◎できごと1、間一髪、林冲は陸謙邸に間に合い、高衙内は逃亡。
魯智深は殿帥府への殴り込みを主張するが、
守るものがある林冲には耐え忍ぶことを選ぶしかできなかった。
2、しかしこの一件は高俅の知るところとなった。
高衙内の乱交を諌めようとする高俅だったが
毒食らわば皿までとばかりに高衙内一味と結託した陸謙が
林冲について讒言をしたこともあり、
高俅は林冲の処分を決意した。
3、町で物売りから宝刀を買った林冲は
ひとまずそれで気晴らしをしたのだが、
翌日教練中に高太尉から使いの者が来て宝刀を見せて欲しいと言ってきた。
この機会に先日の件についてのわだかまりを解きたいと考えた林冲は刀を持参するが
通された先でいつまで経っても誰も出てこない。
不審に思い、中を覗くとそこは高太尉の評議の間・白虎節堂だった。
林冲は帯刀して白虎節堂に踏み入った罪から
高俅殺害の意図があったと糾弾され、逮捕されてしまう。
4、開封府は林冲が冤罪であることをわかっていたが、
高俅の要求の手前、無罪放免にするわけにもいかず
結局、林冲は入れ墨を入れられて滄州に流罪となった。
5、林冲の恨みを買った以上は禍根を断つ必要があると、
高俅は陸謙に護送人たちを買収させ、道中で林冲を殺害するよう命じた。
出発の日、林冲は妻の幸せを考えて離縁を申し出るが
逆に妻は自分が林冲の息子を身ごもっていることを伝えるのだった。
そして炎天下の中、過酷な旅が始まった…
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◎かんそう・というわけで予定通り、林冲が大変なことになった。
具体的な筋はともかく、この辺りの大まかな流れも記憶していた。
まあ、なんというか… やっぱりある程度のしたたかさがなければ
世の中、渡っていけないということね(^^;
しかしもー酒戒とかぜんぜん関係なくなってるな、この坊主は(笑)・今回の話、やっぱり一番許し難いのは陸謙だよなー。
もともとそこまで仲が良かったというわけでもなく、
同郷の者ってだけだったのか。
それにしてもほんとに毒皿じゃないんだから
もう少しフォローに回れよと思うんだが(^^;
まったくひどいやつだ。
・それに対してやはりお義父さんと奥さんの善人っぷりは泣ける。
ほんといい人だ。
でもそれだけに、悪党の狙いがもともと奥さんってのが気がかりではあるんだが…
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◎人物まとめ・魯智深(ろ・ちしん)…
大相国寺の菜頭いちおう自分の直情径行ぶりを自覚してるってのがワラエル。
「悪い奴はぶっ飛ばす」で話がついちゃう身一つの自分に比べて
家族や立場という守るものを持っているおかげで身動きのとりづらい林冲は
見ててもどかしくて仕方ないんだろうなー。
しかし怖気づく(というか正論を言ってるだけなんだが)張三たち相手に
皮肉る台詞も可笑しかった。
こういう良い意味での単純バカは欝展開だと救いになるね。
・林冲(りん・ちゅう)…
禁軍の教頭苦労人。いやー、格好良い人ではあるね。
奥さんが奥さんでまた出来た奥さんで、
ついに涙を流すところではちょっとグっと来るものがあった。
しかしとりあえず買い物したら憂さが晴れてるのは
ちょっと微笑ましかった(笑)
・陸謙(りく・けん)…
林冲の同郷、虞侯上にも書いたがやはりこいつが一番許せん。
| ・高俅(こう・きゅう)…太尉 |
 | 魏宗万きたわ@@ あんただったのか! (「三国演義」の司馬懿や「東周列国」で屠岸賈やってた人ね) 悪役サイドでもかなりボスに近い立ち位置なんだろうけど、 これはがぜん楽しみになってきたよ。 つーか、今回もすでに魏宗万クオリティが炸裂しとったしなー。
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