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2008.03.04 碧血剣27
ついに残すところあと一枚となりました。


第二十七集 驕れる者たち
◎できごと
1、崇禎は北京郊外の煤山で王承恩と共に自害し、
捕らえられた皇太子は李自成によって実権はない宋王に封ぜられた。

2、勝利に酔う闖王軍はたがが外れ、都の民から略奪を行っていた。
手に入れた者に惑わされたのは、李自成自身もまた同じだった。
李岩はこの状況に危機感を抱くが
彼の潔癖さは逆に他の将軍たちから疎ましがられることになり、
李自成への進言もままならぬまま距離が遠ざかる一方なのであった。


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◎かんそう
・いやはや…(^^;
やっぱり人間、一度美味しい蜜の味を知ってしまうと
よっぽど強固な意志がない限りはダメになってしまうということでしょうか…
邪魔者や悪い奴はとりあえずどかどかばきばきやっつければ話が済む江湖と違って、
まじめな話になるとなかなかそうもいかないのでストレスが溜まります。
(まあ溜まるってほどじゃないけど(^^;)
それにしても早かったな~(^^;

・というわけで前回の勝利でひとつのステップが終わり、
この先物語はどこへ着地点を定めるのか…というのが
問われるところではありますが…
だいたいこれまでのパターンからすると、おぼろげに見えるような気はする。


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◎人物まとめ

→金蛇営の人たち

・袁承志(えん・しょうし)
現実は悪者を倒せば終わり!という単純な話ではなく、
袁大哥はいろいろ悩むのであった。
つーか結局、曹化淳を黙って行かせちゃったのは良かったのか?(^^;

今度来たら殺すぞ、とか珍しく物騒な言葉で兵を脅していたのも
やはり行き場のない怒りが溜まっていたからなんだろうなぁ。
袁大哥はこうしてどこまでもまっすぐだからこそ、
周りがおかしなことになったとしても歪むことはないだろうと
安心して観ていられるのは良いことなのだが。
あと今回は9ちゃんをしっかりと抱きとめていたので
そこでもポイントアップしたのでした。


・夏青青(か・せいせい)…金蛇郎君・夏雪宜の娘
フェードアウトしてたが、ぜんぜん気にならなかったよね(笑)


・何守(か・てきしゅ)…袁承志の押しかけ弟子
で、フェードアウトした人の代わりに
ちゃっかり袁大哥の横に立つ位置に収まってるし(笑)
確かに「片腕のない女」ではあるんだが、
相変わらず躊躇無く(しかも微笑みながら)兵士をさくっとSATSUGAIする姿はイカス。
やっぱ味方についてもあんまり丸くなったりしていないところは良いよな~。


・程青竹(てい・せいちく)…青竹幇の幇主
前回あんまり気にかけてはいないんだろうかと書いたら
今回、ちゃんとフォローがあったので良かった。
横たわる阿九を前にしての泣きそうな顔に、こっちまで悲しくなります。
阿九の情の深さは知っていたけど、それがまさかこんな結果を招くことになるとは
さすがに思いも寄らなかったんだろうなぁ。



→明の人たち

・崇禎(すうてい)…明の皇帝
闖王も怒ってたけど、
いまさら民が大事とか、テメー口では何とでも言えるんだよという感じか。
なんだろう、今でもそれなりに盛り上がりはしたんだけど、
もうちょっとこの人に感情移入できていたら
きっともっと気分的に盛り上がれたんじゃないかという気はする。


・阿九(あきゅう)…崇禎の娘、程青竹の弟子
父親を愛する気持ちはわかるんだけど、
父親の悪いところもちゃんと認める必要はあるんじゃないかと
青竹爺の話を聞いて思った。
いや、それともいちおうはわかってはいるんだけど、
愛がそれに勝っているということなのかなぁ。
まあ、今回は状況が状況ですので、
絶望して死のうとしたりするのも感情の流れとして十分に理解できるものだし、
問題はこれから先、どうするかということだ。



→闖王軍の人たち

・李自成(り・じせい)…大順王
いや~、劣化早かったな~…(^^;
前半は文句なしだったんだけど、
官位がどうしたとか言い出したところで「おや?」となって、
その後はもー、坂を転がり落ちるように…(^^;
やっぱこれまで苦労してた分、今回の大勝利で糸が切れたというか、
つい安心して気が大きくなっちゃったってことなんだろうなー。
歴代の王朝の歴史を見ててもわかるけど、
むしろ統一した後こそが大事なのにね(^^;
特に闖王軍は出自が出自なんだから
民から略奪なんて絶対やっちゃいけないことだと思うんだが、
それすらも徹底できなかったという時点で
やはり器がことのほか浅かったということなのか。
前半で、皇太子相手に怒るところとかは文句なしに良かったんだけどね(^^;


・李岩(り・がん)…軍師
話が違うじゃねーか!と民につっつかれて
板ばさみになって苦労するのは、
やっぱり李大哥みたいなまともなバランス感覚を持った人なのだった。


・劉宗敏(りゅう・そうびん)…闖王軍の権将軍(副将)
中身はいつものあの人です(笑)
元が農民上がりだからってのもあるのかな。
似たような出自の漢の劉邦なんかは
もうちょっと「軍師」にあたる人が
しっかり軍を統率していた気がするんだが。
(少なくとも統一直後からこんなグダグダにはならなかった)
李大哥も言ってたように、順調に行き過ぎたってのも一因かな。
劉邦は統一に至るまでに苦労しまくったからな(^^;


 
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