上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008.01.29 碧血剣05
あいやー
まだこの辺までは「どのドラマでも普通に面白い」領域の中ですが、
それにしても予想と期待をこれだけ斜め上で飛び越えてくれるのって
なかなかないぞ!
面白い!


第五集 五行陣を破れ
◎できごと
・金蛇郎君こと夏雪宜が温儀と結ばれた翌朝、
温家五老たちが二人の部屋へ現われて和解を申し出てきた。
夏雪宜は疑いの気持ちを晴らさなかったが、
温儀のために承諾し、しばらく温家堡の離れで暮らすことになった。

・しかしこれは温家五老の策略であり、
それと知らない温儀の手によって毒を飲まされた夏雪宜は
ついに温家五老の五行陣に破れ、囚われの身となってしまった。
手足の筋を切られた夏雪宜は、偽の地図を渡して相手を油断させた隙に逃走、
行方をくらましたのだった。

・現在。四人のいる中庭に温家五老が押しかけてきた。
身内の恥を知られたため、袁承志と一戦交えようとする五老だが
そこへ游龍幇の幇主・栄彩、そして彼の助っ人として
方岩の呂七先生なる使い手が現われた。
さらに崔希敏に連れられて彼の師父・黄真も姿を現わした。

・袁承志は黄金をめぐって呂七とやり合い、見事勝利を収めた。
しかし残りの半分を取り返すために、温家五老の五行陣を破らなければならなくなった。
一晩明けて、翌日。
偶然、台所に忍び込んだ蛇から「後に発して制す」の理を閃いた袁承志は
金蛇秘笈に記された破陣図の意味を理解し、対決に勝利した。
点穴した温家五老のうちの四人の解放を条件に
袁承志は民への米の施しと温儀・温青青母娘の身請けを要求したのだった。


------------------

◎かんそう
・うほほ、このサービスてんこもり状態!
金蛇郎君と温家の因縁、で、
それを引き継いでの承志の戦い…ってだけで
プロットとしてはもう十分すぎるくらいなのに、
そこへ「無駄に」次から次へと第三者乱入展開をやっちゃうんだもんな~。
(ここでいう「無駄に」はもちろんほめ言葉ですよ!)
しかも呂七先生の一本だけかと思ったら
さらに大師兄(これがまた軽妙洒脱なイカしたおっさんなんだわ)まで来るってんだから、
もうタマランなコレ(笑)

・で、これまた本当なら↑だけで一話使ってもおかしくないくらいなのに、
そのまま続けて本題のvs温家五老@五行陣まであるのよね(笑)
一話の中でどんだけサービス満点なんでしょうか。

・さて、金蛇郎君の過去編でもう少し続くと思ったのだけど、
割とあっさり終わってしまった印象だ。
まだ全部語られていないような部分もあるみたいだし、
その辺はこの先、少しずつ謎が明らかになっていくという感じかな。

・「すまんかった、手打ちにしてくれ」で丸く収まってれば
ほんと、それで万々歳だったんだけどね…(^^;
やっぱ前回、描かれていたように
一度汚れてしまったもの(女)にはもう価値がないと考えていること、
そして面子としても、そう簡単に許しちゃおけなかったってことか。
前回書いたように中の人補正、あと爺には甘いというのもあって
おいらはかなり甘い目で見ていますが、
これは本放送されたら江湖でもかなり叩かれそうだな(^^;


・そして後半、vs五行陣編
いや~、なんつーか、まず一番に言いたいのが
あっちでは台所に普通に蛇が忍び込んでたりするんでしょうか?(まず一番がそれかよ)
某老頑童ばりにヘビは苦手で、頭で想像しただけで鳥肌が立つような私としては
かなり恐ろしいですね…ガクブル@@

・それはそれとして、
「なんとなく破っちゃう」わけではなく
はっきりと、こうだとわかる正解、そしてそれに結びつくヒントを事前に提示した上で、
さらに実際に戦う段階になったら「いきなり正解を答えて終了」ってわけでもなく、
ちゃんと「正解以外では破れませんよー」ということをある程度戦って見せた上で、
「後に発して制す」で勝利を収める…というこの構成は、もう百点満点です。
正解が「猪木アリ状態」だったってのはちょっとウケましたが(笑)
そして、最初の戦いの段階で、
前回あれだけ鮮烈に見せてくれた(そしてOPでも映像が使われている)
金蛇郎君の動きを
そのまま承志がトレースしたかのように、飛び跳ねて地を這うような動きで戦うのも
またニクイ演出です。
それを見て温儀が夏雪宜が自分を迎えに来たかのように錯覚しちゃうってのもね。

・ところで前回だったかな、
もともと戦闘BGMのドコドコッコッ ドココッ!って重低音のビートが
なんかそれっぽいなーと思ってたら、
金蛇郎君の戦いのところで、まんまホルストの「火星」が使われてましたね(^^;
まああれ格好良いから良いんですが…
(確かもう著作権は切れてるんでしたっけ)


-----------------
◎人物まとめ

→山宗の人たち

・袁承志(えん・しょうし)
温家五老の非道っぷりに、珍しく「五人くらい楽勝だ!」とか
キレていたのが印象的だった。袁大哥はいつも涼やかで落ち着いた物腰だからね。
五行陣破りも凄かったけど、
個人的には今回はvs呂七先生が一番だったかな。
あの敵の内力を受け流す技法って
確か第一集で穆師父に伝授されたやつだよね。
相変わらず無茶苦茶強いよな~、この主人公は。
しかも慎み深くて嫌味がないという。ほんと爽快。



→温家堡の人たち

・温青/温青青/夏青青(おん・せい/おん・せいせい/か・せいせい)
いちいち小慧と袁大哥が話をするだけで妬いてるようです(^^;
しかもいざ黄金を返すとなったら、もったいないとか
わけわからんこと言ってゴネ出すし…(笑)
この娘はわけがわからんなぁ(^^;
前の晩にあんだけいろいろあったのに
一晩明けたら普通に大爺爺と一緒にいるし。
とりあえず、かなりズレた娘だというのはわかるが(^^;


・温方達(おん・ほうたつ)…温家五老
・温方義(おん・ほうぎ)…温家五老
・温方山(おん・ほうざん)…温家五老
・温方施(おん・ほうし)…温家五老
・温方悟(おん・ほうご)…温家五老
まあ、だいたい上の感想まとめに書いたように、
かなり非道な人たちだったわけですが…(^^;
あとやっぱり父権主義的というか。
とはいえ、とりあえず人死が出ずに、適度に懲らしめられただけで終わったというのは
後味が悪くならずに良かったね。
一人、武術家としては再起不能にされちゃった人もいましたが(^^;
あれは中途半端に承志に対して反撃を試みたばかりに
まともに攻撃を入れられちゃったんだよな~。
崋山派の攻撃オソロシス@@
五行陣という割には
あんまり各人の担当パートが五行に則ってない気もしたが、
その辺はあまり深く突っ込んでも仕方はないところか。


・温儀(おん・ぎ)…温青青の母
やっぱこの人は悪くなかったね(^^;
なにやら思いつめた白装束の姿で、今回は〆となりましたが、これは次回…?@@
あと十八年前のバージョンなんですが、
北京語の声を当ててるのが小璇の人だったな~(^^;
こういうのはアニメの声優なんかと同じで、
あまり意識しないほうが良いんだろうけど
どうしても一瞬、反応してしまう(^^;
いつ「石大哥」って言い出さないかとか。



→反乱軍の人たち

・安小慧(あん・しょうけい)
あのでかいかんざしは普段から付けてたんだね。
うっかり転んで頭にでも刺さったら大変危険そうだ。
そして、やっぱり青弟よりも
こっちのほうが私は好みかも知れない(^^;


・崔希敏(さい・きびん)…崋山派・黄真の弟子
「いい方法を思いついたんだ」と言って
小慧を残してどこかへ行ってしまったかと思ったら、
師父に泣きつきに行ってたらしい(^^;
今回は、呂七先生を相手に一度、かませ犬になっておくことによって
呂七先生の強さをしっかりとアピールしておいた上で、
さらにそれよりも強い承志の強さを引き立たせるという
一番下の土台になったわけで、貧乏クジとはいえ、役割としては結構重要だ。
いきなり承志が呂七をやっつけちゃったら
呂七の強さがわかりづらいわけだからね。

と、そんな大崔は師父には行儀が悪いぞとか
さんざんに怒られてはいるのではありましたが、
まっすぐな人柄については師父も買ってくれているらしく
本人のいないところ(大娘ママの前とか)では
結構褒めてくれているというのが、またなんとも微笑ましいね。


・黄真(こう・しん)…崋山派・穆人清の一番弟子
前回名前が出たと思ったら、いきなり登場した崋山派の一番弟子。
承志にとっては大師兄にあたる。
いやー、このおっさんはいいですね(笑)
なんか飄々としてて、えらくリベラルな印象だ。
商売人気質なのか、でかいそろばん持ち歩いてるのも可笑しい。
師弟が金蛇秘笈の技を使ってるのを見ても、
ぜんぜん気にしてないどころか
「承志の店は品揃えが色とりどりだ」とか楽しそうだし(笑)
おおらかで頼りがいのある大師兄って感じだな。
というか、あんまり大師兄っぽくないね(笑)
どちらかというと二番手か三番手っぽいタイプだ。

そして、今回この人が登場したのは、
五行陣相手の戦いにおいて解説役をやらせるためってのもあったんだよね。
外から素人が見てるだけだと、
ともすれば何やってるんだか、承志の意図はなんなのか
わからなくなっちゃうような戦いなんだけど、
達人のこの人を外に配置しておくことによって
劇中の素人に加えて、観ている我々に対しても解説をしてくれているわけです。
バトルものでは解説役の存在って重要ですよ。


・安大娘(あん・たいじょう)…安小慧の母
これまたいきなり登場の小慧のママさん。
もとは軍資金を前線へ運ぶ予定だったが、
河南で飢饉が発生したために
その援助金として河南へ行くことになった。

本人も結構な使い手なのか、それとも大物なのかな?
しかしなんか小慧・希敏を前にしてのこの人と大師兄の会話を見てると
ああ、大人同士だなーという感じがするね。



→その他の人たち

・夏雪宜(か・せつぎ)…金蛇郎君
嵐のようにやってきて、嵐のように過ぎ去っていった@@
体がろくに動かん状態でもあれだけ渡り合ったのはさすがというところだな。
まあ悪いのは八割方は温家五老なんだけど、
結局のところ、これはあれだけ残虐なことをした因果がめぐってきためとも言えよう…
(ま、途中から相手の目的が宝云々になってたっぽい時点で
すでに和解の道は消えていたんだろうけどね)


・栄彩(えい・さい)…游龍幇の幇主
あんた何しに来たんだ(笑)


・呂七先生(りょしち)…方岩の人
方岩って何だ? 地名?
…という疑問はどうでもよくなるくらいに、
鳴り物入りで登場しておきながら、
こんだけ大物っぽい前フリをしておきながら、
あっさりと承志の前にかませとしてやっつけられた人。
これだよ、こういうことを平然とやるから、
やっぱ金庸モノは恐ろしい(笑)
上にも書いたように、あらかじめ希敏をぶつけておいて、
その強さをアピールした上で承志にやっつけられるという形だから、
この人自身の強さも決してただのブラフじゃないってことがわかるし、
さらに承志の圧倒的な強さも引き立つんだよね。ほんとウマイわ。

 
Secret

TrackBackURL
→http://khazad2.blog98.fc2.com/tb.php/378-d67fc6b7
QLOOKアクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。