呂氏の屋敷が焼かれた翌日のこと。
報告を受けた年老いた秦昭襄王は怒りを顕にするが、
大将、まだご存命だったんですね@@そこへ呂不韋が現われた。
偶然にも襲撃のあった時に外出していたため、難を逃れたのだ。
さすがに今回ばかりは気を使う余裕もない一族を失ったショックを隠せない呂不韋だが
それとなく犯人を知っているとほのめかし、
その罪を敢えて趙王になすりつけた上に
趙姫との関係について先に「親戚で一緒に暮らしていた」と釈明した。
昭襄王は孫の異人に対する呂不韋の献身に感じ入り
彼を太子・安国君の補佐役につけた。
ある日のこと、昭襄王は一族の者を連れて狩りに出た。
微笑ましい一場面ですなー幼少の身ながら見事に馬を乗りこなし、矢を射てみせる弟の成嶠(せいきょう)に対して
病弱な嬴政(えいせい)は一人で馬に乗ることも出来ない。
すると、嬴政は傍らで見ていた呂不韋を呼びつけ、
その背中を踏み台にして馬の背に上るのだった。
やがて昭襄王が死に、太子の安国君が王位を継ぐと
安国君はすぐに腹心の将・樊於期に命じて呂不韋の始末を図ろうとする。
一方、嬴政は病弱ながらも他の兄弟たちを凌駕する知識を蓄えていたが、
成嶠に馬鹿にされると激昂して挑みかかり、
彼の指を咬みちぎるという激しさを見せるのだった。
そして自分が王族の血を引く者であり、人を人とも思わないその自尊心の高さは
母の趙姫をも不安にさせる。
まあそれにしても実に憎らしい子役の多いドラマですこと(笑)安国君が王位について三日目に彼の五十歳を祝う宴が開かれた。
その中で呂不韋に献上された秘蔵の酒を飲んだ安国君は苦しみだし
王宮はにわかに騒がしくなる。
安国君は最後に太子の異人に趙姫と呂不韋の過去について打ち明けようとするが
呂不韋がそこに現われ、結局、嬴政ではなく成嶠を太子にするようにと遺言を残し
息絶えた。
まさかほんとに、しかもこんな速攻で殺ってしまうとは@@異人が王位を継ぎ、呂不韋は丞相となった。
王位継承で不安定なところにつけこみ秦を討伐しようとする周に対し、
重臣一同は及び腰な中、丞相の呂不韋は周を滅ぼすことを提言。
武官たちの支持を得て異人にも認められ、兵を率いて周を打ち滅ぼし
ついに九つの鼎を咸陽へと持ち帰った。
呂不韋は先王の後継者についての遺言について翻意を異人に求めるのだが、
もともとが長幼の序に逆らって王位を継いだ異人はそれをすぐには受け入れない。
その晩、樊於期が死を賭して異人の前へ姿を現した。
彼の口から趙姫と呂不韋についての事実が語られると
異人はその衝撃で倒れ、そして部屋の影では嬴政も密かにこの話を聞いていたのだった。
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・この呂不韋の物語というのは、
身分の違いという「世の中の仕組み」(既成概念)に対して
真っ向からけんかを挑み、そして半分成功して半分敗れた男の話なのかも知れない。
ある意味、一人で秦にけんかを売ったとも言える。この人はちょっとすごい。
・今のところこの人にとって、趙姫も別に女としてどうこうというわけではなく
あくまでその野望達成のための道具であり、
ソレは異人に対しても同じだ。
一族を失ってしまっても、すぐにそれを昭襄王からのイメージアップを図るため
前向きに利用するという、とんでもない強さがあるんですね。
頭が良くて物凄く冷徹なんだけど、
(自分を狙ってるのが安国君てのも最初からわかってたみたいだしな)
この人をそこまで突き動かすものは果たして何なのか…
・今回、だいたいの流れがわかっているので
いつものように隠さずにエンディングを普通に見てるんですけど、
喪服で嘆くあの姿って今回の一族を失ったあとの場面のものなのかな。
本編では使われなかったっぽいけど。
・このまま行くと異人が死んで、後継者問題もうやむやになり
嬴政が即位、という流れになりそうだけど、
そうなると確かに商人の呂不韋の血を継ぐ息子が皇帝になるという点で半分成功、なのだけど、
嬴政自身が今のところ、自分をそうだとは意識しておらず
結局身分の違いを乗り越えるということにはならないということだ。
・どうもようやく三話構成というリズムになれてきたのか、
たいてい二話目は順風満帆にことが進んでたところへ
最後になってグワッと物語が動く、という構成になってるね(笑)
・久しぶりに登場した昭襄王はすっかりおじいちゃんになっていた。
孫じゃなくて、曾孫だもんなぁ。なんとも微笑ましい1ショットであった。
すっかりヨボヨボなんだけど、言うことはきちっというあたりも
ボケてるわけじゃないというのがわかってうれしい。
このお方はほんとえらい長生きしたね。
・そして周っていまだに残ってたんですね(笑)
ここんとこもうほぼ存在をスルーされてたからなぁ。
それももうなくなって、いよいよ秒読み段階に入った。
はー、短いようで長かったなぁ。