太子何の嘆願により趙成の処刑は取り止められた。
父と出かけた狩りの場で、太子何は趙成を除こうとしたのは
自分の将来のためだったと聞かされ
父・武霊王から注がれている深い愛情を知る。
すばらしい親バカっぷり趙軍は胡人との雪辱戦に勝利し、首領が捕虜として引き立てられてきた。
武霊王はかつて受けた屈辱を晴らすべく、息子何に処刑を命じるのだが、
何は哀れみを感じて剣を捨ててしまう。
しかし一瞬の隙に首領に襲い掛かられ、組み伏せられそうになると
敵の喉を噛み切って殺した。
茫然とする息子を武霊王は誇らしげに抱きとめてやるのだった。
よくできました武霊王は秦の脅威に対するため太子何に王位を譲って身軽になり、
代わりに自分は主父の位についた。
自ら使者として秦に赴き秦昭王と対面した武霊王の胆力に昭王は感じ入り、
彼が生きている間は趙を攻めることはならぬと臣下に言い渡す。
今日はけんか売りにきたんだもんねところが、いざ秦から帰国してみると
王位についた何が大勢の兵士を任から解いて田舎に帰したと知り武霊王は怒る。
しかし何にも考えがあり、商鞅に倣って農業を推し進め
国力を蓄えようとしていたのだ。
これは道理ではあったのだが、武霊王には焦りがあった。
即ち、彼の代で秦を討ち果たしておかなくては、
後に何が一人で秦と対抗することはできないと考えていたのだ。
今ひとつ覇気の足りない何を発奮させるべく武霊王は一計を案じた。
彼が何を王位につけたことを後悔し、代わりに国を二つに分けて
兄・公子章にそれを譲ろうと考えているという噂を流して何を煽ろうとしたのだ。
ところが、いざ自分と対面した何は
自分の王位継承者としての正統性を主張するどころか
争いを防ぐために兄に王位を譲るなどと言い出したため、失望した武霊王は激怒。
何を殴りつけて意地でも発奮させようと荒療治に出ようとする。
しかしこれを見かねた母・呉娃が割って入り、
そして武霊王は誤って妻を突き飛ばし、鐘に頭を打ちつけた呉娃は死んでしまった。
衝撃を隠せない武霊王、そして何かを振り切ったかのような何であった…
そんなつもりはなかったんだよー----------------
・武霊王パパの子煩悩っぷり&息子への溢れる愛情が
なんとも素晴らしいではありませんか…と思って見てたら
いつまでたっても息子は不甲斐ないしで
まさかのショッキングなオチに次回、バッドエンドの悪寒が…
せっかくいい話っぽかったのに…T_T
・武霊王が焦る気持ちはよくわかるし、理屈としても正しい。
阿何の国力を蓄えるべきだという主張も決して間違ってはいない。
「空気読んでくれよ」と思わないでもないけど
息子が苦しむのを見ていられず割って入った呉娃ママの気持ちもわからんではない。
誰かが間違ってたわけじゃないんだけど
運命のいたずらで不幸がまいおりてしまった@@
・でもやっぱ、母ちゃんがあんまり甘やかしすぎたってのはあるよなぁ。
ここであんたが割って入ったら息子は育たないですよ。
結果的には育つことになったのかも知れんが…
息子思いではあったんだろうけど、前回も思ったが
あんまりいい母親とは言えないんじゃないだろうか。
・まあ、その辺の最後の怒涛の展開はともかくとして、
大胆不敵な武霊王は抜群にカッコいいね。
当時、自主的に王位を退いて息子に譲るってのは
あんまり普通はない話だったんじゃないだろうか?
退位を迫られる、とか以外では聞いたことないぞ。
それだけでもスゴイね。
・そしてエンディングじゃないのに
詩経の歌が入った演出にも驚いた。
演出効果的にも抜群だったと思う。
普通のドラマではなかなかこういうことをやらないだけにね(^^;
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(追記08, 8/20)
挿入歌の訳詞をアップしました。
→詩経 鄭風・子衿よりこれがまた、今回(第17集)の終わり方を考えると
なんともやるせないものがあります。