◎できごと1、清の侵略に対抗し、民を救うために
武林の使い手たちが泰山に集まり盟を結ぶことになった。
2、様々な思惑が行き交う中、
これまで袁承志が出会った人々が口々に袁承志を盟主にと推し、
対立候補であった北方・保定府の
孟伯飛を退け盟主に選ばれた。
3、と、そこへ、かつて焦公礼の屋敷を襲って、太白双英を奪取した男が乱入してきた。
4、一方その頃、町外れに潜伏する安大娘ら闖王軍の連絡係は
錦衣衛を率いる安剣清が自分たち母娘を探して近くに来ていることを知り、
泰山へ退避することを決めていた。
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◎かんそう・おお、盛り上がってきたぞ。
これまでの旅の中で出会った人たちが一同に集まって、
承志のやってきたことを認めてくれるというのは
なんとも燃える展開だ。
・そして承志のほうも、周りの大人たちに諭されて
期待に応えて自分の責任を果たそうという心構えをしたのは良い。
その際に、ちゃんと自分なりに葛藤をした上でというのがまた良い。
自分が引くことによって争いの種を一つ減らすことができる、というのは
確かに主張としては正当なものなのだ。
ただ、それでは済まないのは
父から引き継いだものとして、民のために立つべきだというものがあること、
そして承志にはその力と素質があるということなんだよね。
他にバッチリちゃんとした適任者がいれば、そんな責任は果たさなくても
どうにかなってしまうのだろうけど。
・単純に武林の覇権がどーしたとかいう話だったら、
敢えて武林が混乱しようがどうでもいいってことで
引っ込んじゃうのもありかも知れんのだが(それこそ「笑傲江湖」のように)、
この物語の場合はそこに国という、もう一つ大きな外枠が追加されているから
話が違ってくるということだ。
自分が「受け継いだもの」を放棄せずに、まっすぐに正面から受け入れて立ち向かう、
というこの心意気は、やはりなんだかんだで我々に活力を与えてくれます。
(ちと大げさか。)
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◎人物まとめ→山宗の人たち・袁承志(えん・しょうし)
相変わらず涼しい顔して実力はとんでもない袁大哥だ。
乾杯の席での仲裁といい
ロープデスマッチで勢い余った二人をさかさまジャンプで止めたり

さりげなくけんか売ってきた孟錚をあっさり肩をゆするだけで退けたりと
この人の内功はどんだけ凄まじいんだ@@
あと勝手に誤解してヘソを曲げた青弟のご機嫌取りなんかも
マメにやらなくてはならず、何かと忙しいのであった。
これがまたスネた子供をあやしてるんだか、
奥さんに浮気を疑われたダンナ状態なのか、どっちなんだか(^^;
・夏青青(か・せいせい)…
金蛇郎君・夏雪宜の娘前回が大人しかった分、今回はいろいろやっていたな。
冒頭からあからさまにスープの具材を頭の悪いえこひいきの仕方してるのに笑い、
しかも鈍い袁大哥は汁のほうが欲しかったとか言ってるのにまた笑い、
待ちぼうけですっかりスネて部屋に篭ったのにも笑い
最後も引き上げる孟錚の傷口にわざわざ塩をすり込むという相変わらずの黒さに笑った。
なんかヒロインというよりコメディリリーフに近いな(笑)
・洪勝海(こう・しょうかい)…
渤海派、袁承志の従者お食事会でとつぜん褚紅柳にけんかを売っていたのには驚いた。
しかも何気に相手と拮抗してるってことは
こいつ、こんなアホそうに見えて意外と結構な使い手だったのか。
…というか、承志やら道長やらが普通に凄すぎたってことね(^^;
・朱安国(しゅ・あんこく)…
故・袁崇煥の家臣・孫仲寿(そん・ちゅうじゅ)…
故・袁崇煥の家臣なんかこの人たちって「じいや」みたいだよね(笑)
というか、立ち位置的にはそのまんまか。
・水鍳(すい・かん)…
元・明の輸送部隊隊長前回あんなことを書いたら、やっぱりこんなことになってしまった(^^;
不穏分子というか、なんというか…
要は、この人も部下たちも、居場所がなくなったから結果的に仕方なく江湖に入ったんだけど
正面切って朝廷とことを構えずに済むなら
それに越したことは無いって考えてるってことだね。
しかも仮に朝廷側に赦免を条件に裏切りとかそそのかされたら
普通にそのまま乗ってしまいそうだぞ。
→江湖の人たち・栄彩(えい・さい)…
游龍幇の幇主「実はかつて袁公子に敗れたことがあって、
その時に情けをかけてくれたことに心服した」…とか言ってたけど、
私、忘れてませんよ。
敗れた後も性懲りも無く助っ人の呂七先生を雇って温家堡まで押しかけてきたこと(笑)
あんときゃ確か呂七先生があっけなくやられちゃって
「クソッ、覚えてろ〜」とか言ってほうほうのていで逃げていったんだったな。
ま、話の流れ上、いまさら突っ込むのは野暮ってものだね(^^;
・焦公礼(しょう・こうれい)…
金龍幇の幇主・焦宛児(しょう・えんじ)…
焦公礼の娘てっきりもう出番は終わりだと思っていたのですが、
なんだかんだでお元気そうでヨカッタ。
すっかり袁公子のファンになってしまったようで
そんなこの人に承志が持ち上げられまくっていると
なんともこっちまでこそばゆい…というか、うれしくなってしまう。
それにしても焦幇主ってすごい顔大きいですよね。
・鄭起雲(てい・きうん)…
七十二島総盟主・十力大師(じゅうりきだいし)…
五台山・清涼寺この人たちもまだ出番があったとは。
特に大師なんて予想外の活躍の場があったのが意外だ。
何気にこの人たち、武林でもかなり影響力のある大物だったんですね。
| ・梁銀龍(りょう・ぎんりゅう)…鄱陽幇の幇主 |
 | 鄱陽幇は鄱陽湖をねぐらにしている一派のようで、 なにやら水中戦闘を得意としているらしい。 その幇主のこの人は袁大哥が命の恩人とのことですが、 この時一緒に袁大哥の推挙に名乗りを挙げてた 「淮南飛虎峪」の人たちと一緒に どうやら前回の護送車に乗せられていたらしい。 ドラマでは尺の都合で省略されてたってことか。 |
・沙天広(さ・てんこう)…
悪虎溝の塞主青竹爺に不意打ちで傷を負わせた卑劣漢…というのはスデに過去のことのようで、
泰山のある山東で最大勢力のリーダーということで
武林大会を取り仕切っておりました。
しかも前回の袁公子の侠気にすっかりメロメロで
焦幇主と一緒に二人して承志を持ち上げちゃったりしてるんだから、もう(笑)
しかし、盗賊やってるくせに、いまさら苦しむ民がどうとか言われても
ちょっとどうなんだろうと思わんでもないが(^^;
その辺は気にしたらダメか。
・褚紅柳(ちょ・こうりゅう)…
千柳荘の荘主沙天広のお友達のはずだったんだが
今回はいきなり孟伯飛を盟主に推したりと唐突な言動が目立った。
沙天広はいちおう「直接的に」承志に命を救われたってのが大きかったのか。
しかし洪勝海相手に本気で張り合ったりと
相変わらず江湖の人たちってのは意地っ張りばかりだね(^^;
| ・程青竹(てい・せいちく)…青竹幇の幇主 |
 | あいやー、このかわいい爺ちゃんは いつの間にかすっかり癒し系爺としての立ち位置を確立してるよ@@ 雲のように気ままに生きたいとか、 悩める承志に「何より団結が一番大事」とアドバイスしたりとか、 そしてやっぱり袁崇煥とも何か縁があるみたいだ。 武功レベルそのものは前回で頭打ちだが、 まだキャラクターとしての底は見えない爺ちゃんである。 しかしこの人が阿九を愛しげに見る目って 完全に爺ちゃんが孫娘を見るソレだよな〜。 |
・阿九(あきゅう)…
程青竹の弟子やはり阿九としては、肉親の情というものも当然あるわけで、
できることなら事を荒立てずに丸くおさまればいいという希望がある。
でも袁大哥は、今はまだそんな阿九の正体も心の内も知らないから
あの場ではあの皇帝はもうダメだどうしようもないとか言っちゃうんだよね(^^;
そのことがまたさらにこの娘を悩ませてしまうのであった。
| ・甫心(ほ・しん)…蟷螂拳の継承者 |
 | 青竹爺の知り合いで、 どうやらこの名前も肩書きもデタラメらしい。 恵王府に仕えていて(てことは役人だな)、 朝廷に反旗を翻そうという武林の動きを抑えて 代わりに同盟を結びたいと考えている。 そのために御しやすそうな孟伯飛を盟主にしようとしたが、 まんまと頓挫した模様。 ま、競争相手が悪すぎたね(^^; |
・孟伯飛(もう・はくひ)…
保定府蓋孟嘗の異名を持つ。快活三十掌の使い手。
北方では有名な人で、いちおうかなり真っ当な人物らしい。
いちおう何か生業があるようで、
今回は自分で出向いて来なかったというのが敗因かな。
| ・孟錚(もう・そう)…孟伯飛の息子 |
 | 今回のかませ犬さん。 なんか冒頭で「父上が盟主間違いなしだ。 でも武林の皆にちゃんと礼儀は尽くすんだぞ」 とか言ってた様子は いかにもおのぼりさんというか、 田舎では一番だったんだけど 都会の洗礼を浴びて散々な目に会う若者、みたいな |
そんな香りが漂っていて、生暖かく苦笑してしまいました。
しかも自業自得とはいえ、退場の時まで青弟に「恥知らず」とか罵倒されるし(^^;
やはり相手が悪すぎた。
| ・丁遊(てい・ゆう)…孟伯飛の弟子 |
 | だいたい言うことは言い尽くしたか。 繰り返すが、今回はこの人たちが悪いわけではなく、 競争相手が強すぎたというだけなのだ(笑) ある意味、南方の武林をナメていた、とも言えるね。 |
→闖王軍の人たち・安小慧(あん・しょうけい)
・安大娘(あん・たいじょう)…
安小慧の母・崔希敏(さい・きびん)…
崋山派・黄真の弟子・李岩(り・がん)…
軍師・劉芳亮(りゅう・ほうりょう)…
先鋒大将安大娘は別に武功の使い手ではなかったらしい。
そして、どうやら安大娘と安剣清は夫婦であり、
安小慧はその娘だったということがわかった。
しかし娘のほうは、その事実を知らないらしい。
どうやら別れたダンナが自分と娘のことを追ってきたというかたちのようで、
それを避けるべく泰山へ向かうことになった。
そういや黄師兄は一緒に行動してないのね。
闖王軍の前線にでも出向いてるのかな。
→明の人たち・安剣清(あん・けんせい)…
錦衣衛の長官袁大哥にとっては不倶戴天の敵なわけだが、
どうやら小慧のお父さんらしいということで
またいろいろと人間関係がこじれてきた。
あと錦衣衛てのは特殊警察みたいな朝廷付きの組織らしい。
| ・胡老三(こ・ろうさん)…錦衣衛 |
 | 「このアマ、こっちが下手に出てりゃ調子に乗りやがって、 ギタギタにしてやるぞ(意訳)」とかタンカを切っていましたが、 たぶんそんなこと本当にやったら長官に殺されるんじゃないだろうか。 |
→清の人たち| ・?(?) |
 | へんな人きた@@ わざわざ上から降りてくる意味はあるのか。 あとなぜ笑いながらなのか。この怪しい光はなんなのか。 いちおう恐ろしい使い手のはずなんだが、 なんかネタキャラっぽい臭いも漂ってる気がするのは はたして私だけでしょうか?(笑) |