あらすじチンギス・ハーンは一人の武人として認める完顔洪烈を釈放するが、
全てを失った完顔洪烈は自害して果てた。
褒美としてコジンとの婚約解消を申し出るはずだった郭靖だが
サマルカンドの民が報復に虐殺されるのを見過ごすことができず、
代わりに殺戮を止めさせるようチンギス・ハーンに頼む。
結果としてその望みは叶えられたが、黄蓉は郭靖の下から去ってしまった。
黄蓉を探す郭靖は彼女の仕掛けた罠にはまった欧陽鋒と遭遇。
約束通り彼を助けたものの、不意を突かれて穴道を封じられ囚われの身となった。
その頃、鉄掌峰には周伯通が訪れていた。
突然周伯通に襲われて成す術もなく裘千仞は逃げ惑う。
追いかけっこを続ける二人は
欧陽鋒に囚われて九陰真経の技を教えている郭靖のいる廃墟までやってきた。
郭靖は周伯通に欧陽鋒の相手を任せると、蒙古へと帰った。
ホラズムを制圧したチンギス・ハーンはいよいよ金を滅ぼすべく兵を進めることに。
トゥルイ、オゴタイと共に命を受けた郭靖だったが、
金の王都・大梁を落とした後に開けるよう指示されていた袋の中には
そのまま宋を滅ぼせとの指示が書かれていた。
母の手により辛くもそれを知った郭靖は当然故国を滅ぼすことなどできず
母と共に蒙古を脱け出そうとするのだが、
すでにチンギス・ハーンの手が回っていた。
郭靖は母の命と引き換えに宋を滅ぼすことを命じられるのだが…
Pick Up
死ぬことによって初めて一人の人間となれるのだ
そう言い残して完顔洪烈は自害(-人-)
妻にも思いは受け止めてもらえず
息子にも死に際に呪いの言葉を吐かれるという
かわいそうな人ではあった
虐殺される人々の叫びを聞いてしまった…というより
ここは表現的には「感じた」といったほうが相応しいかも
そうなると後先や自分のことを考えるよりも
まず正しい行いをせずにはいられないというのが郭靖です。
この真っ直ぐさは一時期暴走しておかしくはなったものの
最初からずっと変わっていない

ですよね、命って大切ですよね〜

なんだかいつの間にか大汗、戦好きということになってる??
まあ実際問題としてここまで勢力拡大を続けている以上は
そういうのが動機としてあってもおかしくはないのか
で、こっちの人はいつの間にか
趣味が「落とし穴に落ちること」になってるような…

今回のこの人は前回に輪をかけていろんな意味でおかしい
この流砂作戦は靖哥哥の下を去る前に
蓉儿が最後に残していってくれた欧陽鋒潰しの作戦だったんですね。
それも馬鹿正直な靖哥哥のおかげで無に帰してしまいましたが…

突然始まった裘千仞いじめ@@

なんか裘千仞、いきなり激しく劣化してるんですが…
マイッタとか言ってないで鉄沙掌使ってちゃんと戦おうよ@@

ぽかーん@@

視聴者あっけ
いったい何があったんだ?@@

それはそれとしてなんかほんとにうまそうですねコレ
意外と家庭的なパパさんとしての素質はあったのかも?!

異様にハイテンションな西毒に
なんか頭がくらくらしてきます。
不器用だけどやっぱこの人にも
こんな風に息子に至れり尽せりで優しくしてやりたかった
という思いはあったんだろうなぁ。

今回から
2Pカラー衣替えの老頑童
色合いは七公のと似てますが、
こっちの服はだいぶ裾が長いのが新鮮な感じですね。

自殺なんかさせないとか言ってますけど
さっき鉄掌幇の場面では思い切り「とっとと自殺しろ」とか言ってたよ…

朝ご飯、出来たわよ〜

靖、いつまでも寝てないで起きなさい!(ビシッビシッ!)
あれ? 何かが…おかしい…@@

突然始まった妙な共同生活…
寝てる間に逃げないように穴道封じておくとか
朝の伸びにも身構えちゃうとか
この妙な暮らしはとてもいびつというか、きわどいバランスの上に
初めて成り立っているものなのですね。

ほら、しっかりたくさん食べるのよ!
なんだかんだで逃げ出さずに普通にメシ食ってる郭靖がまた笑えるというか
やっぱり何かがおかしいというか(笑)

でもうっかり「黄姑娘は死んだ」なんてNGワードを踏んでしまったもんだから

反抗期の息子はブチ切れ

だから食べ物を粗末にするなっての@@
…これ、一見するとただのおかしな場面なんですけど
実は結構この先の最終回に向けての重要な描写なのかも…
決定的なポイントはあの砂漠でのハリボテを見て「黄蓉はすでに死んだ」と
欧陽鋒が認識しているという点か
ああ、でもハリボテだと気づかなかったままという可能性もあるから
あるいは深読みのしすぎかも知れんか。

インチキ練習につきあってやる郭靖がすごい偉そう(笑)
「練習しておけよ!」って

うーん、老頑童は基本的に好きなキャラクターのはずなんだけど、
正直今回のあまりに粘着な裘千仞イジメは楽しめなかったのう@@
裘千仞がなぜかサッパリ無抵抗だからってのがあるんだろうけど。

ウワーン
あとは今回の時点ではまだ
どうしてここまで老頑童が裘千仞に粘着質に絡むのかという理由が
まだ明らかにされてないから、
一方的なイジメのように見えるのかも知れんね。
…それにしても明らかに
鉄掌峰や煙雨楼の頃とはキャラクターが変わっとるぞ
相変わらずバカだな(笑)
だんだん砂漠のほうへやって来てるなーと思ってたら
案の定、乱入してきた周大哥のおかげで
郭靖は脱出できたのでした。
そういや煙雨楼以来の再会か

すっかり兄弟仲良くやってるのは結構なことです

こちらはすっかりふてくされて飲んだくれてました@@

「わしに替わって引っ張ってこい」って言ってたのに結局自分で来てる大汗は
それだけ郭靖に目をかけているのですな

トゥルイいいやつだな〜(笑)

皆で床にあぐらを掻いて座ってると
何だか家族会議みたいな感じで良いですね。
ところで原語版でオゴタイの声を当ててるのって
やっぱり「あの人」と同じ中の人だよな…(苦笑)

大汗に対し郭靖は
母と二人、ただの遊牧民としてひっそりと暮らしていきたいと望みます。
そういう生き方って以前に念慈が楊康に対して提案したものの
男として名をあげたいという思いを捨てられない楊康によって
棄却されたことと同じですよね。
結局、究極的にはどちらの生き方がより幸せなのだろうか?という命題です。

だからこの対話の場面で
敢えて「引き」の構図でずっと大汗が映し出されていることにも
意味はあるのでないかと思えるわけです。

そんなに身構えなくても…(笑)

やっぱり「金刀」ってこのことだったのかな。
以前書いた通り、この刀がなければ
あるいは郭靖も大汗と対立することにはなっていなかったかも知れません。
なんとも皮肉なものです。
いつまでも子供のまま楽しく暮らしていられれば良かったのですが
もちろんそんなことが叶うはずもなく
ついにこの時が来てしまった…

トゥルイ泣きそうT_T
こいつはほんと最初から最後まで徹底していいやつだ

正直なところ、国や民族といった意識の薄い我々には
郭靖がそこまで宋に忠義を立てるというこの気持ちは
ちょっと理解しづらいものであることは否めません。
個人のレベルで考えてみると、
これまで冒険の中で出会った多くの人々というのは宋に属する人間
だからこそその人たちに対して弓を引くような真似はできない…
というのならわかりやすいんですが、
でも少なくともこの場面では郭靖はもっと単純に
「国」そのものに対して断固とした忠義を立てているようだからなぁ。
それをもうちょいわかりやすくするために大汗はわざわざ
「宋そのものを潰さなくても、蒙古として今の宋の朝廷をやっつけた後に
郭靖が宋の王となって宋を再興すればいい」という選択肢も提示してくれています。
つまるところ、やっぱり繰り返しになりますが
自分が漢人なのか、蒙古人なのかという
これまで曖昧なままでも状況に許されていたコレを
白黒、はっきりつけなくてはならないということになったわけです。

母親を盾に取るなんてのは
特に郭靖のような真っ直ぐなお馬鹿さんに対しては
下の下策もいいところですが、
これを大汗の老いからくる焦りと見るか
はたまた物語の歯車として
そこまでしてハッキリと白黒をつけさせようとしていると見るか
あと単純に記号として見るなら
母親の奪い合いというのは
いわゆるエディプス・コンプレックスという言葉にある通り
英雄譚における父親越えの試練を端的に象徴したものであるとも…
まあここまで行くとさすがに深読みのしすぎにも程がありますかね(笑)

こんな時まで愚直な靖儿が痛々しい

そんな息子に対して母がかける言葉とは…
こんな凄まじい修羅場の最中でも平然と〆
それが武侠ドラマクオリティ@@
もう残り話数がわずかだというのに
ここに来て突然、延々と挿入される周伯通の裘千仞イジメの場面に
おいおい、尺の無駄使いしすぎでは…@@
と不安になるのですが、
それも忘れるくらいの怒涛の急展開により話は次回へと続いてしまいました。
上にも書きましたが、
男として大業を成し遂げて歴史に名を刻むか
それとも全てを捨て両手につかめるだけの小さな幸せに生きるか
幸せなのはどちらなのか? 英雄とはどちらなのか?
という根元的な問いかけが
郭靖とチンギス・ハーンという二人を通して
対照的に描かれています。
これこそが、この物語の根底を貫くテーマであったのかも知れません。
なんてきれいにまとめてはいますが、
大汗好きだったからいまの展開はちょっと悲しいな(^^;