水滸伝10

ふだんのエンディングは「好漢歌」なんだけど
今回は物語の節目ということで
別エンディング「天時地利人和」でした。

そうなんです。このドラマ、あっちの作品にしては珍しく
(というか他には変則型の「東周列国」くらいしか知らんぞ)
展開がハードになっていく後半からエンディングテーマが変わるんですよね。
(今回はまだ前半だけど、特別。)
「好漢歌」は実に陽気な感じだけど、
こっちの「天時地利人和」はもっと厳かな感じ。
歌にあわせて流れる映像そのものは
撮影風景→好漢の絵をバックに演員表というのは同じなんですけどね。
いや〜、なんか、いちいち良いです。


第十集 七星聚義
〜七星 義に衆(あつ)まる
◎できごと

1、梁中書は舅である蔡京太師の誕生日の祝いを東京へと届けることになり、
その護衛役として信頼する楊志に任せることにした。
誕生祝いの品々にふさわしく豪華な行列を出そうと考える梁中書に対し
楊志は品物を荷物の中に隠し、
商人に偽装して人目を避けるべきだと主張して受け入れられた。
中書夫人の乳母の夫である謝都管、それに他に二人の虞侯も同行することになった。
楊志のことを馬鹿にしている謝都管が同行すると聞いて
楊志は辞退しようとするが、梁中書が彼らに楊志に従うよう言い含めたため、
この生辰綱の任を受けたのだった。

2、東渓村の保正(組合頭)・晁蓋は役人にも顔が利き、江湖に知り合いも多い。
ある日のこと、彼を訪ねて義兄弟の劉唐がやって来た。
梁中書が東京へと出した生辰綱を奪う話を持ってきた劉唐に対し
晁蓋は中央の官僚に敵対することの危険性を懸念し、今ひとつ乗り気ではない。
劉唐は晁蓋の煮え切らない態度に痺れを切らして出て行った。

3、その晩、寝付けない晁蓋は北斗七星の夢を見る。
朝になると知人の呉用が彼を訪ねてきた。
呉用に誘われて石碣村で義兄弟の阮三兄弟と会った晁蓋は、
これが彼を生辰綱の略奪計画に乗せるためだと知る。
梁中書が民から搾り取った財宝を奪うことは義の行いであると、
晁蓋はついに生辰綱の略奪を決めるのだった。

4、荘園で計画を練る一同のところへ一人の道士が押しかけてきた。
公孫勝と名乗るその道士もまた生辰綱の略奪を晁蓋に持ちかけてきたのだ。
夢に従って公孫勝を計画に加え、黄泥岡にて生辰綱の襲撃を決めた晁蓋は
さらに黄泥岡から十里の安楽村の白勝を加えることにし、
この計画成就の誓いを立てたのだった…

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◎かんそう
・いや〜…
つまり、好漢歌に歌われる「天下的星星参北斗(天下の星々北斗に集う)」ってのは
このことなのか?
ということは、これが後の梁山泊の原型?

・と、本来ならわくわくするはずなんだが…
となると、ますます楊志が引かされたのは貧乏クジだという色が濃くなるわけで、
楊志かわいそすぎT_T
となってしまうのであった。
まったくとことんツイてない人だよ…

・とりあえず楊志がまっとうな善人だというのはわかっているわけで、
そんな楊志を信頼して全部を任せようという梁中書もまた
ぜんぜん悪い人には見えないんだけど…
そこはそれ、民から搾り取っているというのは事実なのか、
それとも単に盗賊たちが自己正当化のためにそういう題目を持ち出してるだけなのか。
観てる限りだと後者の色が強いんだが(^^;

・そんな感じで、今回はたくさん新キャラクターが登場し
何がどう進んでいくのか見えず、わくわくの回であった。


-----------------

◎人物まとめ

・楊志(よう・し)…提轄
てなわけで、ああ、楊志…(涙)
「東京より戻ったら重く取り立てるぞ」なんて台詞が出たら、
そりゃもう戻れないと確定してるようなもんじゃないですかT_T
せっかく第二の人生をスタートしてがんばれそうな矢先に
このとんでもない落とし穴が目の前に待ち受けているのが見え見えなのに、
当の本人はそんなこと知る由もなく
犬のようにがんばろうと尻尾を振っているところを見ると(いや、悪い意味ではなくね)
目頭が熱くなって仕方がないのでした(^^;
ところで、前回捕まって北京に送られてから
左目の横に入れ墨されてたんですね。


・晁蓋(ちょう・がい)…東渓村の保正(組合頭)
大哥とみんなに慕われる顔役。
「晁天王」の異名を持つらしい。
ハイリスク・ハイリターンのこの仕事
慎重に計画を練るだけで
誰もやらないとは言っていないのに
気が早い義弟から周りにやらないものだと吹聴され
手の込んだやり口で説得を試みられた。
だから誰もやらないなんて言ってないのにね(笑)
観てる側からしたら梁中書がぜんぜん悪役人に見えないんだが、
そんなこんなで義侠心のためと天の神様に言い訳して、盗賊行為をやることになった(^^;
さてどうなることやら。


・呉用(ご・よう)…村の教師
「智多星」の異名を持つ。
晁蓋一味の参謀役。
頭は回るけど自分から人を率いるつもりはなく
ナンバー2としてリーダーを補佐するってのが
性に合ってるって人のようだ。
ところで、今回この人の話に出てましたが
魯智深って史進を頼って行ったんですね。
今は二龍山ってところに一緒にいるらしい。
いやー、なんかよく知ってる人物が第三者の間で
こうして有名になってると、ちょっとうれしくなっちゃいますね。


・劉唐(りゅう・とう)…晁蓋の弟分
「赤髪鬼」の異名を持つ。って、見たまんまやね(笑)
直情径行型のようで、晁蓋が慎重に練った計画を
一発で台無しにするような感じ(笑)
この人のたちの戦闘能力については
いまのところまだ未知数だ。



・阮小二/阮小五/阮小七阮三兄弟
  
梁山泊に魚を取られて漁師の商売あがったりだとか、博打ばかりやってるとか、
そういうのは晁大哥を引き込むための嘘だったのか、
それとも本当にそうだったのか。
まあ本当にそうだったのかも知れんね。
しかしなんで三兄弟なのにこんなに欠番が?
空いてる番号のぶんは死んじゃったってことなんだろうか?


・公孫勝(こうそん・しょう)…道士
「一清先生」と呼ばれる。
棒術と道術の使い手。
つーか、道士が大暴れっていうのは
さすが元祖・武侠ものというべきか(笑)
やっぱこういう物語では道士という職種って
そういうものなんですね。

 
 
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コメント

中国では一族の同世代(従弟同士とか)で、太郎、次郎、三郎…って具合につけるので、兄弟で番号が飛び飛びでも間が死んでるとは限らないんですよ
by: 通りすがり * 2009/09/05 13:44 * URL [ 編集] | page top↑
>通りすがりさん
原来如此!
同世代ならまたがってOKなんですね…道理で、納得です。
また一つ賢くなりました。ありがとうございます(-入-)
by: Manbo * 2009/09/05 21:09 * URL [ 編集] | page top↑

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