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2008.02.01 碧血剣08
かなりのんびりペースで観ていると思っていたのに
あっという間にもうストック分の半分に来てしまった。
やっぱ三十集だとあっという間だなー(^^;
しかもなまじ面白くて引きが強いというのが、
さらにそれに拍車を掛けるからタチが悪い(褒め言葉)。


第八集 崋山派の影
◎できごと
1、梅剣和を退けた袁承志だが、太白双英はその隙に逃亡を試みていた。
しかし陰から袁承志を見守っていた木桑道長によって捕らえられ、金龍幇に監禁された。

2、木桑道長は鉄剣門の師弟に関して何やら問題を抱えているらしく、
そのためにチベットまで旅をする予定がある。

3、総督・馬士英の甥が殺されたことによって
現在、南京では役人が犯人捜査のために動いており、
難を避けるために袁承志一行は金龍幇の屋敷に滞在することになった。
袁承志は片腕となった羅立如のために金蛇秘笈の独臂刀法を授けてあげた。

4、太白双英は清の睿親王ドルゴンの指示を受け、
南京の武林を掌握する計画になっていた。
連絡役の洪勝海を捕らえた袁承志は、
彼が崋山派の師姪と師嫂から命を狙われており
江湖を追い出されて仕方なく清に与していたことを聞き、
改心する意志があることを見て取ると、自分の従者にすることにした。

5、洪勝海を庇ったことによって、
袁承志は結果的に二師兄・帰辛樹、二師嫂・帰二娘と対立することになってしまった。


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◎かんそう
・あいかわらず大目的のほうはペンディングのままだが
物語はころころと目まぐるしく進んでいる。
この何が出てくるかわからない状態というのは、やっぱりそれで楽しい。
特に、今のようにキャラクター力が十二分に発揮されている状況ではなおさらだ。

・キャラクターといえば、やはり全般的に高水準なのは言うまでもないが
第一集以来の登場となる木桑道長は別格だ。
相変わらず金庸先生の描くこの手のぶっ飛んだスーパー爺キャラは神がかってるな。
こう、歳を取って無茶苦茶強いんだけど、
そのくせ子供みたいなこだわりがあって
それに関してはまるで駄々っ子みたいに絶対ゆずらないという…(笑)
なんだけど、根っこのところではやはり歳を取っていく間に
しっかりと築かれた価値観というのがあって、善人なんだよね。もう大好き。


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◎人物まとめ

→山宗の人たち

・袁承志(えん・しょうし)
出来の悪い師姪どもをこらしめたり(ほんと圧倒的な内功だな)
悪い奴とはいえど、ちゃんと改心の心積もりがある者にはその機会を与えてやったり
師兄・師嫂と対立することになったとしても礼は失せず
それでいていちおうは自分が正しいと思うことは貫き通したりと、
相変わらず好男児の袁大哥だ。
でも今回はそれよりも、やっぱ旧友の木桑道長との絡みだな(笑)
相手の大きな子供がヘソを曲げないようにどうやって負けるか、とか考えているのは爆笑。
そして女心にはてんで鈍くて青弟が自分に惚れていることには
道長に言われるまでまったく気づいていないというのも、武侠主人公のお約束だ。


・夏青青(か・せいせい)…金蛇郎君・夏雪宜の娘
尋問、脅迫お手のもの。首謀者だろうと計画だろうと三秒で吐かせます。
露店で孫仲君と競り合いになったのは普通にムキになってたのかと思いきや
ナチュラルに嫌がらせだったという、この天然の性悪っぷり(笑)
もちろん横にいる洪勝海が追われてる張本人だなんてことは
完全に頭から飛んでいるという、この自己中心的な頭(笑)
宛児さんに袁大哥が褒められるとまたもやムッとして妬いてるが
自分も一緒に褒められると途端にそれで良くなってしまうという、このわかりやすさ(笑)
いや~、なんかほんと、これはこれでアリだと思えるようになって来ました。
この娘、タイプ的には「頭の悪い蓉儿」って感じか(爆)



→金龍幇の人たち

・焦公礼(しょう・こうれい)…金龍幇の幇主
というわけで、今回の一件が丸く収まって本当にヨカッタ。
閔子華・洞玄とも仲直りできてヨカッタ。
あと金龍幇が江湖での評判に加えて、役人ともうまいことやっているというのは
袖の下を結構うまいこと使っているということもわかった(笑)
とにかく、江湖ではそれなりの大物であるにも関わらず
一貫して腰の低い、相手を立てた態度が印象的であった。
こういう人を名士というのですなー。


・焦宛児(しょう・えんじ)…焦公礼の娘
「どんなに観ている側からはバレバレでも
男装を決して見破ってはならない」…というのは
江湖の掟、というか武侠ドラマのお約束なのだが、
同時に「同じ女性なら見破ってもいい」という例外も存在するのも、またお約束なのだ(笑)
たぶん青弟の一万倍は人間ができているこの娘さん、
父ちゃんと一緒に幸せに暮らしていただきたいものです。


・羅立如(ら・りつじょ)…金龍幇の弟子
右腕を失ってしまったのはつらいことだが、
そのおかげで独臂刀法を得て達人となれたという風に
物語上でフォローをしてくれるのは、
やはり前回から引き続いて後味が悪くなるどころか
むしろハッピーエンドでまとめてくれたということで、とてもありがたい。
正直、金蛇秘笈ってかなり便利に使われてる気がしないでもないけど(笑)、
まあ結果オーライだ。
将来はやはり宛児さんと結婚して金龍幇の跡を継いじゃったりするのかな?
なーんてことを考えるだけで楽しいというのは、
やはりキャラクターのしっかりとした魅力が描かれているからだ。



→閔兄弟・仇討ち関係の人たち

・閔子華(びん・しか)…仙都派
・洞玄(どうげん)…仙都派、閔子華の弟弟子
「もう江湖にいられなくなった」というのは
大勢の前で袁大哥に好きにもてあそばれたせい…ではなく(笑)、
自分の勘違いからこんなに事を大事にしてしまったせいだろう。
ともあれ、こうして主人公の積んだ徳が
いろいろな方面に「困ったときは助けになるよ」という繋がりを作っていくというのは
やはりストレートな英雄譚として、気持ちが良い。
トチ狂ったクサレ師姪どもに逆恨みで殺されたりしないかと
一瞬イヤな予感がしたんだが、さすがに奴らもそこまで無茶苦茶ではなかったか。


・鄭起雲(てい・きうん)…七十二島総盟主
・十力大師(じゅうりきだいし)…五台山・清涼寺
普通に好漢っぽい人たち、ということで
差し当たっての出番は終わってしまった。
しかし坊さんキャラってとりあえず「阿弥陀仏」言っとけばキャラが立つから役得だね(笑)



→後金(清)の人たち

・史兄弟(しきょうだい)…太白双英
うまいことバックレられたかと思いきや
囲碁大好きイカレ爺に目を付けられていたのが運の尽き
青弟にあんなことやこんなことをされて、三秒で洗いざらい喋ってしまった。
あのまま納屋で干からびたまま朽ち果てていくのか
その安否が気遣われるところである(いや、別にどうでもいいけど)。


・ドルゴン(どるごん)…清の睿親王
まだ名前だけ登場。
今回、太白双英を送り込んで南京の武林を掌握し、
北から攻め込むと同時に南側で武装蜂起を起こさせて明の混乱を目論んだ計画の首謀者。
似たようなことは「射雕~」で金と鉄掌幇もやってたな。
武侠ものではやっぱお約束なのか。


・洪勝海(こう・しょうかい)…渤海派
「目が大きい男」という供述があまりにも的確で、吹いた(笑)
帰辛樹夫婦の息子の病気を治すための高麗人参を手に入れて、
それを欲しがって遣わされた孫仲君相手に
代金を吹っかけようとした挙句に師兄が彼女に一目ボレ
その後とんだ災難を抱え込み、仲間37人を殺されて逃走
仕方なく後金の手下になっていたという
まあ元を正せば自分が悪いところもあるんだけど
明らかにやりすぎな相手のせいでさんざんな目に会っていたということで、
情状酌量の余地はあるし、ちゃんとそれを受け入れてあげる袁大哥は流石だ。



→その他の人たち

・木桑道長(もくそう・どうちょう)…鉄剣門
囲碁が大好き。
いろいろあった今回だが、
やはりこの爺に大半を持っていかれたことは異論はないだろう(笑)
持ち歩いてるあの包みは何かと思ったら碁盤なのね(笑)
官兵が押しかけてこようとろうぜき者が押しかけてこようと
まるで空気扱いで囲碁を続ける姿に爆笑。
しかもその後「目にも留まらぬ速さで」
一瞬にして制圧しちゃうのにも爆笑。
やはり上にも書いたけど、この突き抜けた圧倒的な強さと
非常識なまでの極私的こだわりのアンバランスというのは、強烈な魅力だ。
で、そんな子供っぽいところもありながら、
密かに承志の行いを見守っていたというのも、保護者らしくてまた良い。
張り紙を見て「お見通しだもんね」とばかりの視線を
ちらりと青弟に向ける場面では思わずニヤリとしてしまった。
その後「実に鮮やかな手並みだったぞ」とか品行方正だとか節度があるとか、
あれは本気で言ってるのか、それとも皮肉なのか…(笑)
(というより、盤外から承志を揺さぶってたのか(笑))



→崋山派の人たち

・梅剣和(ばい・けんわ)…崋山派・帰辛樹の弟子
・孫仲君(そん・ちゅうくん)…崋山派・帰辛樹の弟子
相変わらず承志のことを師叔だと認めず
「姓袁的(袁とかいうやつ)」と礼もへったくれもない臭弟子どもだ。
しかもそういう奴に限ってヌケヌケと礼がどーのこーのと
厚顔無恥に語るもんだからほんと始末が悪い。
こういう奴らはまさに百害あって一利なしだな。
とっとと経脈を絶って武功を封じてやったほうがいい。
承志に比べたらまったく相手にならない雑魚ってのがまだ救いか。
ところで、最初の場面で、ヤケクソになり
承志に向かって机の上に残ってたありったけの剣を投げていたわけなんだが、
明らかに最初に用意された十本以上の数に増殖していた点については
気にしてはいけない。


・帰辛樹(き・しんじゅ)…崋山派・穆人清の二番弟子

神拳無敵の異名を持つ、承志の二師兄。
妻のダメっぷりのほうが目立つので
こっちのほうはどちらかというとまだマトモに見える
(妻に引っ張られてる感じ)が、
はたしてどうなのかは次回わかるだろう。
まあ弟子の教育がぜんぜん行き届いてないのを見ると
この人も底は知れてるかも知れんが。
それはそれとして、中の人は王道士ですね(^^)/
顎鬚の剃り跡がなんか青々しいな…@@


・帰二娘(き・じじょう)…帰辛樹の妻
なんかこのドラマって、ダメな女や
人格的にかなり問題のある女キャラクターが
妙に多い気がする(笑)
いや、安大娘とか宛児さんみたいに、
ちゃんとした人も出てきてはいるんだけど。
(やっぱ人間、悪いもののほうが目に付き易いということか)
息子さんのことについては同情の余地はあるし、
そのことで苦労もしてるんだろうが
目先のことしか見れず、物事の善悪をきちんと見極められていない。
しかも金龍幇は南京でちゃんとした名声を得ているというのに、
弟子たちがそれに喧嘩を売るということになっても
何も気にしてない(不審に思ったりしていない)という辺り、
やっぱどう見てもダメダメだな。
「子供のためなら何をやっても許される」とか考えてる
めりけん型アフォ母親と同じタイプだ。
(まあ、今の段階でそこまで決め付けるのは早いかも知れんが(^^;)

 
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