◎できごと・水霊光は朱藻のママさんを
洗脳し、
霊光教の信者にすることに成功した。
・朱藻の女好きは父親譲りだったことがわかった。
・雲錚と黛黛はめでたく破局をむかえたかに見えた
・司徒笑&黒白は冷一楓の屋敷から金を盗み出し
田蘇の師匠・風九幽に鉄中棠捕獲を依頼した。
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◎かんそう・今日はみんなのアイドル、純情ヒロインの水霊光が大活躍の回でした。
心の清らかで思いやりにあふれた水霊光の前に
朱藻ママこと夜帝夫人はその頑なな心を開いたのでした。
めでたしめでたし。
・雲錚はどうやら温黛黛の雷鞭との約束を誤解してしまったようだ。
でも仕方ないよね。ケガを負って意識が朦朧としていた時のことだし。
あんな場面を見たら、どう考えたってショックに決まっている。
それに温黛黛にきつい言葉を吐いた後、雲錚だって悩んでいたんです。
悪いのは全て、あんな誤解を招くようなことを言った雷鞭だな。
そもそも見た目からして、いかにもあんな禿かかったエロ親父ですからね。
まったくいい迷惑です。
・しぶとい鉄中棠を相手に、ついに悪者たちも
さらに強力な助っ人を引っ張り出したぞ。
これは鉄中棠も大ピンチですね。
とらわれの水霊光を助け出し大旗門の秘宝を無事守り通せるのか、
今後の展開にハラハラドキドキだ。
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・すいません、やっぱ無理でしたorz
・なんかね、もうね…
いや、本当、頼みますよ…
…
ちゃんと出口あるんですよね、このトンネル?
実はトンネルだと思ってたら出口の無いアリの巣に迷い込んでた、
なんてオチはないですよね?
・「プロットだけ」を見れば
実はそこまでおかしいことはしていないはずなのだ。
しかしこれまでに積み上げてきた
キャラクターの魅力というものが皆無な上に、
逆に描写のあまりの不自然さ、拙さなどによって
むしろ
嫌悪感を抱くほどになってしまっているというのが問題なのだ。
以下、順に見ていこう(ああ、イヤになる…)。
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・すっかり信者と化した侍女二匹を引き連れて
あいかわらず「悲劇のヒロイン」ぶってる水霊光や、
何の理由もなく、唐突に「近寄るな」と言われた場所にズカズカと踏み込んでいく水霊光
・というか、おまえさ、仮にも捕まって閉じ込められているはずなのに、
いったいどうして「お母さまにもご挨拶してこなきゃ」って
まるで客みたいなことを言い出してるの?
「水霊光と朱藻の母が会う」というプロットをやりたいのはわかるが、
せめて
納得できる理由づけまで放棄するのは止めてくださいよ。
・で、おそろしげな雰囲気はやっぱり
最初だけの朱藻ママ。
お花一輪と電波人形、あとは
「棠哥哥と私の不幸な身の上」トークであっさり陥落。うわ、安。
この程度で一体どうやったら「これまで十年も人が寄り付かなかった」とかの
ご大層な設定を言わせられるんですかね。
・本気で殺されそうになったところを朱藻に助けられても
礼を言うどころか手を振り払うだけ。
まあそうですよね。「
他人が私を助けるのは当然」だと思ってるんですもんね。
で、自分は武功の心得もまったくないクセに
孤独がどーしたこーしたと
知ったような口を利く、と。
しかも助けてもらっておいて、相変わらず目も合わせず
礼のレの字も存在しないこの態度。
監禁されてるとかならともかく
衣食住に加えて召使いの世話までして、
ワガママも聞いてもらっておきながらこのえらそうな態度。
なんか本当
すごいな。
キャラクターの魅力を演出するつもりが全く無いのか。
・陰嬪も陰嬪で、相変わらずたかが召使いの女二匹に
ナメられ放題。
姐さん、こいつらシメなくていいんですか????
なんか登場してからあっという間に光の速さで丸くなっちゃいましたねえ。
・そして爆笑したんだけど、この不幸自慢大会。
「誰もいない谷で
ひとりぼっちで18年間暮らしていました」
あー、そうですか。お母さんはすでに記憶の中から存在を抹消されていますか(笑)
・で、その後さらに爆笑。
「いつも
母と二人きり助け合って…」
おい、ちょっと待てよwww
つい数分前に話した内容といきなり矛盾発生ですか。
脚本考えた人間は頭が腐っているとしか思えないな。
・そしてその後、まんまと夜帝夫人に取り入って
味方につけちゃうわけなんですが…
これさ、「純真なキャラクター」として水霊光を演出するには
ちょっとムリがないか?
だってその前に陰嬪から
「朱藻ママを味方につければ朱藻に自分を解放するよう命令させられる」
って吹き込まれちゃってるわけでしょ?
そうなると、いくら水霊光が口では
「一人ぼっちでかわいそうだと思ったから」とかなんとか言ったところで
結局この女のやってることは全部自分のため、
食事を運んでいったり、話し相手になってあげてたりしたのは
全部打算からってことに観てる側に受け取られかねないですよ?
・実際、この女の最高にタチの悪いのって
「
無意識のうちに打算的にやっている」ところなんだけどな。
乗り込んできた朱藻を前にして
やってることは「強力な味方であるところの朱藻ママの背後に隠れてる」だけ。
まさにナントカの威を借るナントカといいますか。
とりあえずおまえは
自分で喋れよこれまで一度でも面と向かって朱藻に
自分の口で「自分を解放してくれ」と言ったことはありましたか??

この夜帝夫人をそそのかす場面は
本気でヘドが出そうになったわ。
過去に朱藻に「私を解放してください」と言ったんだけどそれだけは許さんと却下されたとか、
逃げ出そうとしても地形や館の周りを見張っている守衛に阻まれて
結局逃げ出すことができなかったとか、
そういう風に「自分から、積極的にこの状況を何とかしようと動いた」描写があったなら、
まだ「それじゃエライ人に頼るのも仕方がないな」となりますよ?
それが、この女がこれまでにやったことといえば
相手が自分に惚れてるというのをいい事にその好意に甘えたい放題、
何不自由なく暮らしておいた挙句にコレ。
監督はこれでこの臭女を魅力的に描いているつもりなのか???
だとしたら
脳味噌腐ってるとしか思えないんだが……
・しかも自分から煽って対立させといて
どのツラ下げて「それでも息子?」とか言えるんだ??
結局のところ朱藻に寄生しないと生きていくことすらできない分際で、
何なの、この身の程を弁えなさすぎな態度??
もうほんと、酷い。
これは酷すぎる。
+++++++++++++++++
・次、少林寺パートですけど…
これも本当、もはや擁護すらできないよ…
・まず黛黛だが、この女、そもそも
お月様を眺めて「天はなぜこんなひどい仕打ちを」とか言うようなキャラクターじゃないだろ???
運命という点でいうなら、これまでだってさんざんな目に会ってるんじゃないの??
身よりも無く、結局司徒笑の妾をやって食いつなぐことしかできなくて
それでもその中で自分の望むように生きていこうと前向きにがんばる人じゃなかったの??
少なくとも
運命に屈して天に恨み言を言う、なんてことは
これまで(というか少なくとも最初の頃に)描かれていた温黛黛は絶対しないだろ。
男を思ってメソメソ泣くようなこんなキャラだっていうなら
もっとちゃんと
納得できる形でそこまでの変化を描けよ。
くだらない三下悪役どもとのイザコザとかストーカー男とかに尺使ってるヒマがあるならさぁ。
・で、雲なんとかって人… もうなんなの
これ?
「お前は卑しくて恥知らずな女だ」?
…えーと…
ここまでこいつを
最低なゴミ男として描いておいた挙句に
この先アレコレやった後に、元通りに復縁…なんて展開にしたら
私は本気で
DVDを割りますよ?++++++++++++++++++
・最後、
相変わらずグダグダな三悪人。
なんというか…
前も書いたが、もうこいつら本当、司徒笑以外は
キャラクターとしての個性も魅力も全く感じないんだよ。
それがまたダラダラと…
いや、そりゃ確かに作劇上、こういう下っ端の悪人の存在は必要ですよ?
でもこのドラマ、最初からこれまで
延々とそればっかじゃねえかはっきり言って、主人公らしい人たちがまともに話を進めてる時間よりも
この三下どもがあれこれ悪巧みをしている時間のほうが明らかに尺が長いぞ(笑)
・なんか大物感のある悪役として風九幽が出てきたのは良いんだけど…
肝心の目的がなあ…
やっぱ「鉄中棠の捕獲」と「大旗門の秘宝」かよ…
だからさぁ…
もうそれ、
ワクワク感が皆無だっつーの。
しかも三人いて鉄中棠みたいな若造一人捕まえられないってどんだけ無能なんだよ??
そのためになんで一万両もの大金を払うんだ??
・せめて、「まともに三人で戦いを挑んだけどそれでも鉄中棠に撃退されてしまった
(もちろん鉄中棠がそこまで強くなっている過程においては
ちゃんと納得の行く描写があった上で)」
とかならまだ納得行くんだよ。
それがさ… それがどうして…
・「恐ろしい敵、風九幽が出てきて、鉄中棠ピンチ!」
今回、要するにこれをやりたかったんだよね。
それはもう、
よーくわかるから。
わかるから、頼むから、お願いですから、
やりたい場面だけに先走って
過程や理由付けを放棄するのは大概にしてください。+++++++++++++++++++
・今回は本当、酷かった。
45分間が苦痛でしかありませんでした。
前回も酷かったけど、まさかそれに輪をかけて酷いとは。
本当に止まるところを知らないなコレは。
何が楽しくてドラマ観ていちいち血圧上げなきゃいけないんだか。
・なんでこんなにつらかったのか、思い当たるフシがあるような…
「
武侠ドラマからアクションと勢いを抜くと大旗英雄伝になる」とコメントしましたけど、
今回はさらに「親爺要素」も抜いてみました、ということだったのだ。
そうなんです。親爺らしい親爺が最後の鉄漢くらいしか出なかったのよね。
道理でつらかったわけだ。納得。
そうそう、原因はそれだけだよね。ふう、よかった。
決して「この
大旗英雄伝がどうしようもない糞ドラマだから」なんてワケはない。