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2008.03.13 水滸伝13
もりあがってまいりました!


第十三集 火併王倫
~王倫を火併(う)つ
◎できごと

1、晁蓋は官兵に追い詰められるが、
追撃隊を率いていた一人は日頃から仲良くしていた雷横だったため、
彼の手引きで逃げ延びることができた。
追っ手はさらに石碣村まで及ぶが、阮三兄弟が河上で火攻めを仕掛け、官兵は壊滅。
捕まった何涛は片耳を削ぎ落とされて放逐された。

2、晁蓋ら兄弟七人は梁山泊へやって来た。
王倫は一応は迎え入れたものの
たった七人で官軍一千を壊滅させた晁蓋たちを警戒していた。
林冲は彼らの侠気と腕前に敬意を表するのだが、
王倫は自分より才覚も度量も上の晁蓋を受け入れる気はなかった。
のらりくらりと返事を遅らせて日ばかりが無駄に過ぎていき、
劉唐や阮三兄弟、そして林冲の鬱憤も溜まって行く。

3、晁蓋は諍いを起こすことを嫌い、兄弟たちが主張するように
梁山泊を乗っ取るようなつもりはなかった。
しかし監視の者を捕まえた公孫勝が王倫に問い質しに行って逆に捕まってしまったため、
意を決して最後の話し合いに出向いた。
自分たちの望みはただ梁山泊に住むことであり、財産も位も必要ないと主張する晁蓋だが
王倫はまるでそれを理解しない。
ついに晁蓋が兄弟たちと共に下山を決めた時、
義憤に駆られた林冲が立ち上がって王倫を殺害した。
こうして晁蓋は梁山泊の首領となり、新たな時代が始まった…


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◎かんそう
・うーむ~、これで第二部・完、って感じか。
林冲はここまでの積み重ねがあるから
もー見てるだけで楽しい/何やってもサマになる状態になってるし、
晁天王もその温厚、誠実かつ豪胆な人柄がバッチリ好感度アップだ。
狂犬みたいな弟連中はともかく(笑)、
呉先生もその腹黒っぷりがたまらんぞ(笑)

・というわけで、ようやく舞台が整ったわけだ。
さてこれからどうなるのか。
相変わらず先が楽しみな展開だ。


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◎人物まとめ

・林冲(りん・ちゅう)
久しぶりに登場した林教頭は、やっぱり林教頭だった(笑)
王倫にイビられながらもなんとかガマンして暮らし続けた結果
空気読みスキルが身についているのには笑ってしまったが。
(「あ、すいません、お邪魔だったようで…」ってアレね)
しかし長いこと鬱憤が溜まってたってのも大きいだろうが
容赦なくサクっと王倫を殺ってしまったのには驚きだ。
まあ殺されても仕方のないことをしたとは言え。

しかし久しぶりに槍さばきも見れて楽しかった!



・宋江(そう・こう)…鄲城の押司
宋押司(ソンヤース)はあいかわらず腹の読めない男だ。
わざわざ「晁蓋が逃げられないほうに五十両」とか賭けてたが
余計な疑いをもたれないためってことなのか、
それとも別にお金に執着はないからどっちでも良かったのか。
しかも仮にも上司の爺ちゃんと囲碁さしてるのに
ほっぽって勝手に寝ちゃうというこの図太さ(笑)
うーん、やはり謎な男だ宋押司。


・雷横(らい・おう)…都管

第十集で見回り中に晁蓋に接待されていた人。
日頃からこうして好意を積み立てておくと
いざって時に意外な形で返ってくるということだ。
ぴょんぴょん飛び回る殺陣が印象的で、
十集でも劉唐相手に互角に戦ってたな。
しかし、ひとつ気になったんだが
晁蓋を助けるつもりがあったなら
わざわざ一緒に逃げてた家人を切り捨てることなかったのにね(^^;


・何涛(か・とう)…済州府の緝捕(捕盗役)
この人、やっぱかわいそうだよなー(^^;
自分もいっぱいいっぱいで、職務を果たそうとしただけなのにね。
耳ざっくりは酷すぎる。
こういうことをやるからチンピラ兄弟は嫌いではないが、好きにもなれんのだ。
(つーか、まるっきりチンピラだよね(^^;)


・晁蓋(ちょう・がい)…晁天王
この人が望んでいることは、
やっぱり兄弟揃って仲良く楽しく暮らしていくってことだけだったんだね。
楊志の未来をブチ壊した件についてはともかくとして、
暴走しがちな弟たちと違ってこの無欲で情義に厚い人柄は
やっぱなかなかにカリスマ性が高いね。
べろんべろんに酔いつぶれて無邪気に喜ぶ姿はかわいらしかった。
王倫がいくら話にならなくても絶対キレたりしないし。
やはりなるべき人が首領になったということだ。


・王倫(おう・りん)…梁山泊の首領
あくまでお山の大将に固執していたため
結果として見事に募穴を掘りました、と。
いや~、少しは同情の余地もあったんだが、
さすがにこれだけ延々と男らしくない態度を見せられれば
林冲じゃなくてもウンザリだよね(^^;
「相手が何を欲しがっているのか」というのを全く理解せず
あくまで自分の尺度でしか物事を測れなかったというのが敗因だろう。
素直に梁山泊を明け渡してどっかに行ってれば
あるいは細く長く生きられたんだろうけどね~。


・呉用(ご・よう)…智多星
この腹黒先生め(笑)
たぶん、林冲に近づいたことも
決して100%打算からというわけではなく
純粋に好意を持ったってこともあるんだろうけど、
黒い人だということを意識した上で見ていると
いちいち林冲をけしかけようとしているようにしか見えん(笑)
しかしそんな頭の良い人だからといって、決して独断専行はせず
あくまで晁大哥に惚れこんで、その意に沿わないことは絶対にしようとしない、
配下のチンピラどもにもさせない、というのが徹底しているというのが
また妙に清々しい。先生は良いキャラだ。
さんざん林冲を焚き付けといて、
いざその時が来たらヌケヌケと「内輪もめはいけません」とか
「殺してはいけません」とか言って仲裁に入るのも爆笑。

先生、顔! 顔!

 
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追記(10/04/25)
・このおはなしって、基本、水戦適性が高いキャラが多いよねw
歴史SLGでいうとAとかSとかの能力値を持ってるような。

・晁蓋捕縛劇から一夜明けて翌朝。
このおばん、朝一で宋押司のとこに押しかけてきたんかい(^^;

・梁山泊の山塞にやってきた晁蓋軍団。
八十万禁軍教頭林冲が
みんなから一目以上も置かれているというのが、
これまで一緒に林教頭と旅してきたこちらとしては、素直にうれしいね。

・そして最初の会見で王倫と林冲のちょっとした不和を見つけると
林冲に献杯なんかしちゃって
溝につけ込もうと早くも種まきをする呉先生w

・夜中に挨拶にやってくる林冲は、なんかかわいいな(笑)
どろどろとは基本的に無縁な無邪気さが。
そして空気呼んで引っ込んじゃう奥ゆかしさも微笑ましい(笑)

・というか
林冲の純粋さが目立つだけに、
それを煽動する呉先生の黒さが際立って見えるぞ(^^;
かなりいやな男だなこの先生はw
林冲暴発の場面でも止めるフリをしながら
明らかに口の端がニヤけてるぞオメー(^^;

・王倫、この男は、結局自分の物差しでしか他人を計れないんだよな。
自分が欲しいと思うものは他人も当然の如く欲しいと思うものだという
思い込みで動いている。
せっかく林教頭のところに夜中にフォローにきたかと思えば、まるでズレている。

・しかし林教頭の実力なら、
水上ならともかく、この場所においては
ここにいる全員と戦っても勝てるよな。
と、調子に乗って吹いてる劉唐とか阮三兄弟を見て思った。

・林教頭が王倫を成敗したら
即行で平伏する杜遷&宋万は変わり身早い気もするが(^^;
まあそれだけこれまでうんざりしてたんだろうな。
何度も王倫に進言はしてたし…


 
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