尋秦記21

さすがにこの辺まで来ると
一話ごとにおけるペース配分というか
話の進むテンポというのがだいたいわかってきた。


第二十一集 王宮の女たち
◎できごと
・秦王異人の病気騒動にかこつけて
趙盤&項少龍はポイントを稼ぐことに成功した。

・朱姫は呂不韋のことを忘れられないのだが
呂不韋としてはその気持ちに応えることなどできようはずもなく、
突き放された朱姫は連晉に諭されて傾国の女スイッチが入った。

・燃え上がった朱姫に趙盤も加担したため
当初の歴史よりもずっと早い段階で趙討伐の兵が興されることになった。
項少龍はそのことを懸念するが、趙盤の動揺した姿を目の当たりにしては
これを却下させることはできなかった。


-----------------

◎人物まとめ
・項少龍(こう・しょうりゅう)
咸陽に着いたら着いたで、またいろいろとやることが多かった。
やっぱりまだ阿青のことを夢に見ているってことは
趙倩のことは「女性として好き」というわけではなく、
単に見捨てられないということなんだろうけど。

今回、ついに抜き差しならないところに来てしまったわけだが
はたしてこの先、どうなってしまうのか?
本当にこの段階で趙を滅ぼしてしまうのか?


・趙盤(ちょう・ばん)…秦王異人の息子嬴政
なんだかんだで要領よくポイントアップし
意外とこの調子で行けるんじゃないか?と思いきや
最後にまた変なキレ方をしていた。
事情が事情とはいえ
これはこの先、こんな風に裏返っていくというフラグなんだろうか?


・趙倩(ちょう・せい)…趙王の娘
うわごとで別の女の名前を言われたとしても
項大哥と一緒にいられるだけでもうこの娘は幸せなんだよね。
趙の姫君としてちゃんと認識されている割には、
「どうして趙の姫君がここへ同行しているのか」という点については
やっぱり周りからはスルーされているみたいだけど(笑)


・滕翼(とう・よく)…項少龍の義兄弟
・荊俊(けい・しゅん)…項少龍の義兄弟
荊俊が余計な軽口を叩き、滕翼が諌めるという図式が完成している。
そして相変わらず滕翼がおいしかった。
なんか妙に朴訥なところがあるというか
ぽやーんとしているようで核心を突いてくるというか。
やはりこいつ大物だ。


・呂不韋(りょ・ふい)…秦の丞相
どうやら「嬴政の父親」問題については前回できれいにカタがつき
少龍のことは全く疑っていないようだ。
それにしても、人違いとはいえ
やっぱり息子を前にして二人きりになると顔をほころばせる様子が
なんとも微笑ましいというか、感慨深いというか…特にこの先のことを考えるとね。
この辺の「呂不韋」としてのお約束は外していないようだ。


・朱姫(しゅき)…秦王異人の妻
今回は何と言うか…(^^;
ちょっとタイミングが悪すぎたよね。
ビンタはちょっとかわいそうだけど、
現実問題として無茶なことを言い出しているというのも
また事実ではあるというか…
それはさておき連晉と失恋コンビ結成というのがまた面白いというか、
はてさてどうなるのでしょうか。
アイキャッチでも抱き合ってる姿が何度も出てるしな@@


・嫪アイ(ろう・あい)…連晉
嫪アイになってからのこいつはかなりイイな。
雰囲気からして切れ味鋭い男になった。


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◎かんそう
・いよいよ正史の流れから外れそうになって盛り上がってまいりました。
滕翼は「ここへ残っちゃえばいいじゃないか」なんて気軽に言っていますが
でも確かに第一集で例のアレが出土していたことなんかも考えると
あながちそういう展開になるという可能性も低くはないのか?

・リュウマチ騒動については…
まあこれもあんまりマジメに突っ込むのは野暮だよね(^^;
どうもこっち系(東医)の話が出てくると
わかってはいても気になってしまう。

・呂不韋は朱姫に対して全く愛情といったものは抱いておらず
単純に道具としてしか見ていないのか
それとも優先順位の問題でこうなってしまうのか
その辺についてははっきりとは語られていないのだが
(構造としては後者のほうが面白いのでそっちで行って欲しいとは思う)、
ともあれ朱姫も咸陽についたら終わりと思っていたら
意外とこの先、一波乱も二波乱もありそうだ。

・そして少龍と呂不韋がサシで会話しているような場面なんか観ると
やっぱ楽しくなってしまうな。
前も書いたけど、現代の我々の分身としての主人公が
こうして歴史上の人物とライブでやりとりするというのが
このドラマの大きな魅力のひとつであることは言うまでもない。

 
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コメント

このドラマは脚本が上手くできていますよね。
観ながらついハラハラドキドキしてしまいました。

前回は中文字幕で鑑賞したのではやく日本版を鑑賞したいのですが未見ドラマが貯まりすぎで見直せない(汗)
鑑賞待機を一時ほったらかして鑑賞しようか迷ってます。
by: ぱお * 2008/01/09 15:05 * URL [ 編集] | page top↑
>ぱおさん
はい、すごくよくできていると思います。
これMAXAMさんがDVDを出しているということで
「断仇谷」や「七剣下天山」なんかに比べるとまだ名前は知られているみたいですが、
やっぱり放映されたものに比べると一歩知名度は劣るみたいですね。
もっとたくさんの人(武侠迷)に観て欲しいと思うのですが、なかなかこの壁は大きいのか。

そういやこの作品っていちおう原作がちゃんとあるんですよね。
「武侠ドラマは金庸原作以外はそれほどでもない」なんてことは決してないと
私程度の鑑賞量でも思うんですが、
放映された作品の関係でそういう偏見(と言い切ってしまうと語弊がありそうですが)が
意識的であれ無意識的であれ一般に根付いてしまっているような気がするのは、
なんとももどかしいところです。
実際はこんなにたくさん面白いものがあるのに。
by: Manbo * 2008/01/09 16:00 * URL [ 編集] | page top↑
趙盤役の林峰さんが主役で出てるのにそそられて…
今、「尋秦記」の黄易原作の「覆雨翻雲」を
動画配信で観てますが、けっこう面白いですよ〜。
いちおう歴史に絡めてあるので、
古龍よりは金庸や梁羽生に近いかなと思うのですが。
…で、血迷って同じく黄易原作の
「大唐双龍伝」DVDも注文してしまいました。
初中文なので無事観終われるか心配ですが…(笑)
by: ふたば * 2008/01/10 22:04 * URL [ 編集] | page top↑
>ふたばさん
「覆雨翻雲」は「尋秦記」の鄒衍先生の中の人(余子明)が出ていると知って
にわかに興味が出てきています(笑)
相変わらずそんなアンテナの感度ばっかり高いというのは
自分でもどうかと思わないでもないですが…
胡惟庸って人物らしいんですが、ふたばさん、わかりました?

中文版ってとにかく安いから、危険ですよね(^^;
ちゃんと観れる保証もないのにぽんぽん衝動的に注文してしまう…
by: Manbo * 2008/01/10 22:46 * URL [ 編集] | page top↑

鄒衍先生、いい人ですよね〜。
癒し系お爺さまです…。

胡惟庸ですか…う〜んまだ出てきてないかな…?
すっかり林峰にばっかり目がいってたので…
そこまで気がつきませんでした
今度から気をつけて観てみます(笑)
by: ふたば * 2008/01/11 01:10 * URL [ 編集] | page top↑
>ふたばさん
>胡惟庸
なにやら実在の人物で、唐のお役人さんみたいです。
ぜんぜん話のアウトラインがわかっていないのですが、
なんとなく最初の頃はしばらく出番はなさそうな感じはしますね。

そういえばこの余子明さん、
2000年版の碧血剣では木桑道人をやっていたみたいですね。
うーん、こうしていろいろ気になるものがまた増えていきます@@
この「演員つながり」で鑑賞したい作品がねずみ算式に増えていくのはとても危険ですね。
これが武侠菌感染症の末期症状か、それともまだ先があるのか…
by: Manbo * 2008/01/11 02:43 * URL [ 編集] | page top↑

なんか、虚実の混ぜ方がうまいですよね。連晉(嫪あい)と朱姫の絡ませ方なんかは、感心しました。
それがドラマのストーリーとしても無理がないと言うのがすごい。
そうかと思うと、「足裏マッサージ」とか「お誕生日ケーキ」とか面白いこともやってくれるし。
by: うちゃ * 2008/05/06 17:33 * URL [ 編集] | page top↑
>うちゃさん
もともと武侠ものでは歴史ネタを組み込むのって珍しくはないですけど、
これの場合は元ネタにしているというよりも
ネタそのものとして使っていますからね。
その辺は本当によく考えられてるなーと私も感心します。
いちおう原作があるんですが、
お馬鹿ネタについてはどこまで原作通りなのかはわかりません(笑)
by: Manbo * 2008/05/06 20:45 * URL [ 編集] | page top↑

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