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2008.03.04 碧血剣28
ここまで来たら、もはや立ち止まるという法はないね。
このまま最後まで行こう。


第二十八集 進むべき道は
◎できごと
1、北京の町中で偶然歌を聞き、父のかつての部下・佘祥林と再会した袁承志は、
彼が密かに葬っていた父の遺骨と対面を果たした。

2、五毒教における何紅薬との権力争いに敗れた斉雲[王敖]は行き場をなくし、
何守のところへ許しを乞いに来たのだが、そこへ乱入した何紅薬と戦い死亡した。

3、阿九は袁承志と連れ立って影ながら両親の出棺に立ち会った。
袁承志の手引きで皇太子と再会した阿九は
周りから担ぎ上げられようとする皇太子を諭し、別れを告げたのだった。

4、阿九に嫉妬する夏青青は袁承志の元を離れて一人、旅立った。
ちょうどその時、袁承志のところへ崋山派総帥・穆人清から崋山への招集がかかった。
阿九の世話、そして夏青青の捜索を仲間たちに任せて、
袁承志は洪勝海、崔希敏、安小慧と共に崋山へと旅立った。

5、一人江湖を渡っていた夏青青は温家三老と出くわし、危機に陥った。
祖父たちが自分を殺そうとしていることを知った夏青青は、
金蛇郎君の宝のありかを教えると説得してその場を繋ぎ、
期せずして袁承志と同じ崋山へ向かうことになった。
一方、金蛇郎君と因縁浅からぬ何紅薬も彼らの後を密かにつけていた…


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◎かんそう
・それまで正しいと信じていたものが信じられなくなってしまった。
このラス前に向けての価値観の崩壊(というとちょっと違うか)という流れは
「射雕」の最後近くにちょっと似てるかも。

・残り話数はわずかという状況で
残っている細々した雑多な要素をちょこちょこと埋めていくというのも、
またなんつーか、金庸ものらしい流れだ(笑)

・そんな中で、今回はいろいろと最後の選択がなされたというか、
つまり、最後のエンディングがどっちに進むかという選択が
それと気づかない内に無意識的になされてしまったかのよーな印象も受けたのだが、
はてさて…


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◎人物まとめ

→金蛇営の人たち

・袁承志(えん・しょうし)
何が正しいかわからなくなったところで
師父の出番が来るというのは
とても理にかなった流れだと感じられる。
しかしそれはそれとして袁大哥、今回は決定的だった気もしますよ。
阿九が好きなのか、青弟が好きなのか。
その好きは女として好きなのか、それとも家族として好きなのか。
この辺にしっかりと向き合って、きちんと本人の前ではっきりさせることを怠ったのは
まずかったんじゃないかな~。
青青姑娘のことを阿九に尋ねられて
「どうせ子供の癇癪ですから」とか笑って流してましたが、
阿九のほうはそうは思ってないみたいですよ?@@
ストーリーのメインの流れでは文句のつけどころがない袁大哥も
女関係になると、こう、てんでしょーもないところが色濃く見えた今回であった。
まあ、はっきり言って、袁大哥が悪いというよりは
相手のほうに問題がありすぎるって話なんだが…(^^;


・夏青青(か・せいせい)…金蛇郎君・夏雪宜の娘
なんかもうウザさがMAXに達してるんですが…(^^;
すいませんが、今回はかなり本気でウザいと思いました。
平民とかお姫様とか、あんたの場合はそういう問題じゃないから(^^;

と、これは前半の話で、
なんだかんだで家出して、人助けをしたかと思ったら現実を知って、
そこから何か変わるのかなとも思ったが、
結局温家三老と遭遇、これはこのままなし崩し的に合流しちゃいそうな流れか…
ただまあ、この爺たちは今の青青を作った張本人でもあるわけで、
その人たちを排除したら、それはそれで少しは変わるのかな…と淡い期待を…
いや、無理だな。諦めよう。


・何守(か・てきしゅ)…袁承志の押しかけ弟子
斉雲[王敖]が謝罪に来ても、そう簡単に情に流されたりはせず
あくまで冷徹に物事を進めて、
しかもその後自分をかばって死んだにも関わらず
「受け入れられなかったらこっちを襲うつもりだった」と
冷静に分析しちゃったりと、やはりこの女、違うね。
埋葬してあげましょうと言われて「え、俺がやるの?」って固まる洪勝海は笑えたが(^^;
しかしいちおうは(笑)袁承志に弟子入りしたんだが、一緒に崋山に行かなくて良かったのかな?


・阿九(あきゅう)…崇禎の娘、程青竹の弟子
どうも9ちゃんって、未だに父上の悪いところを
ちゃんと認めてないような気もしてきた(^^;
結局崇禎が死んだのって、自業自得以外の何者でもないんだから
悪い家臣を恨むとか、そういう話じゃない気もするんだが…
ああ、まあでも当事者からしたら、
そもそもそういう悪い家臣の讒言で流されることがなければ
いちおうはまともに統治していたはずなんだから、ってことか…
腕まで失ったんだから、もういい加減、自分の幸せを求めてもいいと思うんだが、
そういう風に考えられる9ちゃんじゃないんだよねえ。
袁大哥がもっと押しが強ければ、あるいはそれも可能だったのかも知れんが、
なんか9ちゃん本人は青青姑娘もいるってことで
身を引くようなつもりも見受けられるし… はー、やれやれ。
(かえすがえすも、この青青姑娘さえいなければ
ずっと話は早いんだけどなー(^^;)



→闖王軍の人たち

・李自成(り・じせい)…大順王
まあ、やっぱり悪い人じゃないんだが、
どっちかというと周りの耳に心地よいことばかり言う奴が悪いって感じか。
とはいえ、そういう心地よい方向にばかり傾倒して
耳に痛いような忠言を避けるようになるってのは
結局本人の問題で、それはダメダメなんだが。
ところで皇太子についてなんだが、
袁大哥が乱入したあの場面ってどういう場面だったんだろう?
なんか皇太子側の付き人は李自成が皇太子を暗殺しようとした、みたいなことを言ってたが、
しかしあの場面、どっちかというと皇太子側のほうが忍び込んだようにも見えたんだが…
(それとも、付き人は影ながら皇太子を守ってたってことで
顔を隠した泥棒スタイルだったのか?)


・李岩(り・がん)…軍師
・紅娘子(こうじょうし)…李岩の妻
ひさびさに奥様とセットの李大哥でした。
そういえば李大哥って袁崇煥のファンだったっけ。
だからこそ、その生き方を見習おうとしているってところもあるのだろう。
ただ、承志にとっては、もともと李自成は自分の主君というわけではないってことだね。



→その他の人たち

・温方達(おん・ほうたつ)…温家五老
・温方義(おん・ほうぎ)…温家五老
・温方山(おん・ほうざん)…温家五老
ああ、こっちも決着つけるんですね(^^;
なんかだいたい先が見えたような気もするけど…(^^;
悪巧みしてても話、ぜんぶ丸聞こえですよ(^^;
まああとは少しでも青弟成長の肥やしになってくれればと思うのですが。
つーか、やっぱりもうとっくに肉親の情なんてものは残ってなかったんですね。


・斉雲[王敖](せい・うんごう)…五毒教
反省の逆立ちなんかして、意外とかわいいところがあるおっさんじゃないかと思ったものの、
実は腹に一物(というより一蛇?)隠していたというオチでした。
結果的に身を呈して何守を助けたんだけど、
奥の手の金蛇を使ったおかげで冷徹な何守に魂胆を看破され
結局感謝されることもなく終わってしまったという、ある意味かわいそうな人だ(^^;


・何紅薬(か・こうやく)…何守の叔母
このババアもまだ片付いていない仕事の一つってことで
やはり決着は崋山か。
金蛇郎君との一件については確かに被害者とはいえ、
それ以外にもだいぶ洒落にならないことをたくさんやっていますので、
きっちりSEIBAIされることを期待しますが。

 
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