| 項少龍 |
 | 機転と度胸は天下一品 女の子には漏れなく優しいし女の子じゃなくても優しい上に 悪い奴は頭脳プレーで見事にオシオキ 普段はのらりくらいでも決める時はビシっと決める そんな項大哥は文句なしに 英雄好漢な主人公ではあったのだが、 女心に無茶苦茶鈍いため 本人を前にしてとんでもないことをサラリと言ったり、 何度も書いたように自分に余裕がなくなると とたんに周りに対する気遣いができなくなって 子供みたいなふてくされ方をしたりと 妙にリアルな男でもあった(笑) |
まあ、その辺も等身大で良いのかも知れんが。
しかしとりあえずIQは相当高そうだ。
微妙に歴史オタっぽいところもあったり
妙な化学知識を持っていたり雑学も豊富だし
物知り博士というかなんというか
少なくとも二十一世紀(あるいは二十世紀)の平均的な人間よりは、はるかに物知りである。
もしおいらが戦国時代にタイムスリップしたとしても
とてもじゃないがカミナリを使って自家発電とか
硫黄で電気分解とか
年輪がどーしたとか
そんな話はできません。
黒化した趙盤を前にしてしまうと、自責の念もあるからなのか
妙に大人しくなっちゃう点にはなかなかやきもきしましたが、
とりあえず最後はハッピーに終わったのでヨカッタヨカッタ。
| 善柔 |
 | 項大哥に群がるおにゃのこたちのトップバッターは 男装の刺客、素直クールの善柔だ。 正直、初登場の時には その髪型といい顔立ちといい ドレッドヘアだかパーマだかみたいな髪質といい とても戦国時代の人には見えない違和感があったのだが、 気がついたら慣れていた。 そして髪の毛を下ろすと びっくりするほど女の子っぽく見えるのにも驚き。 |
素直クール…つまり、ほとんど感情を表に出すことはないんだけど
実は中身はものすごくウブでストレートというパーソナリティは見事に表現されており、
廷芳を諦めさせるためのあてつけとして
「こいつ女なんだぜ、ほら!」とか言って少龍に胸をモミモミされても
顔色ひとつ変えなかったのには爆笑しました。
観てるほうは善柔自身の気持ちをわかってるだけにね(^^;
プロの刺客ということもあって、とにかく行動的
孤児たちの村で子供たちを食わせてきたからなのだろうけど
意外と姉御肌なところもあり、
特に中盤以降、道に迷っていた廷芳を時に支え、時にフォローし、
時にその背中を押してやっていた姿が印象的だ。
で、自分は結局、思いを伝えることもなく
身を引いちゃうってのがまたいかにもこの娘らしいんだよなー。
まったく少龍はつくづくニブチンだよ!
| 烏廷芳 |
 | ヒロインその2、廷芳は「べ、別にあんたのことが 心配だったわけじゃないんだからね!」という いまやあまりにもお約束な台詞からもわかる通りに ツンデレお子様タイプのキャラクターだ。 物語前半、邯鄲編においてその微笑ましいツンデレっぷりは 少龍のはちゃめちゃっぷりとうまい具合に絡まって 観ている我々を楽しませてくれたものである。 ただしお子様ということで勘違いで暴走することも多く、 その代償は邯鄲編の終焉と共に 大きな形でのしかかってきてしまったのだが… |
やはり各話感想にも書いたが、連晉再起編においての
「私が罪悪感があるからやっただけなの。あなたに気があるとか勘違いしないでね(意訳)」
これはまずかった。
事実には違いないし、はっきりと伝えておくことは良いのかも知れないが、
直前までの生まれ変わろうとがんばっていた連晉の姿に
観ている側としては感情移入してしまっていただけに
この台詞はあまりにもビッチ(bitch)であった(^^;
つーか、ここまでやった(廃人同然になってしまった)以上は
この後いずれ退場しちゃうんだと思ってましたよ。
その後、いろいろあって
最後は項大哥と一緒になれたのはめでたいのではあるが、
因縁の相手となった連晉との絡みが最後の最後まで持てなかったこと
そして全体的に尺を本筋(咸陽サイド)に当てなくてはならなかった関係で、
孤児たちの村で暮らすうちに傷が癒えていく過程を描くことに
あまり尺をもらえなかったため
どうも中盤で大きく下げたイメージを回復して余りある…というほどには
最後の段階で行かなかったのは残念だ。
邯鄲編の頃は、一本気で、子供っぽいところはあるとはいえ
文句なしにいい娘だと思ったんだけどね〜。
| 趙倩 |
 | すでに二人、ヒロイン候補が出ていたところへ(現代の秦青を入れたら三人だ) さらに登場してフラグON 我々を驚愕させた趙倩公主… まあそれもまだ序の口だったとすぐにわかるのだが。
このお方は、おっとりおしとやかな守られ型 そのまったりとした顔立ちと物腰、そして雰囲気は 項大哥でなくても、なんとも保護欲をくすぐられるものである。 それでいて、内にはしっかりとした 芯の強さを秘めているというのは |
大梁脱出編で負傷した項大哥を助ける場面でよく描かれていた通りだ。
項大哥は「妹みたいに思ってる」と言ってましたが、その気持ちもよくわかるね。
だが逆を言うと、項大哥にその気がなかったのでヒロイン候補としては成立しなくなり、
それがためにあんな形で退場することになってしまったのは、やはり不憫だ。
決して長くはなかったとはいえ、項大哥と一緒に生きる時を持てたこと
それがせめてもの救いであろう。
| 趙雅 |
 | この頃から、出てくる女キャラが 次から次へと項大哥に惚れていき 気がつけばギャルゲー状態(笑) でも項大哥の中の人・古天楽の力か、 不思議と強引な展開にも不自然な展開にも見えず こんないい男なら惚れても納得だよと思ってしまう…って、 「まとめ」のところに書いたばかりでしたな。
趙雅夫人は世の中の酸いも甘いも噛み分けた ちょっと危険な香りの漂う年上の熟女タイプ…という感じか。 |
当初はあまりにもおばさんっぽいところと
鼻の下のほくろが気になってあまり好きではなかったのだが、
パートナーとして本領発揮する大梁編あたりまで来ると
ほとんど気にならなくなっていたのは、自分でも不思議だ。
世間からは遊び人のレッテルを貼られており
実際男好きには違いなかったのかも知れないが、
しかしこの人もこの人なりに、夫に先立たれて女一人、
そうせざるを得なかったという現実があり、
少龍はそんな彼女に対して偏見を抱くこともなく
一人の友達として接してくれたために、
その存在は彼女の中でかけがえのないものとなったということだ。
つくづく、運命に翻弄された人なのだが、
しかしそれでも自らの意志で自分の運命を選び取ったのだから、
やはり気高い人だったのだ。
そのあまりにも容赦のない最期には
観ているほうも度肝を抜かれましたが…@@
| 琴清 |
 | 真打ちは遅れてやってくる… 満を持して登場した正ヒロイン、琴清は なにしろスタート地点からして 「現代に残してきた恋人の生き写し」という時点で かなりのハンデをもらっている。 おしとやかで理知的という、 同じお姫様タイプでも趙倩が守りなら 琴清は攻めと、表せるだろうか。 |
大梁編に入ってからの登場ということで
すでに出ているヒロイン候補とはだいぶ差はついていたのだが、
やはり中盤から最後まで続く咸陽編において
メインを張っていたというのは大きい。
愛する項大哥を愛しながらも、その愛ゆえに彼との別れを選び
未来へ帰るための手助けにがんばるというその姿に
心を打たれぬ男子などおるまい。
鄒衍先生がうちの娘はこんなに健気で良い子なのじゃよと
しきりに褒めるのもよくわかるというものである。
この娘のために古代世界へ残るという決心をした後で
斉に行った少龍がまさかの廷芳との結婚宣言をした時には
あんぐりと口が開き
最悪のエンディングも予想はしたんだが、
しかし見事に煙に巻かれてしまった…というか、まあこれで結果オーライではある(笑)