◎できごと1、身分を偽りドルゴンと面会した袁承志だったが
ドルゴンは予想外に警戒心が強く、ホンタイジへの謁見は叶わなかった。
2、そこで袁承志は単身、王宮へ忍び込み、ホンタイジの直接暗殺を図った。
しかし間に割って入った護国真人・玉真子に阻まれ
鉄鏈陣法によって捕らわれの身となってしまった。
3、ホンタイジはかつて清に投降した元・袁崇煥の部下である祖大寿に
袁承志の身柄を預けて説得を命じた。
袁崇煥への恩義がある祖大寿は袁承志を密かに盛京から脱出させたが、
ホンタイジの暗殺を未だあきらめない袁承志は玉真子に金蛇剣も奪われていたため、
その奪還も兼ねて再度盛京へと侵入したが…
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◎かんそう・中盤の山場か。
今回はホンタイジ側の度量の広さというか、懐の深さが印象的であった。
そうなんだよね。やっぱ民族としてのアイデンティティというやつに
今ひとつ共感できない我々視聴者としては、
異民族だから絶対敵、対立! 相手についたら売国奴!
という価値観は抵抗があり、
むしろ今の民を苦しめて忠臣を殺す明の崇禎なんかよりも
よっぽど良いのではないかと思えるわけだ。
(崇禎本人の考えはとりあえず置いておくとして。)
・この民族としての価値観というやつに縛られたまま
結局、袁承志はそのまま清はダンコ認めん!で進むのか、
それともそれとはまた違った形で、自分の考えで
ほんとうに民のためになるのは何かということに答えを出してくれるのか。
ここがキモ…だと思いたいんだが、
ちょっとこれは高望みが過ぎるかも知れないね(^^;
たぶんこの辺は曖昧なまま進んでしまいそうだなぁ。
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◎人物まとめ→金蛇営の人たち・袁承志(えん・しょうし)
今回はあまり深いこと考えず
かなり直情径行気味に突っ込んだ言動が目立った袁大哥でした。
梁の上でホンタイジと臣下の話を盗み聞きしていたところで
少しはホンタイジの考えも理解したのだろうか?と思ったんだが
どうもよくわからんのが、満州語を話している人たちもいるので
どの場面で話が通じていて、どの場面で話が通じていないのか
わかりづらいってことだね。
盗み聞きの場面で普通に満州語で話していたとしたら
ホンタイジの考えとかもさっぱり理解せずに袁大哥がとりあえず特攻かけたってのも
まあわからんでもないんだが。
しかし変な風に意固地になったりせずに、
祖叔叔が自分のことを思いやってくれているとわかると
ちゃんとすぐにそれを認めるというのはやはり袁大哥が安心ができるところだ。
「裏切り者め、貴様の施しなど受けるくらいなら死んでやる」とか
主人公が意固地にキレたりするのは、あまり見ていて楽しいものではないからね(笑)
(相手の人も止むに止まれぬ事情があってそうしたということが
観ているこちらとしてはわかっているだけに)
・夏青青(か・せいせい)…
金蛇郎君・夏雪宜の娘なんか青弟はいろんな人…というか、ヒロイン補正というやつで
保護されている感じがしてきた(笑)
補正がきいてなかったらたぶんとっくに死んでてもおかしくないぞコレ。
・洪勝海(こう・しょうかい)
そういえば、こいつも一度は清についてたんだったな。
こういう風に、祖叔叔の身の上に同情して理解をしめしてくれる人を
他にも味方側に配置しておくというのはバランスが良いね。
・胡桂南(こ・けいなん)
剣を盗んだところでさっさと退散しておけばよかったものを、
これは死亡フラグか…?と一瞬疑ったものの
ついでにお茶目に服を盗んできたおかげで
最後の数分はこちらを腹がよじれるほど笑わせてくれたので良しとしよう。
→明の人たち・崇禎(すうてい)…
明の皇帝決して好き放題ワガママ放題にやろうとした挙句の今のこの状況、
というわけではなかったらしい、ということはわかった。
要は志だけはあったけど
決定的に無能&周りの讒言に流されやすいってだけか。
(それはそれでタチが悪いといえるが)
・阿九(あきゅう)…
程青竹の弟子、明皇帝・崇禎の娘かごの外へ出ようともがく9ちゃんは
しかし鳥と違ってかごの外へ出ても仕方がないということもわかっており
憤懣やるかたなしなのであった。
今この状況というのは、確かに具体的に9ちゃんが何かをどうすれば
どうにかなるというものでもないのかも知れない。
→清の人たち・皇太極(ホンタイジ)…
清の皇帝陛下いい人だったんだな。
上にも書いた通り、先のことは置いておくとして
とりあえずこの人のやろうとしていることは至極まっとうなことのように思える。
うーむ、民族として相容れないってのはやっぱり
観ている側として共感できないという点で、面倒な話だな。
何かにつけて「売国奴」って言えば、それで相手は大義がなったことになっちゃうし。
| ・ドルゴン(どるごん)…ホンタイジの弟 |
 | 中の人は江湖では人気の巴音だが、 私あんまりこの人好きじゃないんだよね(^^; どこが嫌いかといわれると なんとなく顔が合わないとしか言えないのだが。 とりあえず今回は顔見せだけという感じであった。 |
| ・祖大寿(そ・だいじゅ)…元・袁崇煥の部下 |
 | かつて清との戦の際に清軍に下った人。 しかしこれは仕方ないよな。 なんか援軍が来なくてにっちもさっちも行かなくなって その末に降伏したってことのようだし。 そんなアホな国のために尽くすなんてやってられるか! となってもおかしくないのに それでもちゃんと袁崇煥への恩義は忘れてないんだから やっぱりこの人もまっとうな人なのだ。 |
青青が押しかけてきた件について袁公子に言わなかったので
一瞬、何か黒い魂胆があるのかと勘繰ってしまったが(まぎらわしいなアレ)。
| ・玉真子(ぎょくしんし)…鉄剣門、木桑道長の師弟 |
 | ホンタイジも貫禄あったけど、今回はこいつの回だったよなぁ(笑) 万全の備えでついに袁大哥を制圧に成功したかと思えば おにゃのことギシアンしてて まんまとあっさり金蛇剣を奪い返されるという… 布団巻いて追っかけてきた姿に 笑いが止まりませんでした。美味しすぎ。 しかし前回、まともに剣と剣でぶつかって敗れた経験から |
今回はちゃんと考えて払子で柔の戦い方をしていたというのはなかなか印象深い。
やっぱりすごい使い手なんだけど、この同時に隙だらけなところが魅力なのかな。