◎できごと・温家堡の中庭では温方正、そして温儀の口から
袁承志と温青青に十八年前のいきさつが語られていた。
・十数年前に姉を温方禄にかどわかされ、
口封じとして一家を皆殺しにされた金蛇郎君は温家に対する復讐に燃え、
姿を見せぬまま一族の者たちを少しずつ殺していった。
この脅威に対し、温家五老は外聞を捨てて江湖に応援を要請し、
各門派から大勢の助っ人が集まった。
・中秋を過ぎたある日のこと
外出を禁じられて庭で遊んでいた温儀の前に金蛇郎君が姿を現した。
多勢を相手にしながらも、金蛇剣を手にした金蛇郎君はこれを圧倒。
温儀を拉致して、どこかへ飛び去った。
・金蛇郎君は温儀を彼の住処、山中の絶壁に開いた洞窟へ連れて来た。
これまでの女とは違う温儀に金蛇郎君は興味を抱き、
温儀もまた夜毎に癒されぬ過去の悪夢にうなされる金蛇郎君を見て心を動かされた。
・捕まった娘を助けに、少林派と峨眉派の助っ人を連れた温方山が洞窟へやってきた。
金蛇郎君はかろうじて勝利し、道士と僧を殺すが
温儀に懇願されて温方山は逃がした。
温儀は傷を負った彼を介抱し、二人はいつしか心を通わせていた。
・温儀のために復讐を止めることにした金蛇郎君は
彼女を温家へ連れ帰ってやり、
かつて建文帝が隠したといわれる財宝を探して見つけたら戻ってくると約束した。
さらわれて金蛇郎君と一緒に過ごした温儀に対する温家の風当たりは強かったが、
温儀は金蛇郎君が帰ってくるのを待ち続けた。
そしてある晩、金蛇郎君は温儀の下を訪れ
二人は財宝をあきらめて一緒にどこかで暮らすことを決めた。
そのまま一夜を明かした翌朝…
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◎かんそう・まだ四話目だというのに、完全に脱線して
主人公そっちのけで過去編が始まっちゃった(笑)
まあ、金蛇郎君と金蛇剣についての因縁ということだから、
必ずしも脱線というわけではないのかも知れんが…
でもこんな風に唐突にサブキャラから話が逸れて膨らんでいくのって
いかにも金庸ものらしくて、ニヤリとしちゃいますね。
・その金蛇剣だが、やっぱただの剣じゃなくて
かなりいわくつきのアーティファクトみたいだな(^^;
キンキン鳴くってのは基本スペックとして、
さらにヘビみたいにうねうねクルクルしなったり
あとなんか長さも自在に伸びてるっぽいし(笑)
ついでに顔がオバケモードになるのはこの金蛇剣の仕様なのか、
それとも別の理由が?
そして今の時点では剣の宝玉の色も赤いんだよね。
この辺のアレコレについては、次回を待て、って感じだな。
・結局のところ、今回の因縁の話は
もともとRAPE殺人をやった温方禄が一番悪いというのは言うまでもないんだけど、
その後の復讐については明らかに金蛇郎君がやりすぎたよね。
(↑ちゃんとそれについて承志が突っ込んでくれたというのが、またうれしい)
・温家は温家で、客観的に見れば多分に封建主義的というか父権社会的というか、
まあ少なくとも決して手放しで心温まる仲良し家族というわけでもないんだけど、
でもだからといって、一族の若い者は皆殺し!とかはね…(^^;
この辺は、月を見て頭を抱える温方達みたいな描写が挟まれてるから、
単純な勧善懲悪の図式にはならないのが良いね。
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◎人物まとめ→山宗の人たち・袁承志(えん・しょうし)
上にも書いたけど
ちゃんと観ている側が感じる疑問や問題箇所を代弁して
突っ込んでくれるというのは、
主人公への感情移入という点でとてもプラスに働くのでヨカッタ。
→温家堡の人たち・温青/温青青/夏青青(おん・せい/おん・せいせい/か・せいせい)
あんまり頭は良くない(というより、かなり悪い)ようだ(^^;
パーソナリティとしてはワガママ娘って感じか。
(そうなったのにも、仕方のない理由があるとはいえ)
しかしこの娘がヒロインっぽいので、
嫌いになってしまうと、この先がきつそうだぞ。
やはり承志のように、大人の心で大目に見てあげる必要があるな。
・温方達(おん・ほうたつ)…
温家五老・温方義(おん・ほうぎ)…
温家五老・温方山(おん・ほうざん)…
温家五老・温方施(おん・ほうし)…
温家五老・温方悟(おん・ほうご)…
温家五老
十八年前バージョンということで、皆さんだいぶ若いが
4と5はあまり変わってるように見えない(笑)
ところで、この温家五老は「五行陣」という技を使うらしいけど、
でももともとはこの人たち六老だったんだよね?
一番下の方禄さんは仲間外れにされてたんでしょうか?(笑)
(この辺も次回触れられるのかな?)
・温儀(おん・ぎ)…
温青青の母今回、温方山の娘だったことがわかった。
意外と髪型が変われば二十歳ちょっと前の小娘に見えるものですね。
(あまり深く突っ込むのは危険そうなので、そういうことに@@)
夏雪宜に惚れる過程がちょっと早い気もしたけど、
まあ過去編だし、そんなに長くやられても困る。
釣り橋効果も込みってことで(えー?)。
しかしまあ、いちおうこの人としては、
今のところは悪いことは何もしていないですね。
→その他の人たち| ・夏雪宜(か・せつぎ)…金蛇郎君 |
 | フードかぶった状態であの鬼面モードになると まるでシ○の暗黒卿みたいだな。 そのうち指先から電撃状の内力ビームを放出したりして。 このあたりの謎については、上にも書いたけど、次回だな。 ともかく、今回は承志がお休みしていたぶん こっちが圧倒的武功で舞台を華やかにしてくれました。 |
・峨眉派の道士(がびは)…
温家の助っ人・少林派の僧(しょうりんは)…
温家の助っ人
ダークサイドに堕ちた夏雪宜のとばっちりを受けて
SATSUGAIされてしまった被害者の人たち。
しかし相変わらず金庸作品に出てくる坊主は
数珠の使い方が明らかに間違ってるよなー(笑)
何も知らない子供が観て誤解したらどうするんだ(しません)。