上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
これまであんま本編の内容とは関係ない雰囲気だけのものだと思って
意味はほぼスルーしてきた各章の「詩経」エンディングなんだけど、
ここに来て、実は全く脈絡がないというわけでもなく
微妙に本編の内容(テーマ)とリンクしてたりする??という疑惑が…


第15集 第五章 蘇張縦横(之三)
~蘇秦と張儀 合従策と連衡策の対決


斉から十城を返還させることに成功した蘇秦は燕へ報告へ戻り、
そして秦との縁談を止めさせるよう、元国王・易王の母である文侯夫人に頼む。
しかしその動きを察知して密かに燕へ来ていた張儀が…

白昼堂々の拉致事件@@

賈乙から夫人と蘇秦の関係を知って易王に密告したため
蘇秦は今では相思相愛の仲となった夫人と二度と会えない身となってしまった。

やっちゃった

夫人のはからいにより縁談の破棄には成功した蘇秦だったが
その帰りに道に刺客の襲撃を受け、賈乙が犠牲となる。

(;_;)

目前に迫った刺客を殺して蘇秦を助けたのは張儀だった。
連衡の策は合従の策と対抗することによって、初めて有用な策足りえる。
蘇秦が死んでしまっては秦王にとっての自分の価値もなくなることを
張儀はわかっていたのだ。

張儀は次なる計画として、六国中でも強大な楚を合従から引き離すことを企む。
靳尚(きんしょう)のつてで今では楚王の寵妃となった鄭袖と再会した張儀は
秦の領土六百里を楚に譲るという条件で楚と秦の和解を成立させる。
しかし魏の時と同様に、和議がなったとなると張儀は約束を翻し
怒った楚王は張儀の身柄引渡しを求めて秦を攻め、
さらに楚の領土を譲ってでも張儀を引き渡すことを要求した。
張儀の出世を疎ましく思っている相国の公孫衍(こうそんえん)の進言を受け、
張儀は逆に自ら楚の捕らわれ人となった。

靳尚から鄭袖を通じて楚王を説得させた張儀は刺客をかわして秦に戻り、
そして蘇秦は干ばつに乗じて秦を攻撃することを六国連合に提言する。
各国の連携による必勝の作戦を組み立てる蘇秦。
秦では慌てた恵文王が張儀を責め、
張儀はあっさりと自分が秦から離れることによって
楚王の怒りを秦からよそへ向けさせる策を進言した。

さようなら~

いざ攻撃の時が来ても連合の軍はそれぞれがそれぞれの思うままに利害で動くため
作戦は実行されない。
連合の失敗に絶望する蘇秦も撤退せざるを得ず、
そしてその後に刺客の手にかかって刺された。
蘇秦の最期の場面に行きすがった張儀は彼の頼みを受け、
かつて蘇秦が文侯夫人と約束した通りに、亡骸を彼女のところへ連れ帰ったのだった。

生まれた時代が悪かったのかも知れんね…

---------------

・うーむ…
なんつーか、もう明らかに勢力図がはっきりしてしまっているというか、
衛鞅のおかげで秦はスーパーパワーアップしたのに比べ、
他の六国はぜんぜんダメで、
上の人たちも頭が悪いためみんなで力をあわせて対抗することもできず
「どうせこの先何をやっても秦が勝つんだろ」みたいな諦観の空気が
観てる側に感じられるようになってしまったというか…

・政治戦という点では前回のほうが面白かったな。
今回はちょっとあまりにも仁義を無視して好き勝手やる張儀が
目に余るようになってきたというか。
はっきり言って、この男が何も報いを受けてないというのは
ちょっとむかつくね(笑)
楚王もとっ捕まえた時点で舌を引っこ抜くとかしてしまえばよかったものを…
こいつ、魏王とそのまんま同じ手口で詐欺に引っかかってるのも
ほんとバカだな(笑)

・と、そんな感じで張儀はやりたい放題なんだけど
蘇秦のほうはそんな張儀に腹を立てているのかと思えば、
別にそんなこともないみたいなんだよね。
要するに、蘇秦にとって張儀というのは
あくまで最初から最後まで「弟」であって、
何と言えばいいのか、彼にとってコレは兄弟げんかみたいなものだったのかも。
やんちゃな弟が自分の好き勝手にやっても
兄貴は本気で怒ったりはしないんだよね。
一番最初に面倒見てやったアレもまさに兄→弟といった具合の
世話のしかただし。

・大業を成し遂げるために、仁義にもとることなく進んだ蘇秦は
結局、自分たちのことしか考えない君主たちのために
夢を達成できずに諦観に包まれて死んで、
そしてそんな兄の思いやりの中で好き放題に遊んだ張儀ですらも、
ちょっと旗色が悪くなるとあれだけ仕えて役に立ってあげた秦の国王から
捨てられそうになった(正確には自分から飛び出したんだけど)。
この辺りの、この戦国中期~末期という時代のやるせなさといったものが、
今回の第五章のテーマだったのかな。

・あとちょっとややこしかったので整理しておくが、
最初に蘇秦が刺客に襲われて賈乙が死んじゃった(涙)場面のことだ。
1、最初に現われた刺客Aが蘇秦を殺そうとする(蘇秦をかばった賈乙が死亡)
2、その刺客Aを次に現われた刺客Bが殺す
3、その刺客Bは張儀を殿(大人)と呼んでおり、やっぱり蘇秦を殺そうとしていた
4、その後、秦に帰った張儀は恵文王に「燕王は蘇秦の命を助けた」

刺客Bは張儀を殿と呼んでたことから秦の手の者だな。
で、刺客Aは燕?
それとも最初から秦と燕で示し合わせて計画していたので
刺客Bが燕、刺客Aはそれ以外のどこかの者??
4の台詞については、張儀の嘘の報告だってのはわかるが。
あ、でも張儀は蘇秦に「刺客は燕の者ではない」と言ってたから
それを信じるとすると刺客A=燕はやっぱ違うか。

となると、燕でも秦でもないどこかの手の者が刺客Aで
刺客Bは秦。
最後に蘇秦を殺したのも刺客Aと同じ勢力ってことだろうか。

・まあ今となってはどうでもいいことかも知れないが、、
要は蘇秦は秦にとっては言うまでもないのに加えて
望まぬ合従を進めたってことで
いろんな人から邪魔者だと思われてたってことは確かだな。
でも同じように刺客から襲撃を受けて、
張儀はダミーの馬車で生き延びており
蘇秦は刺されて果てるというのが
これまたなんとも対照的で感慨深いな。

・そういや章が終わったため晴れてエンディングを普通に観れたので
演員表を確認してみたんだけど、
賈乙役の徐福来(検索ワードとして無茶苦茶探しづらい名前)って人、
まだ観てないドラマ「水滸伝」くらいにしかめぼしいのは見当たらなかった。
うーん、絶対「三国演義」らへんで見た気がするんだけど…

Secret

TrackBackURL
→http://khazad2.blog98.fc2.com/tb.php/219-4691d54f
QLOOKアクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。