断仇谷02

「断仇谷」とは「仇を断つ」、
つまり仇を討つとかそういうことではなくて、
仇討ちやら何やらといった
世の中のしがらみから解き放たれた地、という意味です。


第二集 黒風砦
◎人物まとめ

→断仇谷の人たち


・石浩天(せき・こうてん)…断仇谷の二当家

どうやら断仇谷の実務を取り仕切っているのはこの人のようだ。
あいかわらずクールな出来る男であり
詐欺母娘の脱走計画なんてまるで子ども扱いなのが笑える。
最後にアクションの見せ場が来たところで次回へ続くとなった。


・韋三笑(い・さんしょう)…断仇谷の六当家
尋問の腕には定評があるようだ@@



・凌飛揚(りょう・ひよう)

断仇谷からの脱走者。
立ち入り禁止の神鷹殿に立ち入った後に断仇谷を逃げ出し
その後、和平鎮で石浩天らに捕えられた。
どうやら三当家の差し金だったらしい?




・名前不明

断仇谷の三当家(左)とその子分(右)。
凌飛揚を使って何かをしようとしていた?



→一般人


・陳小亭(ちん・しょうてい)(仮)…結婚詐欺師の母娘の娘

和平鎮の鎮主の息子・方有為との婚礼直前に
黒風砦の二当家・羅二虎に見初められ連れ去られそうになるが
結局、断仇谷に逃げ込む羽目になった。
まあ確かにキレイだから色んな男に惚れられるというのも
わかる話ではある(笑)




・陳小亭の乳母(偽)…結婚詐欺師の母娘の母

この二人、未だに名前が出ていない(笑)
このまま陳小亭で定着してしまうのだろうか。
娘のほうはまだ有為に対して
情を感じたり義理立てしようとしたりするんだが
さすがにこの母ちゃんのほうはスレまくっているというか
リアリストというか、
その割にはやることはいちいちマヌケという
相変わらずなんとも憎めないおばちゃんである。
もうちょっと義理人情を心にかけても
いいんじゃないかとも思うのだが
とりあえずそのやたら前向きな態度とおばちゃんパワーで
押し切られてしまう(笑)




→和平鎮の人たち


・方雄(ほう・ゆう)…和平鎮の鎮主

柴得勝はすっかり山賊に取り入っていい気になるし
かわいい有為はあいかわらずガンコだし
もちろん山賊はそんなこと考慮してはくれないしで
板ばさみのパパはストレスで早死にしちゃいそうだ><
基本的にいいパパさんではあるし
いい鎮主さまでもあるとは思うのだが、
不測の事態を乗り切るような手腕には疎いというか
まあ悪く言うと事なかれ主義なんだよねえ。
たぶん有為がいなければ
話はずっとカンタンにまとまっていただろうとは思う(笑)




・方有為(ほう・ゆうい)…和平鎮鎮主の息子

理想を語るのはいいけど
そのためには実力が伴っていないと仕方ないということか…
まあ無理もないことではあるんだろうけど。
基本的にコレは割と地に足のついた話なので、
例えば金庸小説並みの
ビックリスーパー武功を身につけたりでもしなければ
なかなか現実的にはまっすぐを通すのは
難しいということがよくわかる。
心意気はいいんだけどねー。
しかしそのおかげで父ちゃんがあたふたと苦労しているのを見ると
もう少し親孝行してあげなさいと思ってしまう(^^;




・柴得勝(さい・とくしょう)…和平鎮の有力者

やっぱり小物だった(笑)
というか、小物は小物でも突き抜けた小物というか
ありていにいうと「ねずみ男」タイプだな(笑)
強い相手には弱く、弱い相手には強い」を地で行ってる。
ともすればかなりイヤなキャラクターではあるんだが、
その辺はコロコロ変わる態度と徹底した小物っぷりで
今のところはなんとも面白おかしく見せているといったところか。




→黒風砦の人たち


・王震岳(おう・しんがく)

山賊・黒風砦の頭。
山賊というやくざな稼業をやりながらも仁義や道理を忘れない
度量の大きなイカした大将だ。
しかし羅二虎が調子に乗ってるようだが、
その辺はちゃんと大将、気付いてますか?
気をつけておかないといずれ
下克上で殺られてしまいそうな悪寒がするぞ@@




・羅二虎(ら・にこ)
黒風砦の二当家。
「オレたちゃ山賊だ、やりたいようにやって何が悪い」という
わかりやすいポリシーの持ち主。
このシャクれたアゴがなんとも気に障る。
たぶんこのまま行くとそのうち
同志を募って王震岳に反乱を起こすのではないだろうか…




・王英姑(おう・えいこ)
黒風砦の三当家。王震岳の娘。
キレイ・頭が良い・口も回る・軽功もできる
と四拍子揃ったステキなお嬢さんだ。
やっぱ年取ったパパとそのデキる娘というコンビネーションは王道ですよね!



天狼砦の人たち


・野狼(やろう)
山賊・天狼砦の頭。
まるで北○の拳に出てきそうな見た目だな。
血気盛んではあるが、意外とものの道理はわかる気持ちのいい男のようだ。



---------------------------

◎できごと
・結婚詐欺師母娘は断仇谷へ入った。

・断仇谷は原則として外の出来事には干渉せず、よそものを受け入れることもないが
一度中に入って谷の者となると、その後外に出られなくなる代わりに
絶対の保護を受けられることがわかった。

・柴得勝は羅二虎に取り入った。

・天狼砦と黒風砦はもともと仲が悪かったのだが領地を分けて手打ちし、
最近またいざこざがあったのだが
王英姑によって誤解が解けたので仲直りした。

・黒風砦の二当家・羅二虎は王震岳のやり方をまどろっこしいと考え不満を抱いている。

・断仇谷の禁区・神鷹殿には何かヒミツがあるらしい。



------------------

◎かんそう
・一話目に続いて世界観の提示ってことで二つの山賊の勢力が出てきた。
これで断仇谷・黒風砦・天狼砦・和平鎮という
とりあえずの話のアウトラインは見えてきた感じだろうか。

・王震岳はやはりカッコいいし、
上にも書いたけど娘がまたサバサバしてカッコいいのも萌えポイントだ。
こういうおっさんに会えるから武侠ものは止められないね(笑)
羅二虎がらみの件がそのまんま予想通りに進んでしまうというのは
さすがにちょっとアレなので、
この先二転三転があることを期待したいが…

・変わり身の早い柴得勝は笑えたのだが
そのぶん方雄パパが苦労している…というか、
もうすでに事態はこの人の処理能力を超えちゃってるよなぁ。
結局、金を渡して娘二人の行き先を明かしたことで
羅二虎のほうからのそれ以上の追及は逃れたんだろうか?

・今回の陳小亭(仮)と乳母は断仇谷から締め出された後に
追っ手がいなくなってるのがわかると途端にバーカバーカ言い出したのに笑った。
娘のほうもやっぱりまだ基本的には自分のことが一番大切なようだ(笑)
ずっとこのままで通すのか、それともこの先変わるのでしょうか?

・あとさ迷った先で断仇谷に流れ着いた…というのは
ともすればこの手のお約束的ご都合主義と感じてしまわなくもないんだけど、
第1話冒頭でのエピソードのおかげで
なんとなくこれも「天の導き」ではないかと思えるというのは、実に面白い。

・しかし人物まとめを書くと
あんまり最後にまとめて書くことって意外と少ないな。
どこかのドラマみたいにむやみやたらに突っ込みどころが存在しないというのは
ありがたいことではあるんだが(笑)

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