あらすじ残り少ない食糧を巡ってイカダの上で欧陽鋒と郭靖・黄蓉・洪七公の三人は対立する。
その戦いのさなか一隻の船が波間を漂う彼らを発見し、救助した。
乗り込んだその船はなんと金の軍船。
完顔洪烈とその息子・康、そしてあの五人の武術家が一行を迎えた。
さらに鮫にまたがった周伯通までもがその場に姿を現した。
すっかり鮫を手なずけた周伯通は欧陽鋒に賭けの約束を果たすよう迫る。
というのも、欧陽克が以前戯れに仕掛けたつっかえ棒によってその鮫は口が閉じられず
そのために欧陽鋒の蛇によって毒と化した別の鮫の肉を食べることができなかったため
生き延びていたのだ。
この意外な結果には欧陽鋒も反論はできず、
周伯通の命令通りにイカダの上で塞いだ七公の穴道を開いた。
自由の身となった七公は郭靖、黄蓉、それに周伯通を伴って金の船を去って行った。
そこへ黄蓉を探す黄薬師が現われる。
娘を見ていないかと尋ねる黄薬師に欧陽鋒はしらをきり、
さらに霊智上人が黄蓉は他の者たちと一緒にすでに死んだと嘘をついたので
黄薬師は驚愕。
嘆きの叫びを上げると自らの小船に戻りその場を去った。
欧陽鋒はその姿を見て、娘を失ったことに対する黄薬師の怒りは郭靖へ、
ひいては彼が死んだことによりその師である江南七怪へ向かうのではないか
と予測するのだった。
陸へたどりついた郭靖一行は七公の最期の望み、
“皇帝の食卓でのみ出されるという幻の料理「鴛鴦五珍膾」を食すること”
を叶えるために一路、南宋の都・臨安へと向かう。
道中で立ち寄った食堂には「曲三酒店」との看板があった。
朽ち果てた酒場の中にはただ一人、頭の弱い娘が残されているだけである。
さらに食事の支度の際に偶然発見された隠し部屋には
死体が腐敗するまま残されていた。
頭の弱い娘が身に付けていた武功が桃花島由来のものであるということ、
そして隠し部屋に残されていた手がかりから
黄蓉は遺体が父の弟子の一人、曲霊風であることを突き止める。
一方、甥の治療のために金の食客となっていた欧陽鋒は
完顔康から弟子にしてくれと頼まれるのだが、
白駝山の武術は一子相伝のものであるとこれを固く拒むのだった。
Pick Up
まったりムードからなんでいきなりこうなっちゃうんだろ…
なんか七公って善人ですが、ある意味バカがつくほど善人というか、
結果がわかってても善行をせずにはいられないバカというかなんというか…
まあ一番悪いのはこのどこまでも恩知らずな人なんですが(苦笑)

てなわけで冒頭からいきなり
郭靖&蓉儿vs欧陽鋒のバトルに…

最初見たときはわからなかったけど
足で蝦蟇功を海中に打ち込んでるんですな@@
七公よろしく海中から水上へ向けて降龍十八掌の内力を放ったり
匕首を手に空を飛んで襲い掛かったり
今回もまた限定戦ならではの見ごたえ抜群

ひさしぶりに登場のこの色物軍団
今回でほぼ役柄が定まったようですね(笑)

水難の相というか
毎度毎度フライパンから火の山へとなる運命というか…

出迎えの王様も硬直です。
桃花島編や島編のインパクトで忘れてたけど
この人、以前ものすごい勢いで郭靖に追っかけられたことあるんだったよね(笑)

同じく桃花島編&島編で江湖の事情に没頭してたので
すっかり記憶のかなたに飛びかけてたこのダメ男
こうして見ると子供時代のアレのイメージがそのままだなー
(というか順番が逆か。)

いまだに「あの一手しか使えないんじゃなかったのか」とか言ってる梁子翁は
もうすっかりパワーインフレについていけなくなった過去の人になっちゃいましたね…
とはいえここは素直に痛快な場面ではあります。


すっかり子供扱いだ
しかし本当の恐怖はあとからやってくる…


出たよ、サメに乗った変態が(笑)
今回の一等賞は老頑童で決まりですねえ

登場するや否や相変わらずのやりたい放題です。
まあレベル的には最強に近いしなあ。
しかし「上の口からは屁じゃなくてちゃんと言葉を出せ」とか
意外と毒舌ですね。

蓉儿も蓉儿で相変わらず強い味方を見つけると告げ口作戦(笑)
欧陽鋒も横で苦々しげに聞いてますな

こういう言葉遊び(というほどのものでもないですが)って
日本語だと削除されちゃってるのが残念だのう


どうしてもコレが全真教の関係者だというイメージが繋がらない(笑)




(-人-)


白駝山式放屁術を見よ!
…なんか老頑童が出てきてからみんなおかしくなっちまってるぞ@@
しかもこの後「独り言で言っただけなんだから屁をこくなら勝手にこけ」
という血も涙もないフォローが(笑)

「奴の甥を海に放り込んでやる」という
なぜか今まで誰も言い出さなかった最高の脅し。
この場面での老頑童は武功の強さランクという要素もあって
一行の保護者的な立ち位置になってるのが面白いですね。
まあ歳を考えれば本来はそれが当たり前なんですが(笑)


「そこの金の服を着たの」呼ばわりされても礼儀正しい完顔洪烈
まあ確かに一番の常識人ではあるのですが
問題は相手がこの道理の通じない大きな子供だということだ(笑)

一人だけ無事だったんだから
余計なこと言わなきゃいいのにね…@@

「老毒物が八つ当たりの相手を見つけたぞ!」ってすごいうれしそう(笑)


まあ自業自得ということで


災難なのは接触事故で毒沙掌を食らった沙通天です@@

ガオツーラは「三国演義」だとしょっちゅうみんな言ってたけど
それに比べるとこっちではほとんど使われないですね。
まあ割とフォーマルな挨拶ってことなのかな。
しかしガオツーラ言うと欧陽鋒は応えて手を上げてるんだよね。
仲がいいのか悪いのか、相変わらずなんとも微妙な間柄だ


「なんであんたまで馴れ馴れしく蓉儿とか呼んでるのよ」
調子に乗る老頑童にピシャリ

この悪ガキコンビはやっぱり好きだな


コレ、霊智上人は握手に紛れて毒沙掌を仕掛けようとしてるんですよね?
ともかくさすが西毒って感じで涼しい顔の欧陽鋒が素敵
以前欧陽克vs梅超風の時にも思いましたが、
この敵と敵が争うというシチュエーションって妙にワクワクしますねー。

ヒョロロロ〜
欧陽鋒は気づいて他の人には聞こえないってのは
やっぱ内功が優れてるからなんだろうか?


で、笛の音といえばそれはもうこの方であります

しかし相変わらず高いところ好きですね〜(笑)


紹介されても例によって一瞥すらしません(笑)
というか船上にいる者で鋒兄以外は基本、人間扱いしてないですね。

わざわざ地雷を踏むことでキャラを主張しなくても…@@
そういやこいつ王道士の時から余計なことするキャラだったっけ

あなたもなんでそう簡単に騙されますか@@


でもここでストレートに激情を表現する黄薬師はちょっと胸を打たれますね。
詩歌を引用して胸のうちを現すところもまた実にそれらしい。
まあ騙されちゃってるんですけど。

「江湖が黄老邪の恐るべき技を見なくなってからもう十数年になるか…」
この言い回しはちょっと格好良いですね。
それにしても霊智上人はほんまに命知らずなことをした(笑)


相変わらずテンション高いな〜(笑)

靖哥哥を釣り餌にしようとして「ひどいや」言われたり
しまいには自分を餌にしてつろうとしたり
なんかもう全然脈絡ないんだけど爆笑してしまう

「とっとと死ね」とかバカなことばっかり言ってるもんだから

「わしも食べたい!」
「あんたは味なんかわからないでしょ」「そうだよ」
蓉儿だけじゃなくて郭靖にまでスカン喰らった(笑)



ショボーン
行動パターンが完全に子供です。
ところでこの鴛鴦五珍膾って確か以前看板に出てましたよね。
江南七怪の初登場する酔仙楼の町並みのところだったか。
まあ名前が出てるからって本物の料理が出されるってわけでもないか。

馬車なんだから走らんでもいいのに(笑)
七公が元気ない分、老頑童の元気が有り余ってるようです

かえってきた@@



同レベル…

この変な人二人の会話を聞いてると
なんだかこっちも頭がおかしくなってきますね@@

しかも「きっとお前の家族だぞ」とか言ってることが酷い
いくら兄弟がバカだからってそこまで言いますか(笑)



おこられた。
なんかすっかりいたずらっ子と怖いお母さんという力関係が定着したな

アワ食って逃げ出してきたクセに


「とってもとっても楽しいものがあったぞ」
もうこいつ突っ込みどころが多すぎ(笑)

謎解き蓉儿を完全に信頼している靖哥哥
この二人はやっぱりいい

やっぱりあの曲三でした
すっかり変わり果てた姿に…

その頃、外ではおもちゃにされてました(笑)

場をわきまえない周大哥に兄弟から冷ややかな突っ込みが…
この頃になるともはや郭靖もまともに相手をしていない(笑)

欧陽伯伯もお召し換えです

ずっと忘れてたんですが、
欧陽克って以前にこの親子のどっちとも面識あったんですよね。
あの時はヌケヌケと「武林には興味ない」とかぬかしてたくせに
このアホ皇子は…
不穏な発言を残しつつ今回は〆となるのでした。
第五部・島編が終わって次は第六部・臨安編になりました。
(例によって勝手につけた区分ですが)
これまでの鬱憤を晴らすかのごとく画面狭しと暴れまわる老頑童がもう最高
やることなすことアホなのに強さレベルでは最強に近いという性質の悪さ
ほんと良いキャラしてます。
キャラクターの配置としてこの臨安編では七公はめっきり影が薄いというか
形の上でこそ同行はしているものの
実質いないのと同義に近い立ち位置となってしまっていますが、
その分こっちが賑やかしを担当しているということでしょう。
一方、金の完顔洪烈軍団と合流した欧陽鋒もまた面白い
このスーパー悪役の西毒ですがただの悪役と違って富や名声に興味はないのです。
この辺でそれに比べるとずっと生臭い五人組とははっきりとした差別化がされており、
甥のためにそんな中に身をおかざるを得ないという彼の立場がまた見ものとなっています。