつけ通りに
朝の仕事始めを遅らせ、夜の仕事納めを早めていた。
武大の妻は、自分は朝早くから起きて仕込みをしているのに
いつまでも寝ている夫が気に入らない。
さらに茶屋に裁縫に行った先で酒を飲んできたことを武大に咎められると
腹を立てて二階へ上がってしまった。


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◎かんそう
・これはつらい(^^;
いや、ドラマの出来としてどうこうというわけではなく、
見ていてあまりにも痛々しくなってしまうということね(^^;
とにかく朴訥な武大がいい人すぎて、
で、その妻があまりにもアレな人で、ババアはウザくて、
そんな外道どもが寄ってたかっていい人の武大をついばもうとしているのがツライ。
前回の最後まで行った時にはてっきり今回の話で決着がつくと思ってたんだが、
まさか一話まるまる使って溜めの展開をやるとは(^^;
願わくば、何とかできるだけ被害の少ない方向でまとまって欲しいんだが、
難しいだろうな~T_T
西門慶の奴は棺代とかヌカしてたが、
あれはババアの棺(将来の)ってことではなくて
やっぱり武大をSATSUGAIしちゃうって意味なのかなぁ。
うう、きついT_T


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◎人物まとめ

・武大(ぶ・だい)…紫石街の饅頭売り
これはしかし、どうしようもないよなぁ。
もうバッドエンドしかないのか。


・武松(ぶ・しょう)…陽穀県の都頭
あんたはえらい。良く言った。
でも兄ちゃんにこの状況を説明できないってのがつらすぎるよなぁ。
「嫁さんに誘惑された」なんて言えないもんなぁ。


・武大の妻
要するに、家にずっと引きこもってたのって
「あの武大の妻だ」って目で見られるのがイヤだったってことなのか…
はあ、なんだかなぁ。
それにしたってこの態度はないよなぁ。


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追記(10/04/30)
・前回のラストからの続きで、お酒で勢いをつけて、つい踏み越えかけちゃったんだけど、
武松の拒絶で、武大の妻は一度は戻った。

・戻ったんだけど、
そういう風に取り繕うことが、武松には出来ない。
「なかったことにして元通りに」という風にはいかない。
武松の生真面目すぎというか、
不器用というか。

・改めて、今回のエピソードは、武松というよりも
武大の妻の視点で描かれているのだよな。
初見の時には武大が良い人すぎて、どうしても武大の妻に対しては厳しい感想を書いてますけど、
改めて観ると、だいぶわかるところもあるにはあるな。
他に何か出来たわけでもないけど、
武松が突っぱねすぎたんだ。
女は動き出してしまった。もう元には戻らない。

・平和な町中のはずなのに、ここは虎狼の野か。
景陽岡なんかよりずっと危険な気がして不安になってくる、武松旅立ちの場面…

・扉から首を差し込んできた王婆、
まるで妖怪だ。
そしてこのババア、
どう言えば「女」を刺激できるか、実によく心得ている。

・やはり二周目で見方が変わっても、なかなか、この回は…
武大の朴訥さあふれるにこにこ顔が、見ていて本当に心が痛む。
誰かこのロンママをビンタして針突き刺してやってください。

・武松の助言は哥哥のことを思ってのことだったのだけど、
それを頑なに守る武大が、
武大の妻としてはまた気に喰わない。
自分は早く起きてこんなに我慢しているのに
大郎はグータラしているというのも気に喰わない。
それまで続いていたサイクルを壊したのも、やっぱり武松なのだ。

・「あの武大の妻だなんて、気の毒に」というのは、
本当は言ったらいけないことなのだ。
言ったらいけないことなのだけど、
考えないようにしていたのだけど、確かに武大の妻が感じていることなのだ。
それを発言してしまうことで理性のたがが外れてしまうのだ。
それは、「感じるようにさせられてしまった」ということでもあり、
悪いのはあらわれた武松の存在でもあるが、
何より王ババアの悪意である。

・ラストの場面、
あれは「この人は私のことなんか何もわかってくれない」という沈黙なのだな。
「自分がこんな境遇にいるのはこの人のせいなのだ」
という認識を新たにしたのかも知れない。

 
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