◎できごと1、二十年前に山賊だった焦公礼が閔子葉を殺害したのは事実だった。
しかしそこには当時、鏢局を率いていた閔子葉が
護衛対象だった丘道台の娘を密かに気に入り、
山賊と結託して彼女を自分のものにしようとしていたという謀略があり、
焦公礼が閔子葉を切ったのも、それに対する義憤からだった。
2、焦公礼は閔子葉の属する仙都派の総帥・黄木道人にそのことを伝えようとした。
その際、仙都派から襲撃された焦公礼を救ったのは金蛇郎君・夏雪宜だった。
黄木道人は仙都派の名誉のために、この件を内密に収めることを焦公礼に頼んだ。
3、焦公礼は閔子葉とことを謀った山賊の張の自供書、そして丘道台の感謝状を
今回の因縁についての証拠として保管していたのだが、
閔子華が仇討ちを図っていることを知り、彼と仲のいい太白双英に仲裁を頼んだ。
しかし後金と結託していた太白双英は焦公礼に後金との同調を持ちかけ
焦公礼が拒むと、逆に焦公礼から預かっていた証拠の手紙二通を持ち逃げしてしまった。
4、一部始終を聞いていた袁承志と温青青は、閔子華の屋敷に潜入して手紙を奪還、
焦宛児を呼び出して彼女に託した。
また手紙奪還の際に、閔子華の屋敷が探していた魏国公府だったことが判明した。
5、屋敷に集った一同を前にして焦公礼は言葉による説得を試みるが、
相手は聞く耳を持たない。
そこへ手紙を持った焦宛児が戻った。
手紙によって一度は誤解は解けたかに思われたが、
梅剣和があっさりと手紙は偽物だと破り捨ててしまう。
6、一触即発の事態となり、
ついに焦公礼が自噴して場を収めようとしたその時、
袁承志と夏青青が現われた。
二人は金蛇郎君の使者を名乗って手紙の正当性を保障し、
さらに袁承志が閔子華、洞玄の二人と戦って倒すことによって
その言葉の裏づけをした。
7、梅剣和、孫仲君の横暴を見かねた袁承志は
結果的に二人に対して自分の身分を明かすが、
聞き入れない梅剣和は無謀にも袁承志に戦いを挑んできた。
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◎かんそう・いやはや(^^;
手に汗握るとはこのことだな〜。
前半部分で焦公礼がいかに善いおっさんかということをたっぷりと描いておいて、
で、相手も相手で、まともな人もいるんだけど中には狂犬みたいなのも紛れ込んでて、
一度は手紙で何とかなったかと思いきや、
アフォのおかげでそれも台無し、これはもうダメなのか…?!
とテンションが高まってギリギリのところでヒーロー登場、だもんなぁ(^^;
なんつー出のタイミングだ。
・やっぱこれだよ。善人は救われないとね。
どうしようもない圧倒的な力があって、
それにあらがえない善人の姿にしっかりとこちらを感情移入させておいて、
そして、そこを見事に主人公が「何とかしてくれる」というこのカタルシス!
もー、こんなに善い人の焦幇主が死んじゃったらどうしようかと
ヒヤヒヤしっぱなしでしたよ(^^;
はあ、ヨカッタヨカッタ。
・というわけで、今回のイベントは決着、
さらに意外なところから宝のありかも発覚。
次は崋山派の内輪もめのラインに少し話が進むのかな。
あと、山宗の仲間と合流というのもあるし。
うーん、これはますます続きが気になってきたぞ。
・ところで、女真族の勢力はいちおう「後金」ということで
最初の段階では説明されてたんだけど、
字幕では今回これが「清」になっていたのがちょっとややこしかったな。
いちおう後金が名前を変えて清になったということで
間違いじゃないんだろうけど、
これまで何の前フリもなかったのいいきなり清と出ると
ちょっと混乱するのではないだろうか。
ドルゴンからの手紙には「大清」と書いてあったけど、
台詞で出てたときは「後金」と言ってたし。
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◎人物まとめ→山宗の人たち・袁承志(えん・しょうし)
意外と詰めが甘いというか、
まあ今回は、自分と同じ門派に学んだ同輩が
まさかあそこまでどーしようもない奴だとは普通は思わないってことで
仕方がない面もあるのかな。
とにかくヒヤヒヤさせられたものの、
見事に出るべき時にきっちりと出て
人助けをやってくれたので、もう文句はなしだ。
穆師父の直弟子ってことで
そこいらのクサレどもとは格が違うってのも気持ちが良いぞ。
しつけのなってない師姪どもに、きっちりオシオキだ!
・夏青青(か・せいせい)…
金蛇郎君・夏雪宜の娘今後はもう青弟もこっちでまとめておくか。
考えてみると、この娘って、
血縁的には何気にすごい重要なキャラクターなんだよね。
ぜんぜん実感がないけど(笑)
いちおう申し訳程度の正義感は持ち合わせているみたいではあるんだけど、
この娘の中ではプライオリティが
冤罪に苦しむ焦幇主を助ける<<<<おたからさがし
なのは、相変わらずという感じだ(^^;
あと本気なんだか冗談っぽく言ってるのか、
袁大哥が焦幇主を助けるのは娘さんの気を引くためだ、とかね(^^;
結構、そんな感じで黒いところも多分にある娘なので
そんなこやつが真の悪者に対してズバズバと言葉による攻撃を仕掛ける様は
観ていてなかなか痛快ではある。
(武功の腕は、あくまで一般の名前なしキャラよりは上、という程度のようだが)
あと今回は詰めの甘い袁大哥に対してナイスフォローだったと言っておこう。
・張吉虎(ちょう・きつこ)…
故・袁崇煥の部下昨日の今日だから当たり前だが、
まだ他の人たちは到着していないようだ。
→金龍幇の人たち| ・焦公礼(しょう・こうれい)…金龍幇の幇主 |
 | もともと山賊をやっていたんだけど、 足を洗ってかたぎの仕事について、 部下たちの面倒も見てやっている度量の大きな好漢… うーん、これは最近どこかで聞いた話ですね(^^; だからこそ、今回はこのオッチャンに感情移入しまくってしまった。 感情移入というか、無事生き残れるのかとヒヤヒヤしたというか… ともかく人死も出ずに丸くおさまって一安心だ。 |
そして地味ながらも無礼者の投げた箸を箸でバシっとキャッチしていたりするのは
なんだかんだでさすが幇主だなーと感じさせてくれますね。
・焦宛児(しょう・えんじ)…
焦公礼の娘父ちゃんはなまじ人間が出来ているだけに
簡単に自分が死んで事を収めようとしちゃうから、この子は大変でした(^^;
ところでいまふと思ったんだけど、
青弟がすぐ女に対して妬くのって
自分の顔があまりかわいくないというコンプレックスを自覚してるから?(爆)
(つーか、そのためにわざわざあんな顔なの? ←ひどい言い草)
・羅立如(ら・りつじょ)…
金龍幇の弟子元山賊で、焦幇主のおかげで足を洗って
かたぎの仕事につくことができたという過去があった。
なるほどなー。それならあの胆力も、忠義の心も納得だ。
そして改めて、誰かが不幸になるような終わり方ではなかったことが喜ばしく感じられるね。
→その他の人たち・閔子華(びん・しか)…
仙都派・洞玄(どうげん)…
仙都派、閔子華の弟弟子「私と剣の勝負をして、勝ったら信じてやろう」とか言い出した時点で
これはもうイタダキだねとニヤニヤしてしまったのは私だけではあるまい。
この人たちは、いちおう身内の当事者だから
「手紙なんか偽物だ」と言われたら納得「したくなってしまう」というのも
わかる話ではある。悪いのは煽った奴だ。
まあ、そもそも、弟子たちが仇討ちとか言い出した時点で
ちゃんと真実を伝えなかったこの人たちの師父も、たいがいだと思うんだけど(^^;
・鄭起雲(てい・きうん)…
七十二島総盟主・十力大師(じゅうりきだいし)…
五台山・清涼寺]
 | この人たちはやはり ニュートラルな立場ではあった。 まあ、ちょっと相手の押しが強いと 簡単に流されちゃうのはどうかと思うが(笑) でもやっぱりせっかくこうして 鳴り物入りで出てきたんだから、 それなりに戦うところも見てみたかったね。 この先、再登場はあるのか? |
・史兄弟(しきょうだい)…
太白双英閔子葉を殺したわけではなかったけど
さらに裏があったことが明らかになった。
後金側のスパイだったのだ。
(しかしやっぱ、基本的に武侠モノでは女真族って悪者扱いだよな…)
悪事がバレて次回、みんなから袋叩きか、
それとも崋山派内紛のうやむやでトンズラか?
・梅剣和(ばい・けんわ)…
崋山派・帰辛樹の弟子・孫仲君(そん・ちゅうくん)…
崋山派・帰辛樹の弟子今回のクソ外道チャンピオン。
「キチガイに刃物」を体現したような人たち。
中途半端な実力に、プライドだけが無駄に肥大した一番タチの悪い連中だ。
孫仲君の頭のトゲトゲを抜き取って、さかさまに突き刺してやりたいですね。
青弟のへらず口も、こいつら相手なら「もっと言ったれ」となるのであった。
まあ、承志が同門だからといってヘンな体裁とか恩義とか鬱陶しいことを気にせずに、
ちゃんと筋が通っていないことについてしっかりと発言してくれているというのが、
観ている側にとってはまだ救いだ。
(これを主人公がちゃんとやってくれないと、一方的に鬱々とした展開になっちゃうからね。)