このドラマ、やっぱり音楽も抜群に良いな。
BGM自体がそんなにしょっちゅうかかるわけじゃないんだけど
要所要所で物凄く効果的に使ってくる。
メインテーマをアレンジしたものを使うというパターンに私が弱いってのもあるか。
あと「さあ対決だ!」って場面で疾走するような元気の良い曲がかかるのも好き。
今はまだぜんぜん序盤なので、
主人公(林冲)の境遇こそ悲惨とはいえ、
全体としての悲劇性や重さはそれほどでもないってのもあるんだろうけど。
やはり音楽の良し悪しってドラマのトータルな印象に大きく影響するよね。
と、書いていたら今回の見せ場の場面の殺陣で
まさにその曲が使われていました。
動画が見つかったので貼っておこう。
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=w0AS7pUh-Gwイイですよこれは〜。
第八集 林冲落草〜林冲 落草す
◎できごと1、東京では林冲の夫人が自害してしまい、
その父は悲嘆のあまり呆然としたまま生きる気力を失くしていた。
義憤に駆られた張三たちは、昔のつてを使って市場に来ていた高衙内を
単独で菜園の家に連れ込み、陰茎を切断してしまった。
高俅はこの一件は単なるちんぴらの仕業ではなく、
裏に手を引いた者がいるのではと疑った。
2、柴進の館に匿われていた林冲だったが、
高俅から突付かれた滄州府によって彼の人相書きが世間には出回っていた。
柴進に迷惑をかけたくない林冲は、柴進の推薦を受け
山東・済州の梁山泊へ身を寄せることにした。
3、梁山泊には王倫、杜遷、宋万の三人の首領がいた。
自分より才覚も元の身分も上である林冲が気に入らない王倫は
林冲を梁山泊に留めたくないと考えるのだが、
林冲を梁山泊に留め置きたい頭領の朱貴、それに杜遷、宋万に説得されて
投名状として人の首をひとつ持って来れば仲間入りを許すという約束になった。
4、目付け役と一緒に峠に潜んで手ごろな獲物を待つ林冲だったが
生来の優しさが災いして結局、首を取れないまま時間だけが過ぎて行った。
あきらめかけていたところへ重い荷物を担いだ一人の男が通りかかる。
林冲が姿を現すと男は荷物を置いて逃げて行ってしまったが、その中身は財宝だった。
これを投名状の代わりに持ち帰ろうとする林冲だが、
そこへ突然、荷物を奪い返さんと顔に大きなあざのある男が襲い掛かってきた。
5、目付け役が荷物を持って梁山泊に逃げ戻り、そして救援に向かおうとすると
先程の男と林冲が一緒に船に乗って戻ってきた。
男は制使(武官)の楊志で、禁軍の教頭である林冲のことも聞き知っていたのだった。
奪われた荷物は、彼が輸送任務失敗の取り成しを頼む賄賂のための財宝だったのである。
朝廷でも名のある官職を持った相手に
王倫は林冲への態度とは手のひらを返したように楊志をもてなし、
梁山泊へそのまま留まることをすら勧める。
楊志はそれを断って東京へと戻り、
自分が王倫に疎まれていることを知る林冲は彼に同行して立ち去ろうとするが、
朱貴らに止められて結局、残ることになったのだった。
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◎かんそう・前回で第一章・完!かと思ったら、まだ林冲の話が続いた。
いや、これはうれしい。
なんかもうすっかり主人公として感情移入しちゃうな〜。
・ついに「梁山泊」が登場したわけなんだけど、
確か最初はまだ普通に盗賊みたいなことをやってるだけなんだよね。
(この辺もぼんやりと覚えている)
観ている側にとっても未知のものであるこの組織(というか集まり)に
同様に新参である林冲の視点から入っていくということで
やはりわくわく感が倍増だ。
ついでにここまでで林冲の高潔な人となりについてもシッカリとイメージが定着してるから、
そんな林冲がこの先どう関わっていくことになるのかということについて
さらに観ていて楽しいという。
・今回はさんざん葛藤して、でも結局、無実の人を殺すことができずに
そのまま帰っていこうとする林冲というだけで十分だったんだが
そこからさらに未知の強敵の乱入→戦い、という流れが無茶苦茶燃えた。
まさかここでそういう風に持ってくるか!という驚きがありました。
さすが元祖・武侠ものか。

しかもまたこの殺陣が無茶苦茶熱いし。
禁軍八十万の教頭の名はダテじゃないってことで、刀も人並み以上に使えたんだな。
最初にも動画へのリンクを貼りましたが、この音楽。
このラッパがプカプカ〜となるのが良い!
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◎人物まとめ・林冲(りん・ちゅう)…
元・禁軍の教頭もう何やっても様になるなぁ。
初登場の頃はどこか育ちのいい感じがあったんだけど、
さんざん荒波を乗り越えて日に焼けて、
芯がどっしりと太くなった雰囲気がありますね。
それでいて、やっぱり根っこのところでは変わらず
お母さんと息子を手にかけられずにそのまま行かせちゃったりってとこが
またすごくこの人らしくて良いのだ。
でも、恨むべきは高俅よりもむしろ衙内だと思うんだけどな〜(^^;
しかしそれはそれとして、本人はまだ知らんことだが
奥さん死んじゃったのか@@
前回の山神廟のあれは正夢だったのね@@
待ってるって言ったんだからちゃんと待ってなさいよ…と言いたくもあるが
それだけ衙内にしつこく迫られたってことか…
残されたおとっつぁんもかわいそうだのう。
・柴進(さい・しん)…
荘園の主前回の終わりで林冲はまるっきり行き場をなくしたように思ったら、
なるほど、この人のところに転がり込んでいたわけね。
やはりいい人だ。
・高衙内(こう・がない)…
高俅の義理の息子チンコ切断きたわ…
前回あんなふうに心配になったはいえ、張三ナイスだ。
でも本当なら、ちゃんとキッチリ殺して禍根は断っておいたほうが良かった気もするが…
・高俅(こう・きゅう)…
太尉すっかり成長して(?)立派な魏宗万になった。
いちおう衙内のことを庇うどころかちゃんと怒ってるあたり
林冲がそこまでメタクソに憎むほどひどい奴ではないように見えるんだが…(^^;
まあでも直接的に林冲を地獄に落としたのは、この高俅には違いないのか。
| ・王倫(おう・りん)…梁山泊の首領1 |
 | 「白衣秀士」の異名を持つ。 お山の大将をやっていたいだけの人。 科挙に落ちた挙句にこんなところに…という来歴が なんともミジメさたっぷりだ。 しかし物凄い直球で林冲イラネとか言い出したのには さすがに吹いてしまった。 なんつーか、ある意味すごい人だ。 |
| ・杜遷(と・せん)…梁山泊の首領2 |
 | 「模着天」の異名を持つ。 杜遷と宋万は一見すると区別がつかなくなるので危険だが こっちが杜遷だ。 林冲の才覚をちゃんと認めている。 |
| ・宋万(そう・まん)…梁山泊の首領3 |
 | 「雲裏金剛」の異名を持つ。 で、こっちが宋万。 同じく、林冲を仲間に入れることに抵抗はない。 あごひげがあるのが杜遷、ないのが宋万、と考えると識別しやすい。 |
| ・朱貴(しゅ・き)…梁山泊の頭領 |
 | 位の上ではひとつ下のようだけど 歯に衣を着せずに言いたいことをスパスパ言うのは好感度が高い。 林冲を認めており、残って欲しいと思っている。 というよりむしろ下手すると王倫を追っ払おうとか そういう風にそのうち言い出しそうな感じだ。 (そうなるんだったよーな気もするが、記憶がアイマイだ。) |
| ・楊志(よう・し)…制使(武官) |
 | 「青面獣」の異名を持つ。 徽宗のコレクションのための花石綱を先導中に船が転覆したため とりあえず東京へ報告に戻る途中だった。 林冲と同レベルの使い手のようだ。 得物はこれ、青龍刀? |